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雑誌
   
69077件中 55081-55100件目を表示中
  • 《解  説》
     一 警備業者である原告は、従業員を派遣して駐車場を管理・警備中、甲社から依頼されその所有の本件車両を駐車場に保管した。車両の返却を担当していた原告従業員は、「うちの若いのをやるので代わりに受け取らせてくれ」との電話を受けてこれを甲社の代表者乙からのものと信じ、その直後に現れた若...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:224
  • 《解  説》
     一 事案の概要
     本件は、原告日本赤十字社及び献血時の右試験採血を担当した看護婦である原告甲野花子が、右試験採血により皮神経損傷を受けたとして休業損害、慰謝料等を請求していた被告に対し、右試験採血による損害賠償債務を負担していないことの確認を請求した事案である。
     二 本件の要...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:214
  • 神戸地尼崎支平8.6.28判決

    《解  説》
     一 X1は昭和六〇年九月、X2は昭和六三年四月、X3は昭和六一年二月、Yから、鉄筋コンクリート造五階建共同住宅の一部をそれぞれ賃借していたところ、平成七年一月に発生した阪神・淡路大震災により右共同住宅は損傷し、修理しない限り使用不可能な状態になったにもかかわらず、Yが修繕を行わ...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:217
  • 《解  説》
     本件は、婚姻関係にない日本人男性Aとフィリピン人女性Bとの間に生まれたXが、Aから生後認知を受けたことを理由として、日本国籍の確認を求めた事案である。
     Xの主張は、①法例一八条により指定される民法七八四条によれば、認知の効力は出生時に遡求するので、出生時に父が日本国民であった...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:64
  • 《解  説》
     一 訴外Aは、平成三年八月、Yの開設する病院において、膀胱癌治療のため膀胱全摘出及び回腸導管造設術を受けたところ、右手術自体は無事終了したが、合併症としてイレウスを発症し、同年九月、脳障害により死亡した。
     そこで、Aの遺族であるXらは、担当医師は、いわゆる吸引療法を適時に実施...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:233
  • 《解  説》
     一 事案の概要
     Xは、Aに対し、本件土地を賃貸し、右土地上に本件建物を建築して、占有していたところ、Aが死亡したため、その子であるY1・Y2ほか三名が本件建物及び本件借地権を共同相続した。ところが、その後、本件建物の共有持分については、Y2ほか三名からY1に譲渡され、さらにそ...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:203
  • 出入国管理及び難民認定法別表第2所定の「日本人の配偶者等」の在留資格をもって本邦に在留していた外国人の在留資格につき同法別表第1の3所定の「短期滞在」への変更許可がされた後における在留期間の更新不許可が右変更許可の経緯を考慮していない点で違法とされた事例

    佐久間健吉   

    最高裁第三小法廷平8.7.2

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:354
  • 《解  説》
     一 本件は、交通事故により鈍的腹部外傷(十二指腸損傷)を負ったAが、県立病院の嘱託医であった医師Bの過失によって死亡したとして、Aの遺族Xらが県(Y)に対して損害賠償を請求した事案である。
     二 Xらは、医師Bの過失として、①Aの十二指腸損傷をより早期に発見して治療すべきであっ...

