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69119件中 58861-58880件目を表示中
  • 4 変額保険契約への加入の勧誘について、保険会社の担当者に信義則上必要とされる説明義務の違反があったとして、保険会社の顧客に対する損害賠償責任が認められた事例
    (東京高裁平12・9・11判決)

    引用形式で表示 総ページ数:14 開始ページ位置:206
  • 名古屋高金沢支平12.9.11判決

    《解  説》
     一 Xは、昭和五二年五月から生活保護を受けている身体障害者であるが、昭和六三年一月から石川県から月額二万円の心身障害者扶養共済年金(以下「本件年金」という。)の支給を受けることになったことから、生活保護の認定権者であるYが、平成六年三月二八日付をもって、生活保護費支給額を月額一...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:175
  • 《解  説》
     一 保険金額や解約返戻金の額が特別勘定の資産の運用実績に基づいて増減する生命保険である変額保険については、一時、不動産等の資産を有する高齢者の相続税対策として、金融機関から多額の資金を借り入れて高額の変額保険契約を締結するという方策が盛んに行われたことがあったが、その後のいわゆ...

    引用形式で表示 総ページ数:14 開始ページ位置:265
  • 《解  説》
     一 被控訴人は、控訴人所有の五階建てビルの屋上に広告物を三年間にわたり設置させて貰う契約をして、その広告物を設置した。このビルは大阪市内の中心部で高速道路のすぐそばに位置していた。広告は主として、高速道路を自動車で進行する人に見て貰おうという目的であった。ところが契約後一年二ヶ...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:214
  • 《解  説》
     一 Aは、本件建物をX(原告・控訴人)に遺贈した。Xは、本件建物を占有するY(被告・被控訴人。Xの共同相続人である。)に対し所有権に基づいて明渡を求めたところ、Yは、遺留分減殺請求権を行使した上、その結果本件建物の共有持分を取得したから、占有権原があると主張した。これに対し、X...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:239
  • 損害賠償請求訴訟の逸失利益の算定における中間利息の控除割合は民法404条及び419条に所定の年五分を不合理不公平であるとすべき顕著な事由が存しないかぎり右の割合によるのが相当であるとした事例

    細矢郁   

    東京高裁平12.9.13

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:126
  • 左舷側外板亀裂による浸水沈没事故が生じた船舶について、発航の当時公的検査に合格し船体外板が船級協会の規則を満たす板厚を有していたとしても、事故の約1か月前に右舷側外板亀裂浸水事故が生じ修理を施した等の事情があるときは、国際海上物品運送法5条1項1号の堪航能力保持につき注意義務が尽くされたと認められなかった事例

    太田剛彦   

    東京高裁平12.9.14

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:118
  • 《解  説》
     一 中華民国法人の海上運送業者であるYは、マレーシア国の輸出業者の依頼により、中華民国法人のAが輸出業者から購入した丸太をマレーシアから台湾まで海上運送した。本船は、マレーシアのクアラ・バラム港から台湾のスアオ港に向けて発航したが、出航五日後の事故前日から前線の通過に伴い風力が...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:209
  • 名古屋地平12.9.18判決

    《解  説》
     一 Xは、平成五年三月当時、小学二年生であったが、同月一七日朝、下腹部痛、睾丸部痛等を訴えたため、Yの経営する診療所を訪れ、Yの診察を受けた。そして、Xは、Yから鎮痛剤等の服用の指示を受けて帰宅し、同薬剤を服用したが、痛みが止まらないため、Yに対し電話で指示を仰いだが、薬の服用...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:186
  • 名古屋高金沢支平12.9.18判決

    《解  説》
     一 Xは、平成元年六月当時、福井県立科学技術高等学校の教諭であったところ、同月二八日、三重県鳥羽市で行われる講習会に出席するために、JR越前花堂駅に赴き、同駅の階段を昇ろうとしたところ、脳内出血を発症して倒れた。
     そして、Xは、救急車で近くの福井赤十字病院に搬送され、血腫除去...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:202
  • 《解  説》
     一 訴外A(大正三年七月生)は、東武観光主催の「宮城作並の湯」の国内旅行に参加し、平成八年八月二八日、作並温泉に所在する「ホテルグリーン・グリーン」に宿泊した。
     しかし、Aは、同日午後、飲酒した後、本件ホテルの浴場で入浴していたところ、急に意識を喪失し、溺水したため、救急車に...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:292
  • 海外支店における従業員の不正証券取引に対し、海外支店の取締役および本店役員の監視責任が問われ、会社役員らに巨額な損害賠償責任が認容された事例

    込山芳行   

    大阪地裁平12.9.20

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:124
  • 民訴法中の文書提出命令に関する規定も家事審判手続に準用されるか(積極)

    榮春彦   

    大阪高裁平12.9.20

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:176
  • 《解  説》
     一 本件は、大和銀行ニューヨーク支店の巨額損失事件に関して、同行の株主二名が、取締役及び監査役合計五〇名(うち一名については、訴状却下)を相手取って提起した株主代表訴訟事件について、三八名の被告については原告らの請求を退けたものの、一一名の被告については、取締役としての善管注意...

    引用形式で表示 総ページ数:43 開始ページ位置:86
  • 《解  説》
     一 本件は、創価学会と日蓮正宗との対立の中で、日蓮正宗の僧侶であるY1が、創価学会の幹部であるXらから、日蓮正宗による創価学会の分離切り捨て方針の公表と宗派からの離脱を五〇〇〇万円の支払等を条件に説得されたとして、その事実を記載した文書を双方の関係者に配布し、かつ、日蓮正宗の全...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:181
  • 《解  説》
     一 本件事案の概要は以下のとおりである。
     Y1及びY2は、いずれも日本国有鉄道(国鉄)職員であり、また全国鉄動力車労働組合(全動労)の組合員であったところ、昭和六二年四月一日に実施されたいわゆる国鉄改革に当たって、北海道内で勤務できる北海道旅客鉄道株式会社(JR北海道)ないし...

    引用形式で表示 総ページ数:12 開始ページ位置:195
  • 《解  説》
     一 本判決は、パチンコ遊技台を電子計算機にあたるとして、電子計算機損壊等業務妨害罪(刑法二三四条の二)の成立を認めた第一審判決に対し、パチンコ遊技台の電子計算機部分は、個々のパチンコ遊技台の機能を向上させる部品の役割を果たしているにすぎず、刑法二三四条の二にいう「業務に使用する...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:229
  • 名古屋地平12.9.22判決

    《解  説》
     一 原告両名は、会社代表者個人と会社であるが、個人は、別紙商標公報記載のとおり「HAPPY WEDDING」、「just married」なる文字を用いた商標につき商標権(以下「本件商標権」という。)を有し、会社がその個人から許諾を受けてこれらと同一又は類似の標章を付した酒類を...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:204
  • 医師の過失による患者の相当程度の生存可能性の侵害

    加藤新太郎   

    最高裁第二小法廷平12.9.22

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:114
  • 最高二小平12.9.22判決

    《解  説》
     一 本件は、Yの経営するB病院で診療中に死亡したAの相続人であるXらが、Yに対し、主位的に死亡による損害賠償を請求し、予備的に救急病院として期待される適切な救急医療を怠って「期待権」を侵害したことについて損害賠償を請求した事案である。
     二 Aは、自宅において狭心症発作に見舞わ...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:75