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雑誌
   
69099件中 61041-61060件目を表示中
  • 《解  説》
     本件は,タクシー運転手であった被告人が,深夜,乗客を乗せて走行中,対面信号機の赤色表示を見落として交差点に進入した過失により,左方道路から進行してきた相手車両に自車左側面を衝突させて,乗客を死亡させたほか,相手車両の運転者に傷害を負わせたとして起訴された事案であり,被告人の対面...

    引用形式で表示 総ページ数:15 開始ページ位置:290
  • 《解  説》
     1 本件は,拘置所内の未決勾留中の者に対する医療処置の妥当性,いわゆる「期待権」侵害の有無,説明義務違反,身柄拘束の是非等が争点になった事案である。
     2 事案の概要は,次のとおりである。X1は,住居侵入の被疑者として東京拘置所に未決勾留されていたが,平成13年4月1日午前7時...

    引用形式で表示 総ページ数:30 開始ページ位置:131
  • 《解  説》
     1 本件は,スウェーデン貿易公団の日本支部に勤務していた原告が,上司であった被告に対し,被告が,女性が働きづらい職場環境を作り出して楽しむ,原告の体を触る,原告に男女関係を持つよう誘いかけるなどし,原告がこれに応じないことで嫌がらせ等の不利益扱いをした上,原告を自主退職という形...

    引用形式で表示 総ページ数:13 開始ページ位置:216
  • 《解  説》
     1 本件の事案は,Xら親子とYが共有する通路(本件通路)を巡る紛争である。Xらからは多岐にわたる主張及び請求がなされているが,本判決が注目されるのは,原判決では認容されていた本件通路についての共有物分割請求(乙事件)を斥けた点である。そこで,以下においては,その点に関する限りで...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:186
  • 《解  説》
     1 日本法人X(株式会社デサント)は,ドイツ法人Y1(アディダス-サロモンAG)との間で,1980年以降,Y1のアディダスブランドのスポーツ衣料,シューズ等のライセンス契約を締結し,日本での独占的製造販売権の許諾を受け,1992年には,それまでの契約を一本化し,すべてのアディダ...

    引用形式で表示 総ページ数:20 開始ページ位置:267
  • 名古屋地平16.1.28判決

    《解  説》
     1 事案の概要
     (1) 地方自治体であるXは,財務会計業務や税関連業務などの行政事務に関し,総合的な情報システム(本件総合システム)を導入することを目指し,システム導入におけるXの基本方針(ソフトウェアに関して,パッケージソフトの標準機能を極力活用し,カスタマイズは必要最小限...

    引用形式で表示 総ページ数:18 開始ページ位置:198
  • 《解  説》
     1 トルコ共和国国籍を有するX(1審原告)は,平成7年11月15日,短期滞在の在留資格で本邦に入国後,同月29日に日本人女性と結婚し,「日本人の配偶者等」の在留資格を得たものの,平成9年9月29日に協議離婚したことから,平成10年7月16日,「定住者」の在留資格に変更する旨の申...

    引用形式で表示 総ページ数:29 開始ページ位置:192
  • 《解  説》
     1 Xらは,Y(旅行会社)の主催した「西トルキスタン・大シルクロード」と称する旅行(以下「本件旅行」という。)につき旅行契約を締結したが,出発4日前の平成13年9月11日にいわゆる米同時多発テロが発生し,旅行先の隣接地域であるアフガニスタン情勢の悪化を懸念する報道がされたため,...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:207
  • 《解  説》
     1 本件は,YがXの取引先に対し,X製品の販売がYの有する商標権及び著作権の侵害に該当する旨告知した行為が不正競争防止法(以下「法」という)2条1項14号所定の不正競争行為(虚偽事実の告知流布)又は不法行為に該当するかどうかが争われた事案であるが,その概要は次のようなものである...

