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69186件中 57481-57500件目を表示中
  • 神戸地伊丹支平10.12.10判決

    《解  説》
     一 Yに対し診療報酬請求債権を有していたAが破産し、その破産管財人Xが破産宣告の前後を通じての同債権の回収に着手したところ、Yが債権者不確知を理由に同債権額を供託したことから、Xが供託の無効を理由にYに対して同額の支払を請求した事案である。本件では、破産宣告前に、同債権を目的と...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:272
  • 東京地平10.12.10判決

    《解  説》
     一 本件は、原告が、固定資産課税台帳に登録された原告所有地の平成九年度の価格につき、右価格は、本件土地が都市計画街路の予定地に定められ、かつ、建築基準法四二条一項五号に基づく道路位置の指定を受けているため、本件土地上に建物を建築することができないにもかかわらず、この点につき、十...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:254
  • 大阪地平10.12.10判決

    《解  説》
     一 本件は、S市が招待客を招いて懇談会等を開催し、その飲代等を交際費から支出したところ、S市の住民であるXが、これらの支出に関する支出負担行為・支出命令・支出が違法であり、それによってS市が同額の損害を被ったなどと主張して、それに関与した職員に対し、S市に代位して、S市に損害を...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:163
  • 東京高平10.12.10決定

    《解  説》
     一 本件事案の概要を判旨との関係で簡略化すると次のとおりである。Xは不動産競売で鉄筋コンクリート造三階建のマンション一棟(以下「本件建物」という)を買い受けた者であるが、本件建物の一階車庫部分(約三〇平方メートル、以下「本件車庫部分」という)はYが占有していた。Xは、執行裁判所...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:291
  • 建物建築請負人の敷地に対する商事留置権が否定された事例 建物建築請負人の敷地に対する商事留置権は成立するが、債務者が破産宣告を受けた場合には、その留置権能は失われ、商事留置権が転化した特別の先取特権と抵当権との優劣は、商事留置権の成立時期と抵当権設定登記時期との先後によって決せられるとされた事例

    西口元   

    東京高裁平10.12.11

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:56
  • 東京高平10.12.11決定

    《解  説》
     一 両事件は、不動産競売手続において、土地上の建物建築請負人が、建物建築代金債権等を被担保債権として、土地について商事留置権を主張できるか否かが問題となった事案である。
     両事件の事案の概要は、ほぼ共通している。すなわち、XがZ所有の土地に抵当権設定登記をした後、ZとYとの間で...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:265
  • 名古屋高平10.12.14判決

    《解  説》
     一 被告人は、中国人であり、かつて就学生の在留資格で本邦に滞在していたことがあったが、窃盗未遂等の事件を起こして執行猶予付き懲役刑の判決を受け、中国へ自費出国した。そこで、被告人は、今回、中国残留日本人の二世を仮装して本邦に入国することを企て、首尾よく入国を果たした後、豊橋市役...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:294
  • 東京高平10.12.15判決

    《解  説》
     一 被控訴人(一審原告)は、プリンター等の製造業者であり、プリンター製品を米国に輸出していたが、米国のプリンター製造業者であるキューム社から、米国国際貿易委員会(ITC)に、キューム社の米国特許権(以下「本件米国特許権」という。)侵害を理由とする、プリンター製品の輸入差止めを求...

    引用形式で表示 総ページ数:16 開始ページ位置:134
  • 東京高平10.12.15決定

    《解  説》
     1 本件は、別紙差押債権目録記載の債権を差押転付債権とする債権差押転付命令を受けた債務者Yが、(1)同目録には差し押さえるべき債権として三個の債権(第三債務者Aに対する①損害賠償請求権と②受取物等(金銭)返還請求権及び第三債務者Bに対する③損害賠償請求権)が記載されているが、同...

