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雑誌
   
69119件中 55421-55440件目を表示中
  • 《解  説》
     一 Xは、本件不動産の抵当権者であるが、自らを債務者としAを転抵当権者とする転抵当権を設定していた。Xは、Aの承諾書を添付して本件不動産競売手続の申立てをし、これを受けて裁判所により競売開始決定がされたが、目的不動産の評価の結果最低売却価格が手続費用及びXの債権に優先するAの債...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:251
  • 《解  説》
     一 木造、軽量鉄骨及び鉄筋建築の設計施工を業とする会社の代表取締役であるX1の次男である訴外A(昭和五〇年二月生)は、平成六年一二月五日、横浜市緑区内の建設会社前の駐車場内において倒れているところを発見され、救急車で近くの病院に搬送されたが、五日後に、後頭部打撲による脳挫傷兼頭...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:231
  • 《解  説》
     本件は、郵便局員として簡易生命保険契約の募集等の業務に従事していた被告人が、現に入院中であるなどの理由で保険契約を締結することができない者と共謀の上、健康人からの適正な申込みを装った契約申込書を提出して、簡易生命保険証書の交付を受けたという事案である。
     本判決は、右事案につい...

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:254
  • 譲渡担保権設定者の受戻権放棄による清算金支払請求の可否(消極)

    佐賀義史   

    最高裁第二小法廷平8.11.22

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:48
  • 市の報償費及び食糧費の支出が違法であるとして住民が提起した市長公室長に対する損害賠償請求が一部認容された事例 -泉南市食糧費等返還請求住民訴訟控訴審判決

    太田幸夫   

    大阪高裁平8.11.22

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:248
  • 《解  説》
     一 本件の事案の概要は次のとおりである。
     警視庁公安部の司法警察員が旅券法違反の被疑事実により逮捕された被疑者の捜査のため必要であるとして、原告ら六四名につき、東京簡易裁判所に対し捜索差押許可状を請求し、同裁判所裁判官から右許可状の発付を受けた。原告らは、右許可状により自宅や...

    引用形式で表示 総ページ数:47 開始ページ位置:106
  • 《解  説》
     Xは、平成三年六月三日付でY町長に対し、浄化槽法三五条に基づき、浄化槽清掃業の許可申請をしたが、Yは、同五年七月一三日付で不許可処分とした。また、Xは、同五年七月一二日付でYに対し、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以下「廃棄物処理法」という)七条に基づき、一般廃棄物処理業の許...

    引用形式で表示 総ページ数:13 開始ページ位置:118
  • 《解  説》
     Xら三名は、平成二年一〇月ころ、Yから建設工事中のゴルフ場の会員権を購入し、それぞれ入会金五〇〇万円及びその消費税一五万円、預託金二〇〇〇万円宛を支払ったが、その際、本件ゴルフ場のオープン予定時期は同四年一〇月とされていた。Yにおいては、正会員の最終募集定員を一三五〇人と設定し...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:240
  • 《解  説》
     一 訴外Aは、平成五年五月当時、○○県公立A高校一年生に在籍していたが、同月六日早朝、自宅の玄関先で首吊り自殺した。
     そこで、Aの遺族であるXらは、Aの自殺の主たる動機は、A高校生徒らによる「いじめ」を苦にしてのものであるとしたうえ、同校教員らは、Aの自殺があるまで、Aに対す...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:147
  • 最高二小平8.11.22判決

    《解  説》
     一 本件は、帰属清算型譲渡担保権設定者の相続財産法人である原告が、譲渡担保権者である被告に対し、譲渡担保目的物の受戻権を放棄する旨を通知して、この通知の時点における譲渡担保目的物の価額と被担保債務の残存額との差額に相当する清算金の支払を請求する事案である。
     Yは、昭和五九年三...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:159
  • 《解  説》
     S市は、昭和六三年ころ、関西国際空港に関する情報の取得及びこれに至る南ルート架橋を推進する目的で報償金及び食料費を支出したが、S市の住民Xらは、これらの支出が違法であるとして、Y1(市長公室長)、Y2(空港対策室長)及びY3(市収入役)に対し損害賠償を求める住民訴訟を提起した。...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:115
  • 住民訴訟において解決金が支払われ、訴えの取下げ条項を含む和解が成立した場合も地方自治法242条の2第7項にいう「勝訴した場合」に該当するとされた事例

    近田正晴   

    大津地裁平8.11.25

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:254
  • 《解  説》
     一 本件は、Xが、小学校教師の体罰事件について教育委員会が行った調査において、指導主事が児童に対して平手打ちなどの体罰を再現した事実があった(本件暴行事件)として、Yに対し、同事件の有無に関する調査及び調査資料の公開を要求したところ、Yが調査及びその記録作成を怠り、かつ、調査を...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:203
  • 《解  説》
     X1(ザリッツホテルリミテッド)はパリのリッツホテルを経営する英国法人、X2(ダブリュービージョンソンプロパティーズインコーポレーテッド)は、X1から「RITZ」の表示を「RITZ―CARLTON」の形態で使用することを条件にライセンスを受け、子会社を通じ、オーストラリア、香港...

    引用形式で表示 総ページ数:11 開始ページ位置:272
  • 《解  説》
     Xは、指定場所一時停止違反により警察官から交通反則告知を受け、反則金相当額七〇〇〇円を仮納付した。県警本部長は道交法一二九条二項の公示通告を行い、これにより右仮納付は同条三項に基づき反則金の納付とみなされた。Xは、その後、違反場所にあった一時停止の標識が道路標識、区画線及び道路...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:204
  • 《解  説》
     Xらは、Y市の市長Aらに対し、公費支出に違法な点があった土地を競争入札によらず低廉な価格で売却したなどと主張して損害賠償、所有権移転登記抹消登記手続等を求める住民訴訟を提起した。同訴訟の第一三回口頭弁論において、所有権移転登記抹消登記手続等の請求は、目的達成により取下げとなり、...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:225
  • 11 病室内で転倒して胸椎骨折の傷害を負った患者の胸椎骨折を見落し診断が遅れた過失があるとしたが、右過失と患者の歩行困難な体幹機能障害との間の因果関係の立証が不十分であるとして、病院に対する損害賠償請求が棄却された事例
    (熊本地裁平8・11・25判決)

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:233
  • 《解  説》
    食肉店を三店舗経営するXは、昭和六三年三月ころからY1証券会社に口座を開設して証券取引を行っていたが、平成二年七月ころ、Y1の外務員Y2の勧誘により外貨建ワラント一〇ワラントを代金一八四万三八七五円で購入したものの、権利行使期間が満了し、代金相当額の損害を蒙った。
     Xは、Yらに...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:205
  • 被相続人が相続開始時に債務を有していた場合における遺留分の侵害額の算定

    島田充子   

    最高裁第三小法廷平8.11.26

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:144
  • 《解  説》
     Y1が区分所有し、Y2と共に居住するマンションの六〇七号室の天井から水漏れ事故が発生したが、Y1及びY2は、天井裏を通っている上階の七〇七号室の排水管が原因であるとしてXに対して損害賠償金二一万六五一六円を請求していた。Xは、右排水管は、床下と階下の天井との間に敷設され、専有部...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:151