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雑誌
   
69077件中 65221-65240件目を表示中
  • [解 説]
     1 Y1は,昭和36年7月3日,Aから本件土地を購入して,これを利用してきたが,平成12年ころ,不動産業者であるY2に対し,本件土地売却の仲介業務を委託した。本件土地の登記上の地番は,23番11である。
     Xは,家屋を建築するための土地を探して,Y2を訪れ,本件土地の現況求積図及...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:190
  • 福岡高那覇支平22.3.9判決

    [解 説]
     本件は,被告人が,隣人である被害者に対し,その頭部や顔面を多数回斧で殴打して殺害した事案であり,主な争点は,被告人の責任能力の有無である。
     責任能力の判断に関して重要と思われる事実は,おおむね,次のとおりである。
     被告人は,犯行当時76歳の男性であり,前科・前歴はない。被告人...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:278
  • 福岡高那覇支平22.3.9判決

    [解 説]
     1 事案の概要
     (1)事案の骨子
     本件は,平成21年8月30日に施行された衆議院議員総選挙(本件総選挙。以下,本判決の略語表に従った略語を用いる。)につき,いわゆる投票価値の不平等(一票の較差)が違憲であるとして,当該選挙を無効とすることを求めた事案である。
     (2)選挙制度...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:46
  • 嫡出子と嫡出でない子の相続分の区分の合憲性について,適用違憲とした事例

    二宮周平   

    東京高裁平成22 年3 月10 日判決

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:192
  • [解 説]
     1 事案の概要
     AとBは,昭和30年ころに知り合って深い仲となり,AはBの住居を用意して,そこに頻繁に通い,その生活費を負担するなどその生活を全面的に支えるようになり,昭和39年には2人の間にXが生まれた。Aは,平成4年にXから提起された認知の訴えにおいては,特にこれを争わなか...

    引用形式で表示 総ページ数:21 開始ページ位置:210
  • 山口地下関支平22.3.11判決

    [解 説]
     1 本件は,被相続人Aの共同相続人の1人である原告が,信用金庫である被告に対し,Aの預金を相続したとして,その払戻しを請求した事案である。
     Aは,被告に,普通預金,定期預金,定期積金(以下,併せて「本件預金」という。)を有していたが,平成17年6月25日に死亡し,Aの4人の子が...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:193
  • [解 説]
     1 X1の所有するA漁船は,平成19年2月9日,鹿児島県種子島南東方沖合において,まぐろ延縄漁の投縄を終えて漂泊中に,Yの所有するB貨物船に衝突され,A漁船は沈没し,乗船していた船長のX1と漁師X2,カメラマンX3が負傷した。
     そこで,X1~X3とX3の使用者であるX4は,Yに...

    引用形式で表示 総ページ数:19 開始ページ位置:201
  • [解 説]
     1 甲社は,乙社から120億円を借り入れて,丙社の支配下にあった丁社の過半数の株式を取得して丁社の親会社となり,甲社代表取締役S1,取締役S2,S3を丁社の取締役とし,丁社の取締役会は,代表取締役社長S1,取締役副社長S2,非常勤取締役S3,丁社の前代表取締役社長S4,同前常務取...

    引用形式で表示 総ページ数:20 開始ページ位置:147
  • 東京地方裁判所平22.3.15判決

    [解 説]
     1 本件は,食品メーカーにおいて物流管理等の業務に従事していた41歳の労働者Aが,持病である気管支喘息(以下「喘息」という。)を悪化させ,その発作により心臓停止に至り死亡した(以下「本件喘息死」という。)場合において,本件喘息死が業務に起因するものかどうかが争われた事案である。
    ...

    引用形式で表示 総ページ数:17 開始ページ位置:113
  • [解 説]
     1 事案の概要
     造船会社であるAは,社長の交代に伴い財務諸表を検討した結果,前年の決算で損失を生じており,債務超過状態であることが判明した。Aは資金繰りを検討した結果,資金不足が見込まれたため,債権者である金融機関に対して任意整理手続の開始と債務の弁済の一時停止を申し入れた。そ...

