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裁判年月日


 
事件番号
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雑誌
   
69141件中 64761-64780件目を表示中
  • [解 説]
     甲事件は,Z社が,自らが建築主となったマンションについて,A一級建築士が構造計算書上の耐震強度を故意に偽装したために法定の耐震強度を有しないマンションが建築されたことに関して,建築基準法所定の確認に関する事務をつかさどる建築主事が置かれた地方公共団体である各自治体を被告として,違...

    引用形式で表示 総ページ数:21 開始ページ位置:64
  • 《解 説》
    1 本件は,暴力行為等処罰に関する法律違反被疑,被告事件について,刑事訴訟法227条1項に基づき実施された証人尋問において,出頭した証人が宣誓を拒否したことから,裁判官が同証人を過料10万円に処したところ,同証人から同法429条1項4号に基づき準抗告が申し立てられた事案である。
     ...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:310
  • 平成21年度主要民事判例解説
    096 民事訴訟法|民事執行
    最高裁第三小法廷平成21年7月14日判決

    志田博文   

    債権配当において,配当期日までの遅延損害金の額を配当額の計算の基礎となる債権額に加えて計算された金額の配当を受けることができるとされた事例

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:216
  • 福岡地小倉支平21.7.14判決

    [解 説]
     1 本件は,被告から土地を購入した原告が同土地上に12階建てマンションを建築しようとしたところ,地中に岩塊,コンクリート埋設物,アセチレンボンベ等の埋設物が存在したため,当初予定した工法を用いることができず,工法変更を余儀なくされたことにより,増加工事費,工事遅延による逸失利益(...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:188
  • 第一小法廷平21.7.14決定

    [解 説]
     1 本件は,刑法96条の2にいう「強制執行」と抵当権の実行としての競売との関係が問題となった事案である。
     職権判示に係る強制執行妨害に関する事案の概要は,暴力団組長である被告人が,その立場を利用して,抵当権に基づく競売を妨害し,本件建物からの賃料等の多額の利益を得ようとして共犯...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:105
  • 第二小法廷平21.7.14判決

    [解 説]
     1(1)①事件は,Xが,貸金業者Yに対し,Yとの間の金銭消費貸借契約に基づいてした弁済につき,利息制限法1条1項所定の利息の制限額を超えて利息として支払われた部分(以下「制限超過部分」という。)を元本に充当すると過払金が発生しており,かつ,Yは過払金の取得が法律上の原因を欠くもの...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:117
  • 第三小法廷平21.7.14判決

    《解 説》
    1 本件は,Xが,X及びYほか5名を債権者,Aを債務者,Bを第三債務者とする債権執行の配当手続について作成された配当表の変更を求める配当異議事件である。
    2 事実関係の概要等は次のとおりである。
     (1)債権執行においては,債権者が元金及びこれに対する支払済みまでの遅延損害金の支払...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:96
  • 第三小法廷平21.7.14判決

    《解 説》
    1 本件は,平成16年の司法制度改革関連の法改正により新設され,平成18年10月2日から施行されている即決裁判手続に関し,違憲の主張等がなされた事件についての最高裁の判決である。事案は,自衛隊に勤務していた被告人が,業務上保管していた官給品のパソコン1台を横領したというものであり,...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:97
  • [解 説]
     1 事案の概要
     原告は,イオキ商事株式会社(以下「旧イオキ商事」という。)等を被告として,旧イオキ商事が虚偽の輸出許可申請を行ったため,同申請を基礎として出されていた大臣証明が取り消され,原告が納付金の納付を余儀なくされたと主張して,不法行為等に基づく損害賠償請求訴訟(以下「別...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:225
  • [解 説]
     1 本件事案の概要
     暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律3条の指定を受けた暴力団(いわゆる指定暴力団)である甲と,その下部組織である丙は,福岡県久留米市の市街地にあり,隣接して建てられていた3棟の建物(本件建物1ないし3,本件各建物)を暴力団組事務所として使用していた。...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:273
  • 知的財産高等裁判所平21.7.16判決

    〔解 説〕
     1 事案の概要
     本件は,原告が,指定商品を「化粧品」とし,「ラブコスメティック」の片仮名を標準文字で表して成る本願商標につき商標登録出願をしたところ,拒絶査定を受けたことから,これに対する不服の審判を請求したが,本願商標は,いずれも指定商品に「化粧品」を含み,「LOVE」の文字...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:213
  • 特定の種類の商品先物取引について差玉向かいを行っている商品取引員が、専門的な知識を有しない委託者との間で締結した商品先物取引委託契約上、委託者に対して負う説明義務及び通知義務

    廣谷章雄   

    最高裁第一小法廷平成21 年7 月16 日判決

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:156
  • 親権者の指定及び財産分与について協議がなく、離婚届書の署名押印後約8 か月間同居を継続した後に届出された協議離婚の効力(積極)

    住山真一郎   

    東京高裁平成21 年7 月16 日判決

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:162
  • 第一小法廷平21.7.16判決

    [解 説]
     1 本件は,被告人方住居兼事務所(本件建物)の使用方法等をめぐって被告人らとの間で民事上の紛争を有していた不動産会社(E不動産)の従業員Bが立入禁止等と記載した看板を本件建物に設置しようとした際,当時74歳の女性であった被告人が,これを阻止するため,当時48歳の男性であったBに対...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:61
  • [解 説]
     1 妻Yの離婚届の提出により,戸籍上,Yと夫Xとが協議離婚した旨の記載がされているところ,Xが,離婚届のXの署名押印はYが偽造したものであるから離婚は無効であるとして,その確認を求めた事案である。Yは,離婚届のXの署名押印は平成19年1月5日ころにX自身がしたものであり,Xからそ...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:213
  • [解 説]
     1 Xは,中古建設機械の販売及び輸出等を業とするものであり,平成19年5月18日ころ,パワーシャベルPC200―6E(以下「本件機械」という。)をAから買い受け,同年6月6日,輸出準備のため大阪南港に搬入したが,大阪税関における検査等で盗難物件(平成12年6月に盗難被害にあった。...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:199
  • [解 説]
     1 本件は,①被告人が,高校敷地内に侵入し,クラブ部室内で女子高校生を強姦しようとしたが,その目的を遂げなかった事件,②共犯者1名と共謀の上,病院敷地内で,被告人が女性看護師を強姦しようとしたが,その目的を遂げなかった事件からなる事案である。本判決は,このうち②について,集団強姦...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:282
  • 第一小法廷平21.7.16判決

    《解 説》
    1 本件は,Xらが,Yに委託して行った商品先物取引において損失を被ったことにつき,Yに説明義務違反があったなどとして,Yに対し,商品先物取引委託契約上の債務不履行に基づく損害賠償を求める事案である。
    2 事実関係は,次のとおりである。
     (1)X1は,融資等を目的とする会社であり,...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:84
  • 第一小法廷平21.7.16判決

    《解 説》
    1 本件は,石油製品の運搬等を目的とする会社の代表取締役である被告人が,同社の運転者に,労使協定によって定められた1か月130時間の延長労働時間を超えて時間外労働をさせるなどした労働基準法違反等の事案である。
     労基法32条1項は,使用者は,労働者に,1週間について40時間を超えて...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:119
  • 平成21年度主要民事判例解説
    030 民法|契約
    最高裁第二小法廷平成21年7月17日判決

    安福達也   

    自動車の買主が,当該自動車が車台の接合等により複数の車台番号を有することが判明したとして,錯誤を理由に売買代金の返還を求めたのに対し,売主が移転登録手続との同時履行を主張することが信義則上許されないとされた事例

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:78