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雑誌
   
69119件中 56401-56420件目を表示中
  • 《解  説》
     一 本件は、コンピュータ用ゲームソフト等の製作、販売を主たる業務内容とする原告が著作者人格権及び著作権を有するゲームソフト(本件ゲームソフト)用のパラメータ(プレイヤーの能力を示す数値―能力値)をデータとして収め、本件ゲームソフトのプログラムの実行に当たりゲーム機のハードウェア...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:253
  • 最高一小平9.11.27判決

    《解  説》
     一 本件は、自動車の借主が起こした事故につき貸主が運行供用者責任を負うかどうかが争われた事件である。
     1 Yは、所有する本件自動車を友人のAに二時間後に返還するとの約束の下に無償で貸与した。
     しかし、Aは、当初から右自動車を長期間使用する意図を持ちながら、これを隠して借り受...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:95
  • 最高裁第三小法廷平成9年11月28日判決

    破産者所有の不動産に対する競売手続における交付要求に係る配当金を交付すべき相手方

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:165
  • 《解  説》
     Xはテレホンクラブを開業するためにYから平成七年八月七日にホストコンピューター等を購入し(第一契約)、同月一〇日にマルチサービスシステムソフトOS/2一式等を借り受け(第二契約)、同年九月七日、プリンター等を買い受け(第三契約)、同月一八日からテレホンクラブの営業を始めたが、同...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:128
  • 名古屋高平9.11.28判決

    《解  説》
     A県の県民であるXは、愛知県公文書公開条例に基づき、同県代表監査委員Yが保管している「平成七年度の他の自治体からの監査委員事務局への来庁に関する依頼書」の公開を求めたところ、同文書は同条例六条一項二号(個人に関する情報)及び五号(国、他の地方公共団体との協力関係、信頼関係を損な...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:166
  • 《解  説》
     Xは建築請負業者であるが、平成五年二月ころ、Yから住宅の建築を請け負い(代金額はXによれば三七四一万円、Yによれば二六五五万円である)、同年一二月末までに本件建物を完成してYに引き渡した。XはYから支払を受けた二四一六万円を控除し、残代金一三二五万円の支払を求めて出訴した。これ...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:197
  • 《解  説》
     Xは、昭和六二年四月、Y1県内の学校法人Y2の理事長となり、同六二年一二月以降、Y2に専門学校を併設することを計画してY1に手続をとり、平成元年三月にようやく県知事から設置認可書の交付を受けることができた。Xは、学内等の反対運動により同三年三月二日理事長を辞任し、同年四月七日理...

    引用形式で表示 総ページ数:12 開始ページ位置:193
  • 《解  説》
     被告は、建物の維持管理等を業とするカリフォルニア法人であり、日本に営業所を有し、原告アメリカ合衆国から、在日アメリカ大使館の燃料タンクの保守点検等の業務を委託されていた。本件は、被告の従業員であった訴外A他一名が本業務に従事していることを利用して、原告大使館の燃料タンクから長期...

    引用形式で表示 総ページ数:11 開始ページ位置:196
  • 《解  説》
     一 本件は、「抗真菌外用剤」に関する発明の特許権者であるXが、「水虫・たむし治療用クリーム剤」及び「水虫・たむし治療用液剤」(被告製剤)を製造販売するYに対して、特許権侵害を理由として、被告製剤の製造販売の差止め、廃棄及び損害賠償を求めた事案である。
     本件発明の特許請求の範囲...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:244
  • 最高三小平9.11.28判決

    《解  説》
     一 本件の事実関係は、次のとおりである。(1) 平成三年九月三〇日、大阪地裁は、Aの所有する不動産について、抵当権の実行としての競売の申立てに基づき、競売開始決定をした、(2) 同年一〇月一一日、Aは、破産宣告を受け、被告が破産管財人に選任された、(3) 同月二三日、東大阪税務...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:123
  • 株式会社の従業員に対する貸付行為につき商法503条2項の適用を肯定した上で、附属的商行為の推定を覆す事実の証明があったとして、右貸金債権を商事債権とせず、5年の消滅時効を否定した事例

    中本敏嗣   

    東京地裁平9.12.1

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:206
  • 《解  説》
     一 株式会社である原告は、他の株式会社(以下「訴外会社」という。)が被告に対して有する貸金債権を同会社から譲り受け、同時に、被告との間で、右譲受債権を目的とする準消費貸借契約を締結した。また、原告は、その後、被告に対し、別途金銭を貸し付けた。
     原告は、被告に対し、右各債権に基...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:239
  • 遺産分割審判において、当事者全員の合意を得ないまま不動産鑑定士の資格を有する調停委員の簡易な評価意見のみを基礎として遺産の評価を行った点に、裁量権を逸脱した違法があるとされた事例

    青木晋   

    大阪高裁平9.12.1

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:152
  • 1 雇用期間1年の契約で、4年以上にわたって毎年繰り返し雇用されている語学講師らが、労働基準法39条2項にいう「継続勤務」の労働者に該当するとされた事例 2 年次有給休暇の未消化分は時効により消滅しない限り翌年度に繰り越されるとされた事例

    三浦隆志   

    東京地裁平9.12.1

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:330
  • 《解  説》
     一 本件事案の概要は、青年海外協力隊訓練所に雇用されている外国人の語学講師(Xら)が、雇用主である国際協力事業団(Y)を相手に、一定の年次有給休暇の日数を有することの確認と、年休を超過した分としてカットされた賃金の支払を求めたものである。Xらは毎年雇用期間一年の契約を繰り返し締...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:174
  • 《解  説》
     一 X1は、貸金業者であるYから利息制限法所定の制限利率を上回る三九・八パーセントの利率で二〇〇万円を借り入れ、以後、相当額の分割金を支払ったが、その支払ができなくなった。X1は、Yに対して支払った金銭を利息制限法の制限利率に従って元本に充当すれば、既に全額の弁済が終わっている...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:258
  • 《解  説》
     Xは、現在、大韓民国の国籍を有する者であるが、昭和一九年一二月下旬、国民徴用令に基づき、旧三菱重工業株式会社長崎造船所に連れて来られ、資材運搬等の業務に従事した。Xは、同二〇年八月九日、原爆に被爆し、自力で朝鮮半島に帰った。同社は、会社経理応急措置法に基づき、会社の事業の継続等...

    引用形式で表示 総ページ数:16 開始ページ位置:204
  • 引渡命令の相手方の主張が、競売手続を妨害するため賃貸借の外形を作出したものにすぎないとされた事例

    西中薗浩   

    東京高裁平9.12.3

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:242
  • 《解  説》
     一 本件は、不動産引渡命令の当否が問題となった事案である。本件競売建物一棟を競落したXは、右建物の一区画(以下「本件建物部分」という)を占有するYに対し、引渡命令の申立をしたところ、執行裁判所はこれを認めた。これを不服とするYは、執行抗告をし、次のような主張をした。すなわち、Y...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:272
  • 民事執行法81条に基づく法定地上権が庭園として使用されていた土地部分にも及ぶとされた事例

    男澤聡子   

    大阪地裁平9.12.4

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:240