    引用形式で表示 総ページ数:13 開始ページ位置:266
  • 宇都宮地平22.3.15判決

    [解 説]
     Xは,株式会社であるAに商品を売ったが,Aはその代金の一部をXに支払わないうちにYにその事業の全部を譲渡した。Xは,Yに対し,YがAから事業譲渡を受け,かつ,譲渡会社であるAの商号を引き続き使用していると主張し,会社法22条1項に基づき上記未払代金の支払を求めた(Xは他の根拠も主...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:231
  • 第一小法廷平22.3.15決定

    [解 説]
     1 本件は,被告人が,自らが開設したインターネット上のホームページ内において,フランチャイズによる飲食店の加盟店の募集及び経営指導等を業とする被害会社がカルト集団である旨記載した文章や,同社が会社説明会の広告に虚偽の記載をしている旨の文章を不特定多数の者に閲覧させたとして,名誉毀...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:93
  • 弁済充当指定権の行使時期 債権者が特約に基づく弁済充当指定権を行使できる時期

    村田渉   

    最高裁第三小法廷平成22 年3 月16 日判決

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:78
  • 株主総会の決議を経て内規に従い支給されることとなった会社法361 条1 項にいう取締役の報酬等に当たる退職慰労年金につき、集団的、画一的な処理が制度上要請されているという理由のみから,内規の廃止により未支給の退職慰労年金債権を失わせることの可否

    中山誠一   

    最高裁第三小法廷平成22 年3 月16 日判決

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:210
  • 固有必要的共同訴訟において合一確定の要請に反する判決がされた場合と不利益変更禁止の原則

    増森珠美   

    最高裁第三小法廷平成22 年3 月16 日判決

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:222
  • 破産手続開始後に物上保証人が主債務者とともに根抵当権者の複数の被担保債権のうちの一部の債権につきその全額を弁済した場合に、根抵当権者たる債権者が破産手続において上記弁済に係る債権を行使することの可否

    影浦直人   

    最高裁第三小法廷平成22 年3 月16 日判決

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:282
  • 第三小法廷平22.3.16判決

    [解 説]
     1(1)本件は,亡Aとその内縁の妻との間の子であるXが,亡Aとその離婚した妻との間の子であるYらに対し,「Y2は,同人に亡Aの遺産のほぼ全部を相続させる旨の亡Aの自筆証書遺言書(以下「本件遺言書」という。)を偽造したものであり,民法891条5号所定の相続人欠格者に当たる」旨主張し...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:82
  • 第三小法廷平22.3.16決定

    [解 説]
     1 本件は,被告人が,被告人方に住まわせていた被害児童に対する傷害罪,被害児童に淫行をさせたという児童淫行罪,その姿態を撮影した画像により児童ポルノを製造した児童ポルノ製造罪という事案である。
     1審においては事実関係に争いがなく,1審判決は被告人を懲役3年6月に処した。被告人は...

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:92
  • 第三小法廷平22.3.16判決

    [解 説]
     1 本件の事実関係は,次のとおりである。すなわち,A(中小企業金融公庫)は,Bに対し,合計5口の債権を有しており,B及びCは,それぞれ自己の所有する不動産に,これら5口の債権を被担保債権とする根抵当権を設定し,Dは,BのAに対する5口の債務について保証をした。主債務者B及び保証人...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:106
  • 第三小法廷平22.3.16判決

    [解 説]
     1 本件は,Y銀行の取締役を退任したXが,株主総会決議等を経て,当時の役員退職慰労金規程(以下「本件内規」という。)に従い退職慰労年金(月額13万3000円,支給期間20年間)を受給していたところ,その後に開催されたYの取締役会で本件規程の廃止決議がされたとしてその支給が打ち切ら...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:114