《解 説》
造園業を営むX1及びその代表者であるX2は、その所有する建物及び家財について、損害保険会社であるY1及びY2との間で、火災保険契約を締結していたが、同建物及び家財が火災事故により焼失した。そこで、X1及びX2は、Y1及びY2に対して、右火災保険契約により火災保険金の支払いを請求...
《解 説》
1 訴外Aは,平成9年5月当時,訴外B社とC社の代表取締役であったが,同月25日午前零時頃,福井県武生市内の国道8号線を普通乗用自動車を運転して走行中,武生トンネル入口の左側コンクリート門壁に衝突し,同日,死亡した(以下これを「本件事故」という。)A,B社,C社は,Y(保険会社...
《解 説》
一 訴外AとBは、ともにC会社の従業員であるところ、平成一一年八月一一日、会社所有の普通貨物自動車の荷台に畳の芯材を積み込んで、会社の畳製造工場に運転してきたものであるが、同工場の建物に進入しようとしたところ、工場の入口のシャッターに積荷がつかえる状態にあったため、Bが右自動車...
《解 説》
一 ①事件は、被告設置に係る病院の臨床研修医である亡Aが最低賃金法二条一号所定の労働者に当たるにもかかわらず、被告から労務の対価として最低賃金法四条所定の最低賃金額を下回る給与額しか支払を受けなかったとして、亡Aの相続人(両親)である原告らが被告に対し、最低賃金額と亡Aの受給額...
《解 説》
一 ①事件は、原告が被告に対し、無償旅客自動車運送事業経営に係る届出をしたところ、被告が届出書を不受理として返付したため、原告がその取消しを求めた抗告訴訟であり、②事件は、①事件の原告が、①事件に係る届出が有効であることを前提として、同届出に係る事業に使用するための自動車の新規...
《解 説》
一 訴外Aは、平成四年一〇月七日、交通事故に遭って外傷性くも膜下出血等の傷害を負い、Yの経営する病院に入院して治療を受けていたが、同月二〇日、急性壊死性膵炎により死亡するに至った。
そこで、Aの遺族であるXらは、担当医師には、急性膵炎に罹患しているAに対し、適切な治療を施さな...
《解 説》
一 本件の被告花子は、甲田太郎の戸籍上の妻であり、原告は、太郎と同居していた者である。太郎は、被告全国労働者共済生活協同組合連合会(以下「被告全労災」という。)との間で、自己を共済契約者兼被共済者とする個人定期生命共済(こくみん共済)契約(以下「本件共済契約」という。)を締結し...
《解 説》
一1 本件は、控訴人が設置する大学病院で心臓手術を受けた後、その術後回復期に容体を急変させて死亡した患者の遺族らが、「患者が死亡したのは、担当医師がMRSA感染症に対する配慮を怠り、本件手術を施行したことによって、同感染症が悪化し、敗血症を生じたためである。」などと主張し、診療...
《解 説》
一 Yは、資本の額が一億円以下のいわゆる小会社であるが、平成一二年六月二〇日定時株主総会を開催して、計算書及び利益金処分案を承認する旨の決議をした。
そこで、Yの株主であるXは、右定時株主総会(以下「本件総会」という)の招集手続及び決議方法に瑕疵があると主張し、本件総会でこれ...
《解 説》
一 建設会社に勤務するXは、平成九元年六月五日、札幌市豊平区内において建設作業に従事していたが、Y1の自動車と衝突したY2の自動車が歩道に乗り上げ、建設作業をしていたXに衝突した。
Xは、右事故により、右足切断、左足挫滅、左踵骨骨折等の傷害を受けたため、札幌医大病院等に入通院...
《解 説》
一 本件は、損害保険会社(以下「会社」という。)の従業員であり、その従業員で組織されている労働組合(以下「本件組合」という。)の組合員ら一九名(以下「本件組合員ら」という。)が、会社の職制の言動、会社による配置転換、休暇取得の取扱い、会社のした本件組合員らの職能資格格付け等につ...
《解 説》
一 本件は、ラック用カバー(屋外に配設した冷媒管等を収納するラックに付するカバー)に関する二件の意匠権(略L字状と略T字状)を有するXが、Yの製造・販売する製品群は、Xの両意匠権を侵害していると主張して、Yの製品の製造等の差止め、製品等の廃棄及び損害賠償を求めた事案である。
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《解 説》
一 本件は、不正競争防止法二条一項三号の形態模倣行為及び法二条一項七号の営業秘密不正使用行為が争われた事案であり、その概要は、以下のとおりである。X(原告)は、ハンドバッグ等の輸入販売を業とし、平成九年一〇月ころから、フランスのエルメス社の著名なバッグであるバーキンと同一形態の...
《解 説》
一 Xは、訴外Aに対し、平成二年八月に一億五〇〇〇万円、平成三年七月に一億六五〇〇万円を貸し付けたが、Aが平成一一年二月に死亡したため、その相続人であるY1ないしY5に対して右貸金残金二億六六〇〇万円の支払を求めるとともに、右Aの貸金債務につき連帯保証したY4、Y5に対して右貸...
《解 説》
一 Xは、平成八年一〇月当時、夫の左官業の手伝いと家事労働をしていたが、同月一九日、原動機付自転車に乗車して、三重県四日市市内の交差点付近を走行中、Y1の運転する乗用車に衝突され、頭部傷害、頚随不全損傷等の傷害を負った。そして、Xは、平成八年一〇月一九日から平成九年一二月三一日...
《解 説》
一 事案の概要
本件は、公立中学校の一学年の在学中に自殺したA子の両親である原告らが、中学校設置者である富山市に対し、A子は中学校でのいじめにより自殺したのであり、学校には在学契約又は信義則に基づく安全保持義務(いじめ及びそれによる自殺を防止すべき義務)又は調査報告義務(いじ...
《解 説》
一 事案の概要
本件は、我が国初のパソコン通信ネットワーク上の発言の名誉毀損等の成否、システム・オペレーター(パソコン通信の主宰者との間の契約に基づき、特定のフォーラムの運営・管理を委託されている者。以下、「シスオペ」という。)の削除義務、パソコン通信の主宰者であるサーバーの...