    引用形式で表示 総ページ数:12 開始ページ位置:255
  • 名古屋地平16.1.29判決

    《解  説》
     1 本件は,地方公共団体の実施する農業集落排水事業に伴う維持管理分担金の負担について,その適法性が争われた事案である。
     被告村長は,原告世帯の居住する住宅が,同事業の中核施設となる汚水処理場に連なる管路施設にいつでも排水管等の排水設備を接続して排水施設を利用できる状態になった...

    引用形式で表示 総ページ数:12 開始ページ位置:150
  • (1)地方公務員災害補償法上の補償を受ける権利の消滅時効の起算点 (2)地方公務員災害補償法上の補償を受ける権利の消滅時効の援用の要否(消極)

    金子順一   

    東京地裁平16.1.29

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:30
  • 破産会社の賃借した不動産を破産宣告後も賃借していた破産管財人が,財団債権となる賃料等の支払に破産会社の差し入れていた敷金を充当する旨の合意をして敷金を消滅させたことにつき,破産会社から当該敷金に質権の設定を受けていた債権者に対し,その充当額を不当利得として返還しなければならない場合

    滝澤孝臣   

    横浜地裁平16.1.29

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:62
  • 職務発明に係る外国特許を受ける権利等の譲渡契約の成立及び効力についての準拠法を日本法とした上,特許法35条(平成16年法律第79号による改正前のもの)の規定は,外国特許を受ける権利等の譲渡についても適用されるとし,包括的ライセンス契約及び包括的クロスライセンス契約について使用者等が受けるべき利益の額を算定して,従業員からの職務発明についての対価の請求を認容した事例

    清水節   

    東京高裁平16.1.29

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:230
  • 《解  説》
     1 本件事案の概要は次のとおりである。Xは東京消防庁の音楽隊に勤務する消防吏員であったが,平成元年3月15日,演奏会場に向かうバスに乗車していたところ,同車内において,同僚職員が左手に持っていた大型ドライバーの先端がXの歯部に当たり受傷した(以下「本件災害」という)。Xは,各医...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:127
  • 《解  説》
     1 本件は,Yの従業員であったXが,在職中にした本件各発明につき,Yに対し,特許法35条3項に基づく相当の対価の支払を請求し,これにつき原判決がXの請求を一部認容したのに対し,当事者双方が,これを不服として,控訴を提起した事案である。
     本判決は,本件発明1(楕円発光半導体レー...

    引用形式で表示 総ページ数:42 開始ページ位置:134
  • 6 医師の顛末報告義務

    剱持淳子   

    第1 はじめに
    第2 医師の説明義務の概観
    第3 医師の顛末報告義務の発生根拠
    第4 遺族に対する顛末報告義務の法律構成
    第5  患者・遺族に対する顛末報告義務発生の要件の関係で考慮すべき諸点
    第6 説明の内容・程度,方法,時期等
    第7 原因解明(究明)義務
    第8 損害
    第9 おわりに

    引用形式で表示 総ページ数:39 開始ページ位置:168
  • 《解  説》
     1 事案の概要
     本件は,東京都立広尾病院において,慢性関節リウマチの治療として行われた左中指滑膜切除手術の術後療養中に死亡した女性亡Aの遺族である原告らが,①被告東京都に対し,広尾病院の担当看護婦(現在の呼称は「看護師」であるが,本件当時は「看護婦」)による点滴薬剤の取り違え...

    引用形式で表示 総ページ数:28 開始ページ位置:243
  • 青色発光ダイオード事件第一審判決 職務発明の対価として200億円の一部請求が全額認容された事例

    大野聖二   

    東京地裁平16.1.30

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:164
  • 離婚請求訴訟の国際裁判管轄

    近藤ルミ子   

    東京地裁平16.1.30

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:236
  • 《解  説》
     1 事案の概要
     本件は,夢の実用技術といわれ,20世紀中の開発は無理とまでいわれていた青色LED(発光ダイオード)に関する発明につき,職務発明の相当対価として200億円という巨額の支払を命じたことで,大々的に報道された事案である。
     Xは,Y会社在職中にした青色LED(発光ダ...

    引用形式で表示 総ページ数:30 開始ページ位置:130