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雑誌
   
69119件中 54861-54880件目を表示中
  • 《解  説》
     外務大臣は、Aに対して一般旅券を発給したが、Aには「著しく且つ直接日本国の利益又は公安を害する行為を行う虞があると認めるに足りる相当の理由がある」として旅券返納命令を発したが、Aは期限までに旅券を返納しなかった。警視庁の警察官は、旅券法違反(返納命令違反)を被疑事実として、簡易...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:188
  • 《解  説》
     XはI市の住民であるが、同市において、平成四年五月、町内会長ら合計五二名を同市から約三〇キロメートルの距離にある温泉に招き、泊まりがけで「市政懇談会」を開催し、宴会に酌婦を呼んだこと等による支出を違法であると主張し、同市の市長Y、助役Y2、収入役Y3を相手に支出額八五万円余の損...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:185
  • 《解  説》
     一 本件の事案の概要は次のとおりである。
     Xは、大正八年生まれで、契約当時には年金生活者となっていたが、保険会社Y1の勧誘員から、保険料を銀行から全額借り入れて変額保険に加入するプランの説明を受け、平成三年五月に、Y2から保険料相当額を借り入れ、Y3に右の借入金について保証委...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:208
  • 《解  説》
     一 本件は、衆議院議員で国務大臣北海道開発庁長官であった被告人が、その在職中に、北海道内においてリゾート総合開発計画を有していた株式会社共和の副社長から、北海道総合開発計画に基づく道路整備事業として事業化が見込まれていた高規格幹線道路の右リゾート開発地周辺の新設予定箇所に関する...

    引用形式で表示 総ページ数:13 開始ページ位置:55
  • 福岡高那覇支平8.3.25判決

    《解  説》
     一 本件は、マスコミ等で話題となった沖縄県知事に対する職務執行命令訴訟の第一審判決であるが、その事案の概要は次のとおりであった。
     日本国政府は、日米行政協定に基づき、駐留軍用地の確保に努める義務を負っており、用地の所有者等が任意の用地提供に応じない場合には、日本国とアメリカ合...

    引用形式で表示 総ページ数:48 開始ページ位置:88
  • 名古屋地平8.3.25判決

    《解  説》
     一 Xらは、いずれも愛知県の住民である弁護士であるが、愛知県は、平成五年四月、八一名の愛知県議会議員に対し、県外旅行の事実がないのに県外旅行をしたとして旅費を支給したのは違法であり、愛知県議会事務局長の職にあったY3は、知事から委任されて右議員に対し旅費を支給する権限を有する者...

    引用形式で表示 総ページ数:15 開始ページ位置:241
  • 4 家事編 夫婦関係をめぐる諸問題(2) 夫婦関係破綻後の不貞行為(離婚関係が破綻した夫婦の一方と肉体関係を結んだ第三者の不法行為責任)

    永井尚子   

    最高裁第三小法廷平8.3.26

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:39
  • 婚姻関係が既に破綻している夫婦の一方と肉体関係を結んだ第三者は他方配偶者に対して不法行為責任を負うか

    小林元二   

    最高裁第三小法廷平8.3.26

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:136
  • 労働協約の拡張適用とその限界 -朝日火災海上保険事件

    山川隆一   

    最高裁第三小法廷平8.3.26

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:410
  • 名古屋地平8.3.26判決

    《解  説》
     Xは大正一一年生まれの株取引の経験を有する女性であるが、昭和六二年六月以降、Y証券会社と株の現物取引を始め、平成元年四月、支店長らの勧めにより信用取引を開始するための書類に署名捺印した。その後、Yの従業員がXの名で無断で株の信用取引を数回行い、事後承認を求めたが、結局、Yは自社...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:222
  • 《解  説》
     1 亡Aは、昭和六二年八月当時、五七歳で全盲状態であったが、その目の手術に先立ち、血液中のアルブミン値改善の目的で被告Yが運営する東京大学医学部附属病院に入院していたところ、肺に気胸及び細菌性肺炎を発症し、一時はかなり良くなったものの、一二月に至って「敗血症性ショックによる循環...

