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69163件中 61521-61540件目を表示中
  • 最高二小平16.11.11決定

    《解  説》
     1 本件は,刑事未成年者である少年(当時12歳)が,マンション4―5階の踊り場から,遊び相手の男の子(当時5歳)を突き落として重傷を負わせたという事件に関するものである。
     同事件は,①触法(殺人未遂)保護事件,②強制的措置許可申請事件(少年法6条3項,18条2項,児童福祉法2...

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:143
  • 8 使用者責任の研究ー取引的不法行為における使用者への責任帰属の問題

    森田亮    松浪聖一    森永亜湖    矢野紀夫    森千春    烏田真人    髙橋祐喜    中村修輔    玉田雅義    船所寛生    中村美佐子    齊藤恒久    中村海山   

    はじめに
    第1章 総論
    第1 収集裁判例の概況の紹介
    第2 使用者責任の意義・性質・機能
    第3 取引的不法行為における使用者責任の要件事実
    第2章 使用関係
    第1 判例及び学説の状況
    第2 収集裁判例の分析
    第3章 事業執行性
    第1 二段構えの構造
    第2 使用者の「事業」の範囲
    第3 被用者の「職務」の範囲
    第4 まとめ
    第4章 悪意•重過失
    第1 判例及び学説の状況
    第2 収集裁判例の分析
    第5章 過失相殺
    第1 問題の所在
    第2 被用者との関係で過失相殺を行わない場合の使用者との関係での過失相殺の可否
    第3 使用者との関係で過失相殺が行われる場合の考慮要素と過失割合
    第4 職権による過失相殺
    おわりに
    別表1 個人的取引事案一覧
    別表2 取引的不法行為・収集裁判例一覧
    別表3 使用関係シート
    別表4 職務の範囲・考慮要素シート
    別表5 悪意•重過失, 過失相殺シート

    引用形式で表示 総ページ数:146 開始ページ位置:208
  • (1)階層的に構成されている暴力団の最上位の組長と下部組織の構成員との間に同暴力団の威力を利用しての資金獲得活動に係る事業について民法715条1項所定の使用者と被用者の関係が成立しているとされた事例 (2)階層的に構成されている暴力団の下部組織における対立抗争においてその構成員がした殺傷行為が民法715条1項にいう「事業ノ執行ニ付キ」した行為に当たるとされた事例

    内藤和道   

    最高裁第二小法廷平16.11.12

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:100
  • 福岡高平16.11.12判決

    《解  説》
     1 本件は,①株式会社ロプロ(旧商号株式会社日栄)と継続的手形貸付契約を締結して反復継続して借り受けた者が,日本信用保証株式会社に対する保証料及び事務手数料を含む利息を利息制限法3条の利息として同法の制限を超える部分を元本に充当すると過払金が生じていると主張して不当利得返還請求...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:231
  • 最高二小平16.11.12判決

    《解  説》
     1 本件は,暴力団抗争において下部組織の構成員がした殺傷行為について上位組織の組長に使用者責任が問えるか否かが問題となったケースである。
     2 暴力団A組の3次組織であるB組の組員らが,従前から対立関係にあるC組の系列組織との間で抗争状態が生じた際,警備に当たっていた警察官を対...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:134
  • 大阪地平16.11.17判決

    《解  説》
     1 事案の概要等
     本判決の認定及び記録によれば,本件の事案の概要は次のようなものである。
     犯行当時少年であった被告人が,共犯者の少年2名と共に,中年男性に暴行を加えて金品を奪取する,いわゆる「おやじ狩り」をしようと企て,具体的には,中年男性の背後からその背中に跳び蹴りを食ら...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:114
  • 分譲住宅の譲渡人の重要な事項の説明義務違反と譲受人の慰謝料請求の可否

    塩崎勤   

    最高裁第一小法廷平16.11.18

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:48
  • 有責配偶者からの離婚請求を認容することができる場合に当たらないとされた事例

    東條宏   

    最高裁第一小法廷平16.11.18

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:120
  • 婚姻外の男女の関係を一方的に解消したことにつき不法行為責任が否定された事例

