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69141件中 63741-63760件目を表示中
  • 民事執行判例・実務フロンティア2011年版
    5 不動産執行〔売却-売却取消等〕
    東京高裁平成19年12月7日決定

    大門匡    千葉和則    村上泰彦    松田浩養    瀬川裕香子    栗原志保    猪股直子    酒井智之    行廣浩太郎   

    現況調査報告書及び評価書に目的不動産がシロアリ被害を受けている旨の記載がない場合において、当該損傷が軽微であるといえるかどうかを判断するために、売却許可決定取消申立てを却下した原決定を取り消して、事件を原審に差し戻した事例

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:246
  • 《解 説》
    1 本件は,競売手続で買い受けた建物にシロアリ被害が生じていたとして,その買受人であるXが,民事執行法188条の準用する同法75条所定の「損傷」を理由に,売却許可決定の取消しを申し立てた事案である。
    2 本決定の前提となる事実関係として,Xが買い受けた本件建物に,その被害程度はとも...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:293
  • 《解  説》
     1 本件は,日本道路公団(平成17年10月1日に分割民営化される前のもの。以下「JH」という。)の理事である被告人が,①JHの理事兼技師長や副総裁を務めていたA,JHのOBで甲社の顧問であるB及び甲社など鋼橋工事会社47社(以下「本件47社」という。)の担当者らと共謀の上,JH...

    引用形式で表示 総ページ数:40 開始ページ位置:142
  • 最高二小平19.12.7判決

    《解  説》
     1 事案の概要
     X(被上告人)は,採石業等を目的とする株式会社である。Xは,鹿児島県出水郡東町獅子島所在の採石場において岩石の採取を行うことを計画し,鹿児島県知事に対し,岩石の採取計画の認可の申請をしたが,知事は,汚濁水の流出による漁業被害が懸念されるとして,採取計画の認可を...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:191
  • 東京地平19.12.10判決

    《解 説》
    1 本件は,Yが発行した新聞紙上に,警視庁はX1が「テロ資金」を海外へ送金するための地下銀行を営んでいた疑いがあるとみて捜査しているなどの記事(以下「本件記事」という。)が掲載されたことについて,X1及びX1が代表取締役を務める株式会社X2が,本件記事により名誉を毀損されたと主張し...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:190
  • 世田谷区清掃・リサイクル条例と刑罰法規の明確性

    服部悟   

    東京高裁平成19 年12 月10 日判決

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:513
  • 大阪地平19.12.10判決

    《解  説》
     1 本件は,交通事故によって脳挫傷等の傷害を負い,神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し,常に介護を要する状態になった被害者(X1)とその両親(X2,X3)とが,交通事故の加害者(Y1)に対しては民法709条により,加害車両の保有者(Y2)に対しては自動車損害賠償保障法3条に...

    引用形式で表示 総ページ数:14 開始ページ位置:200
  • 東京高平19.12.10判決

    《解  説》
     1 本件は,古紙回収業を営む被告人が,東京都世田谷区が制定した世田谷区清掃・リサイクル条例(平成11年条例第52号。以下「本条例」という。)で禁止されている区内の集積所に置かれた古紙の収集を行い,区長から禁止命令を受けたのに,この禁止命令に違反して再び区内の集積所に置かれた古紙...

    引用形式で表示 総ページ数:15 開始ページ位置:82
  • 1 民事訴訟の当事者が開示義務を負う情報をその訴訟当事者でない金融機関が有している場合に,その情報は当該金融機関にとって民訴法197条1項3号の職業の秘密にあたるか(消極) 2 上記の情報を内容とする文書が民訴法220条4号ハ所定の文書に該当しないとされた事例

    佐賀義史   

    最高裁第三小法廷平成19年12月11日決定

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:174
  • 東京高平19.12.11判決

    《解  説》
     1 本件の概要
     本件は,被告人が政治ビラを分譲マンション(以下「本件マンション」という。)の各住戸のドアポストに投函する目的でその共用部分に立ち入ったことが住居侵入罪に問われた事案である。
     上記事実関係について,検察官は,住居侵入罪の成立を主張し,弁護人は,①本件の捜査手続...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:331
  • 最高三小平19.12.11決定