    引用形式で表示 総ページ数:15 開始ページ位置:261
  • 《解  説》
     一 Aは、昭和二六年九月から昭和五五年三月までの約三〇年間にわたり、主に坑夫として粉じん作業ないしこれに類する作業に従事していたところ、昭和五五年ころじん肺と診断され、同年九月九日付けで、じん肺法四条二項所定の管理区分「管理三ロ」との決定を受けた。Aは、遅くとも昭和五六年一一月...

    引用形式で表示 総ページ数:12 開始ページ位置:187
  • 《解  説》
     一 本訴は、Xが、平成四年四月五日にYらとの間で、期間平成四年五月一日から四年間として、転貸目的でマンションの一括借上契約を締結したものの(いわゆるサブリース契約。また、賃料改定条項「賃料については、二年毎に、通常は四%の増加率とする。また、物価の変動、土地公租公課、その他経済...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:255
  • 《解  説》
     一 Xは本件変額保険契約締結時の年齢が六二歳の無職女性であり、公務員であった夫を一年前に亡くし、その際の五億円を超える相続財産についての相続税の申告の経験から、相続税対策の必要を感じていた者である。Y1は保険会社、Y2は保険料を融資した銀行、Y3は右融資の保証会社、Y4はY2か...

    引用形式で表示 総ページ数:11 開始ページ位置:236
  • 福島地会津若松支平8.3.26判決

    《解  説》
     一 X1は、平成四年五月ころ、工場の休憩所として使用していた本件建物を購入したうえ、同年八月、保険会社Y1とY2との間で、本件建物と家財について住宅総合保険契約を締結したところ、本件建物と家財が火災により焼失したため、保険金請求権について質権を有するX2とともに、Y1とY2に対...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:241
  • 最高三小平8.3.26判決

    《解  説》
     一 本件は、定年年齢の引下げ、退職金支給率の引下げ等を内容とする労働協約が締結され、これと同内容の就業規則の変更がされた場合において、労働協約の一般的拘束力又は就業規則の変更により、未組織労働者の労働条件が不利益に変更されるか否かが主たる争点となった労働事件である。
     本件の事...

    引用形式で表示 総ページ数:14 開始ページ位置:82
  • 《解  説》
     平成二年一二月の深夜午前一時五〇分頃、伊豆半島石廊崎沖合の海上で、総トン数四六七トンの貨物船大峰山丸の船首が、引船第十一利丸に曳航され銑鉄一三〇〇トンを積載していた被引台船玄武の船首に衝突する事件が発生した。貨物船を操船していた一等航海士Aは、引船列と替わる(行き違う)際に、引...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:151
  • 最高三小平8.3.26判決

    《解  説》
     一 妻Xが夫Aと同棲している女性Yに対し、不法行為を理由に慰謝料の支払を求める事件。XとAとは昭和四二年五月一日に婚姻の届出をした夫婦であり、性格の相違等が原因になって夫婦関係が次第に悪化していき、昭和五九年四月には非常に悪化していた。Aは、昭和六二年五月六日、自宅を出てかねて...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:284
  • 最高三小平8.3.26決定

    《解  説》
     一 本件は、漁業等を営む日本法人のウタリ共同株式会社の代表取締役である被告人が、同会社の業務に関し、動力漁船第二新博丸船長の大友勝らと共謀の上、北海道知事の許可を受けないで、平成元年一〇月二〇日ころから同年一一月五日ころまでの間、色丹島から一二海里内及び一二海里を超え二〇〇海里...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:136
  • 学習塾で小学6年生同士が喧嘩し被害者が2階階段から負傷した事案において、加害者及びその両親の不法行為責任を肯定した事例

    大沼洋一   

    東京地裁平8.3.27

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:114