    若林昌子   

    最高裁第一小法廷平16.11.18

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:126
  • 説明義務・情報提供義務をめぐる判例と理論 不動産取引 判例分析 売主の義務 分譲住宅の譲渡契約の譲受人が同契約を締結するか否かの意思決定をするに当たり価格の適否を検討する上で重要な事実につき譲渡人において説明をしなかったことが慰謝料請求権の発生を肯認し得る違法行為と評価すべきものとされた事例

    二宮照興   

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:144
  • 最高一小平16.11.18判決

    《解  説》
     1 本件は,財産的利益に関する意思決定権侵害に基づく慰謝料請求が認められるか否かなどが争われた事案である。
     Xらは,住宅・都市整備公団(住宅公団)との間で,その設営に係る団地内の住宅につき賃貸借契約を締結していたところ,住宅公団が行う団地の建て替え事業に当たって,建て替え後の...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:135
  • 最高一小平16.11.18判決

    《解  説》
     1 本件は,婚姻届を出さずに別居しながら子供2人をもうけ,約16年間にわたり婚姻外の男女関係(「パートナーシップ関係」)を続けた女性(原告)が,相手の男性(被告)から突然かつ一方的に関係解消を通告された上,被告が別の女性と婚姻したことによって精神的損害を受けたとして,慰謝料50...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:144
  • 最高一小平16.11.18判決

    《解  説》
     1 本件は,別居期間2年4か月で7歳の未成熟子がいるケースにおいて,有責配偶者である夫が,妻の潔癖症を理由に離婚請求をした事案である。事案の概要は次のとおりである。
     原告(夫,原審口頭弁論終結時34歳)と被告(妻,原審口頭弁論終結時33歳)は,平成6年に婚姻し,平成8年に長男...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:165
  • 最高一小平16.11.18判決

    《解  説》
     1 土庄町の住民であるX(上告人)は,平成12年12月21日,土庄町情報公開条例所定の実施機関であるY(被上告人)に対し,「平成12年12月定例土庄町議会においてなされたA議員の質問部分及びそれに対する答弁(回答)部分の収録された録音テープの全部」の公開を請求した。ところが,Y...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:123
  • ホテルでの4日間の展示会における商品販売が、特商法上の訪問販売に該当しないとして、クーリング・オフが認められなかった事例

    小堀悟   

    名古屋地裁平16.11.19

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:47
  • 東京地平16.11.19判決

    《解  説》
     1 Xは,平成14年12月31日,山形県米沢市所在の天元台スキー場(以下「本件スキー場」という。)において,同スキー場で借りたチューブ型そり(以下「本件そり」という)に乗って,本件スキー場しらかばゲレンデを滑走していたところ,制御が利かず加速した状態でリフトの本件鉄柱に衝突し(...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:227
  • 東京地平16.11.24判決

    《解  説》
     本件は,Yが運営するインターネット上の掲示板に記載された情報によって名誉,プライバシー又は名誉感情を傷つけられたとするXが,Yに対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項に基づく発信者情報の開...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:265
  • 東京地平16.11.24判決

    《解  説》
     1 原告及び被告は,ともに,玩具の製造,販売等を業とする会社である。被告は,平成10年9月から,女性ドール用素体(被告商品)を製造,販売していたところ,被告が製造,販売する商品の金型の製作等を委託していた原告も,平成14年5月から,女性ドール用素体等(原告商品)を製造,販売した...

    引用形式で表示 総ページ数:15 開始ページ位置:309
  • 東京地平16.11.25判決

    《解  説》
     1 本件は,新聞社のXが,雑誌社のYに対し,Yの発行している週刊誌「週刊新潮」に「読売新聞の伏魔殿『販売局』に国税のメスが入った 裏金スキャンダル」との見出しの記事及び同様の記載の見出しを付けた当該週刊誌の広告がそれぞれ掲載されたことにより,Xの名誉・信用が毀損されたとして,不...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:309
  • 最高一小平16.11.25判決

    《解  説》
     第1 事案の概要
     1 Xは,昭和47年10月にAと婚姻したが,平成5年2月にAと調停離婚した。Yが平成8年6月8日(土曜日)午前8時35分から,NHK総合テレビジョン番組「生活ほっとモーニング」において,「妻からの離縁状・突然の別れに戸惑う夫たち」と題する放送(以下「本件放送...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:125