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:265
  • 東京地平10.12.15決定

    《解  説》
     一 本件は、医療過誤訴訟について、Yから民訴法一七条による移送が申立てられた事件である。
     本案は、胃癌・癌性腹膜炎により死亡したAの遺族であるXらが、受診したA病院(鹿児島市所在)開設者であるY(全国に病院を開設して医療に従事する社会福祉法人、主たる事務所所在地は東京都)に対...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:277
  • 説明義務・情報提供義務をめぐる判例と理論 保険契約 判例分析 告知義務 車両保険において、車両購入価格は告知義務の対象となるか。車両購入価格を上回る保険金額が設定された保険契約は有効か

    齋藤雅弘   

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:111
  • 水戸地平10.12.16判決

    《解  説》
     一 茨城県立総和高校に在籍していたXらの子Aが、平成五年一一月に行われた「全国高校ボクシング選抜大会県選手会兼県選手権大会」(以下「本件大会」という。)に参加し、他高の選手らと試合を行ったが、試合の終了直後、突如気分の悪さを訴えて倒れ、救急車で病院に搬入されたが、数日後、頭部打...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:212
  • 名古屋地平10.12.16判決

    《解  説》
     一 Yは、愛知県東海市において、粘土鉱物の精製粉末及び販売等を目的とする会社であるが、昭和六三年九月、訴外A生命保険会社との間で、従業員として勤務していた訴外Bを被保険者、自己を保険金受取人、主契約の保険金額を一〇〇〇万円等とする逓増収入保障特約付平準定期保険契約を締結した。
    ...

    引用形式で表示 総ページ数:13 開始ページ位置:264
  • 自家用自動車総合保険(SAP)契約に自動付帯する車両価額協定保険特約に基づく協定保険価額が実際の車両購入価額の2.1倍であった場合の右契約の効力について、錯誤・公序良俗違反による無効は否定され、右購入価額を告げなかったことに告知義務違反はないとされたが、商法639条による損害填補額の減少請求は認められた事例

    永井裕之   

    大阪高裁平10.12.16

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:210
  • 名古屋高金沢支平10.12.16判決

    《解  説》
     一 本件は、富山県民であるXがY(富山県代表監査委員)に対し、県職員の空出張の有無等を調査する目的で、富山県情報公開条例(本件条例)に基づき、富山県監査委員事務局の平成六年度の出勤簿(本件出勤簿)の開示を請求したところ、Yが平成八年三月二一日付けでその全部について非開示とする旨...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:168
  • 大阪高平10.12.16判決

    《解  説》
     一 本件は自家用自動車総合保険(以下「SAP」という)を締結した中古車が、保険契約締結の約四か月後に盗難にあったとして、保険金請求がなされ、損害保険会社がこれを争った事件で、保険会社側は盗難自体について疑いを持ったようであるが、盗難自体は事実であることを前提として本判決の判断は...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:213
  • 富山地平10.12.16判決

    《解  説》
     一 富山県立近代美術館は、出展された原告大浦の制作した版画(以下「本件作品」という。本件作品はコラージュと呼ばれる手法を用いた作品であり、昭和天皇の写真、東西の名画、解剖図、家具、裸婦などで構成されている。)を買い取って収蔵し、本件作品を含め出展された作品の図録を作成していたと...

    引用形式で表示 総ページ数:23 開始ページ位置:76
  • 不法行為に基づく損害賠償請求訴訟の係属と不当利得返還請求権の消滅時効の中断

    加藤新太郎   

    最高裁第一小法廷平10.12.17

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:98
  • 表参道のクリスマスイルミネーションについて、生活環境や自然環境の悪化のおそれを理由とする、周辺住民からの人格権等に基づくイルミネーション設置・点灯禁止仮処分申立てを、その被害が受忍限度を超えるものと評価することは困難であるとして却下した事例

    中山弘幸   

    東京地裁平10.12.17

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:298
  • 社内預金と商法295条の先取特権及び破産法上の優先権の成否(否定)

    野村直之   

    札幌高裁平10.12.17

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:302