    引用形式で表示 総ページ数:15 開始ページ位置:188
  • 《解  説》
     一 本件は、いわゆる市川の一家四人殺害事件を含む強盗殺人、殺人、強盗強姦、強盗致傷、傷害等の罪を連続して犯した犯行時少年の被告人に対し第一審が死刑を言渡した事件の控訴審判決である。
     被告人の犯行のうち、市川の一家四人殺害事件は、被告人が、自転車に乗っていた一五才の少女を車に乗...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:283
  • 《解  説》
     一 Y1(控訴人)は、ゴルフクラブを経営する会社であるところ、破産者Aは右クラブへ入会していたが、破産してX(被控訴人)が管財人に選任された。Xは、破産法五九条によりAのY1に対する入会契約を解除し、Y1に対し、預託していた入会預託金の返還を求めるとともに、Y2(控訴人)に対し...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:280
  • 《解  説》
     一 事案の概要
     少年七名は、平成五年三月一日午前零時半ころ、京王線調布駅前南口広場等において、一九才の男性ら五名に対し、殴る、蹴る等の暴行を加え、うち一名に全治約三週間の傷害を負わせたという傷害、暴力行為等処罰に関する法律違反の非行事実で、東京家裁八王子支部に事件の送致がなさ...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:72
  • 《解  説》
     本件は、自己の運転免許証の上に他人の運転免許証の写しから氏名、生年月日、本籍・国籍、住所、交付の各欄を切り取って該当箇所に重ねるようにして置き、氏名欄の氏の部分に更に別の他人の氏の記載のある紙片を置いて、その上からメンディングテープを貼り付け固定するなどしたものを、融資申込の際...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:293
  • 《解  説》
     一 訴外Aは、昭和六三年一月、出張先の富山市で胸部痛等を感じ、富山日赤病院に緊急入院したが、その後関西労災病院に転院し、一か月に一回の割合で同病院に通院していたが、同年一〇月、兵庫県が運営する「姫路循環器病センター」を訪れ、診察を受けた。
     同センターの診察で、Aは、僧帽弁狭窄...

    引用形式で表示 総ページ数:22 開始ページ位置:197
  • 遺産分割審判についての民法563条3項の損害賠償請求権は、当該財産が既に第三者に売却されていることを当該相続人が審判前から知っていた場合でも、否定されることはないとされた事例

    西口元   

    大阪高裁平8.7.9

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:194
  • 限定承認者(推定相続人)が被相続人の不動産につき死因贈与を原因に所有権移転に関する仮登記を経由し、その本登記を了しても、同不動産は、民法922条の「相続によって得た財産」に含まれるとされた事例

    浦野雄幸   

    東京高裁平8.7.9

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:204
  • 《解  説》
     一 Xらは、鶏肉等の食鳥肉の安全性を図るため食鳥処理場の構造設備に関する基準や公的検査制度等を定めた「食鳥処理の事業の規制及び食鳥検査に関する法律(以下「法」という。)」の施行(施行日は平成三年四月一日)に伴い、借り入れによる費用を投じて同法に定める設備基準を満たすような構造設...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:167
  • 《解  説》
     一 遺産分割審判がされて確定し、控訴人らは不動産を取得するものとされたが、その土地は既に相続人全員の合意で徳島県に売却し、法定相続分に応じて代金も取得済であった。控訴人らは民法九一一条、五六三条三項により、売却代金額を基本にして被控訴人らに損害賠償を求めた。一審大阪地裁は民法五...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:230
  • 《解  説》
     被相続人Aは、その子であるXらに対し、Aの所有する土地(本件土地)の持分二分の一ずつを、Aの死亡を始期として死因贈与(本件死因贈与)し、その旨の始期付所有権移転仮登記(本件仮登記)を経由していた。Aが死亡し、相続が開始し、本件仮登記に基づく本登記手続がされた後、Xらは、Aの相続...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:259
  • 《解  説》
     Xは、保険会社Y1の外務員であるA(Xの妻の妹)らから変額保険は相続対策として有効であるとして勧誘を受け、平成二年三月、自己及び妻をそれぞれ被保険者とする二口の変額保険に加入し、保険料一億七五九六万円余は飛込みにより銀行Y2から保証会社Y3の保証のもとに融資を受けて支払い、自己...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:188
  • 《解  説》
     一 Xは、Y会社の商業登記簿に取締役として登載されている者(但し、任期終了後後任者が選任されていない状態。)であるが、Y会社に対し、賃料、貸金等請求の訴訟を提起して、一審で一部勝訴した。Y会社は、控訴審に至って、取締役と資本の額が一億円以下の株式会社との間の訴訟であるから商法特...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:242