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雑誌
   
69077件中 60541-60560件目を表示中
  • 《解  説》
     1 事案の概要
     本件は,約15メートルの高低差がある傾斜地に地下4階地上3階建てのマンション(以下「本件建築物」という。)を建築する旨の確認申請がなされ,被告建築主事が建築確認処分(以下「本件処分」という。)をしたところ,建築予定地周辺に居住する原告らが,建築基準法の高さ制限...

    引用形式で表示 総ページ数:18 開始ページ位置:164
  • 離婚後単独親権者となった母親から父親に対し,子の引渡しを求めた場合に,父親には子の引渡しを拒絶し得る法律上の根拠はなく,母親の申立てが子の福祉に反することが明らかな場合等の特段の事情が認められない限り,子の引渡しを認容すべきであるとした事例

    中山直子   

    東京高裁平15.3.12

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:106
  • 《解  説》
     1 本件は,肺動脈狭窄の解除,心室中隔欠損及び心房中隔欠損の各閉鎖の手術を受けた2歳の男児が,手術後集中治療室(ICU)に収容されていた際,致死的不整脈である心室細動を起こしたのに,その発見が遅れ,約13分間,救急措置が執られなかったため,酸素欠乏に基づく全治不明の低酸素性脳症...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:302
  • 《解  説》
     本件は,麻疹,おたふくかぜ,風疹の混合ワクチン(MMR)の予防接種を受け,その副作用により死亡あるいは重篤な後遺障害を負った遺族及び被害者が国家賠償法,憲法29条3項により国に対し,債務不履行及び不法行為によりワクチンを製造した被告法人に対し,損害賠償を求めたものである。
     本...

    引用形式で表示 総ページ数:34 開始ページ位置:164
  • 最高裁第二小法廷平成15年3月14日決定

    支払保証委託契約を締結する方法により強制執行停止の担保が立てられた場合において同契約締結の際にされた定期預金の払戻請求権に対して転付命令を得た第三者が担保の取消しの申立てをすることの可否(消極)

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:276
  • 破産終結決定により法人格が消滅した会社を主債務者とする保証人が主債務の消滅時効を援用することの可否(消極)

    山下満   

    最高裁第二小法廷平15.3.14

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:28
  • 支払保証委託契約を締結する方法により強制執行停止の担保が立てられた場合において同契約締結の際にされた定期預金の払戻請求権に対して転付命令を得た第三者が担保の取消しの申立てをすることの可否

    平田豊   

    最高裁第二小法廷平15.3.14

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:214
  • 総務庁恩給局長がした旧軍人普通恩給改定請求却下処分に関し知事が「事案の処理に当たった下級行政機関」に当たるとされた事例

    西口元   

    最高裁第二小法廷平15.3.14

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:274
  • 《解  説》
     1 本件は,Y1が従業員に対して行った定期健康診断において,採血のため,Y1の従業員であった保健婦Y2がXに対して行ったXの右腕への注射針刺入行為により,Xが右腕正中神経を損傷し,カウザルギーないし反射性交感神経性異栄養症(RSD)に罹患したとして,Y2に対して不法行為(民法7...

    引用形式で表示 総ページ数:11 開始ページ位置:238
  • 《解  説》
     1 本件は,Yの設置する国立がんセンター中央病院において,担当医師のZから,乳房病変部の診断のため腫瘤の摘出生検後,単純乳房切除術(以下「本件手術」という)を受けた患者のXが,Yにおいて,本来,Xの病変部の経過観察で十分であったのに,その必要がない本件手術を実施したか,仮に病変...

    引用形式で表示 総ページ数:12 開始ページ位置:207
  • 最高二小平15.3.14決定

    《解  説》
     一 本件は、支払保証委託契約を締結する方法によって強制執行停止の担保を立てることを命じられた担保提供者が銀行との間で同契約を締結するに当たって預け入れた定期預金の払戻請求権について、担保権利者が転付命令を得た上で担保取消しの申立てをした事案である。
     二 本件の事実経過は、次の...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:118
  • 最高二小平15.3.14判決

    《解  説》
     一 本件は、未成年であった当時、青年四名を殺害したとして逮捕され、殺人、強盗殺人等の罪で起訴されて刑事裁判係属中のX(本件記事が掲載された当時は既に成人)が、Y発行の週刊誌に、容易にXと推知することができる仮名X'を用いて、その犯行態様(犯人情報)のほか非行歴、交友関係等(履歴...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:97
  • 最高二小平15.3.14判決

    《解  説》
     一 Xは、中小企業団体の組織に関する法律(以下「中小企業団体組織法」という。)に基づき、水道施設工事業等を協業する目的で設立された出資の総額が一千万円の協業組合である。本件は、Xが、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(以下「法」という。)三条に違反するカルテルを行った...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:91
  • 最高二小平15.3.14決定

    《解  説》
     一 Xは、総務庁恩給局長から旧軍人普通恩給の改定請求を却下する旨の処分を受けたため、同局長の事務承継者であるYに対しその取消しを求める訴訟を京都地裁に提起した。Yが管轄違いを理由に本案訴訟を東京地裁に移送することを申し立てたため、京都府知事が本件処分に関し行政事件訴訟法一二条三...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:98
  • 最高二小平15.3.14判決

    《解  説》
     一 本件は、会社の債務の保証人が、会社が破産宣告を受け、その破産手続が破産終結により終了した後に、主債務の消滅時効の援用をすることができるか否かが問題となった事案である。
     二 事実関係の概要は次のとおりである。
     1 Xは、A社との保証委託契約に基づき金融機関に対しA社の借入...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:100
  • 名古屋高平15.3.17決定

    《解  説》
     相続が開始された場合において,特別の事由があるときは,家庭裁判所は,期間を定めて,遺産の全部又は一部について,分割を禁ずることができる(民法907条3項,家審法9条1項乙類10号)。この「特別の事由」がいかなる場合に存在するかについて,従来から種々議論がされており,審判例も個別...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:256
  • 山口地下関支平15.3.17判決

    《解  説》
     1 Xは,昭和63年2月,Yの経営する歯科医院において,歯科治療の目的で受診し,その後,平成元年8月まで,同医院において継続的に治療を受けたが,その過程で,左側下歯槽神経ニューロパチー,慢性下顎骨髄炎が発症した。
     そこで,Xは,上記傷害の発症は,Yの不適切な治療,殊にアルゼン...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:215
  • 診療契約上の債務不履行に基づく損害賠償請求訴訟を提起した者は,診療行為上の注意義務違反に基づく損害賠償請求権について,同訴訟の係属中裁判上の催告をしているものと認められる

    平林慶一   

    福岡高裁那覇支部平15.3.18

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:26
  • 自動継続特約付定期預金債権の消滅時効の起算点

    白石哲   

    大阪高裁平15.3.18

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:30
  • 《解  説》
     1 本件は,火災保険金等を取得する目的で,被告人Aの所有する建物に放火した上,その事実を隠して火災保険会社等に保険金等を請求してこれを受領したとして,首謀者とされた被告人A及び実行犯とされた被告人Bが非現住建造物等放火,詐欺の各罪に問われたものである。被告人両名は,捜査公判を通...

    引用形式で表示 総ページ数:27 開始ページ位置:321