    《解  説》
     1 本件は,遺留分減殺請求訴訟の原告である申立人ら(原審の相手方,許可抗告の抗告人)が,その被告である甲野一郎の取引金融機関たる相手方(原審の抗告人,許可抗告の相手方)に対し,一郎と相手方平田支店との平成5年からの取引の履歴が記載された取引明細表の提出命令を求める事案である。一...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:126
  • 1 被疑者の勾留請求の資料とされた告訴状及び被害者の司法警察員に対する供述調書等が民訴法220条3号後段所定の法律関係文書に該当するとされた事例 2 上記各文書につき申し立てられた文書提出命令に対してその所持者である国が刑訴法47条に基づき提出を拒絶したことが裁量権の範囲を逸脱し又はこれを濫用したものとされた事例

    須藤典明   

    最高裁第二小法廷平成19年12月12日決定

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:176
  • 最高二小平19.12.12決定

    《解  説》
     1 本件は,強姦の被疑事実に基づき逮捕,勾留され,その後不起訴処分となった被疑者が,検察官のした勾留請求が違法であるなどと主張して,国に対して国家賠償を求める本案訴訟において,勾留請求の資料として勾留担当裁判官に提出された告訴状や被害者の供述調書等について,これを所持する国を相...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:155
  • 1 信用保証協会が,金融機関からの依頼に基づき企業実体のない会社の金融機関からの借入れにつき保証契約を締結した場合,その保証契約の意思表示には要素の錯誤があり,重大な過失があるとはいえないとされた事例 2 第三者の詐欺により意思表示に要素の錯誤が生じた場合に,民法96条2項若しくは3項の適用又は類推適用を否定した事例

    真鍋美穂子   

    東京高裁平成19年12月13日判決

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:22
  • 東京地平19.12.13判決

    《解  説》
     国土交通省自動車交通局長は,平成16年9月16日,一般乗用旅客自動車運送事業(タクシー事業)の運賃及び料金に関する通達(平成13年10月26日付国自旅第100号通達「一般乗用旅客自動車運送事業の運賃及び料金に関する制度について」,同第101号通達「一般乗用旅客自動車運送事業の運...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:89
  • 横浜地平19.12.13判決

    《解  説》
     1 本件は,平成14年1月10日,横浜市瀬谷区の路上で発生した三菱自動車工業株式会社(三菱自工)製トラックの左前輪タイヤ脱落事故(路上を走行していたトラックの左前輪タイヤが,突然脱落し,歩道上にいた母子3人に衝突して,母親が死亡し,2人の乳幼児が傷害を負った事故。「瀬谷事故」と...

    引用形式で表示 総ページ数:35 開始ページ位置:300
  • 東京地平19.12.13判決

    《解  説》
     1 事案の概要は次の通りである。
     A(昭和22年生)は,昭和49年,公立学校教員となり,平成9年,B中学校教頭となった。Aは,教頭として,日常,校内巡回,外部からの電話対応,公文書の整理・処理,所属職員の勤務状況の掌握等の業務を行っていた。B中学校は,平成12年,創立50周年...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:198
  • 大阪地平19.12.13判決

    《解  説》
     1 事案の概要
     国税徴収法39条は,滞納者である本来の納税義務者が,その国税の法定納期限の1年前の日以後にその財産について無償又は著しく低い額の対価による譲渡等の第三者に利益を与える処分を行ったために,本来の納税義務者に対して滞納処分を執行してもなお徴収すべき額に不足すると認...

    引用形式で表示 総ページ数:19 開始ページ位置:169
  • 最高一小平19.12.13判決

    《解  説》
     1 事案の概要
     Xは,郵政事務官として採用され,A郵便局に勤務して郵便集配業務に従事していた者であるが,採用になる約8か月前の学生時代にM48戦車輸送阻止闘争(ベトナム反戦行動)に参加し,その際犯した公務執行妨害罪により,採用から約7か月後の昭和48年12月7日に懲役4月,執...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:133
  • 最高三小平19.12.13決定

    《解  説》
     1 本件は,「氏名不詳者らと共謀の上,みだりに,営利の目的で,覚せい剤を輸入しようと企て,マレーシア発・成田国際空港行きの航空機により,スーツケース内に隠匿した2kg余りの覚せい剤を本邦に輸入するとともに,同空港内の旅具検査場で携帯品検査を受けるに際し,上記覚せい剤を携帯してい...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:206