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雑誌
   
69163件中 54801-54820件目を表示中
  • 《解  説》
     一 事案の概要
     本件は、いわゆる富士見産婦人科病院事件に関連する名誉毀損事件である。
     富士見産婦人科病院事件とは、昭和五五年九月に、「富士見産婦人科病院において無資格者である病院経営者が超音波検査装置を操作し、手術の必要のない多数の「患者」に対し、手術をしなければ命が危ない...

    引用形式で表示 総ページ数:11 開始ページ位置:193
  • 《解  説》
     一 本件は、幼児の結核性髄膜炎に対する治療の当否が争われた事例である。
     昭和四九年一一月二五日、当時二歳のX1は、高熱、嘔吐等の症状で、被告Y1が運営する広島赤十字病院を受診し、そのまま入院した。担当医となったY2医師は、アセトン血性嘔吐症及び急性咽頭炎と診断して解熱、点滴、...

    引用形式で表示 総ページ数:13 開始ページ位置:209
  • 《解  説》
     本件は、自動車を運転中に事故により負傷したXが、その原因は、Yの製造した本件自動車が、その自動速度制御装置(ASCD)の欠陥により増速し、解除機構が作動しなかったことにあるとしてYに対し損害賠償を請求した事案である。原審はXの請求を棄却した。
     Xは控訴審においてさらに、本件自...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:228
  • 《解  説》
     一 本件は、週刊新潮一二月八日号に掲載された「特集・東京都税金Gメンが逆に怒鳴られた『二千三百億』滞納者」という記事の見出し、同誌宣伝のための新聞広告の見出し、原告の顔写真が、原告の名誉を毀損し、肖像権を侵害したとして、慰謝料一〇〇〇万円と謝罪広告の掲載とを求めた事案である。
    ...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:190
  • 《解  説》
     Y1は、石材の採取・販売を業とする有限会社であり、Xらはその代表取締役ないし取締役の地位にあった者である。
     Y1は、平成元年一二月一九日、株式会社Tとの間で、Tが進めるマリーナ開発事業に協力し、同事業用地の現地における取得作業をする旨の業務協定を締結した。同協定は、同二年一月...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:231
  • 《解  説》
     X1は、平成二年一月、Y3保険会社との間で4口の変額保険契約を締結し、保険料として合計一億五三三四万円余を支払ったが、その原資としてY2信用保証会社の信用保証のもとにY1銀行から一億七〇〇〇万円の貸付を受け、Xら夫婦は所有する不動産に根抵当権を設定した。本件は、X1がYらの変額...

    引用形式で表示 総ページ数:17 開始ページ位置:242
  • 34 その他(2) 政府保障事業による請求権の消滅時効の起算点

    堺充廣   

    最高裁第三小法廷平8.3.5

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:222
  • 自賠法72条1項前段に基づく請求権の消滅時効の起算点

    加藤新太郎   

    最高裁第三小法廷平8.3.5

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:122
  • 《解  説》
     一 Xは、昭和四五年四月当時、国立山梨大学工学部の四年生であったが、同月に実施された定期健康診断に参加し、同大学備え付けの脚力測定器械(以下「本件器械」という。)によって脚力測定の受検をした際、左大腿骨頚部内側骨折の傷害を負った。
     そこで、Xは、本件器械によって脚力を測定した...

    引用形式で表示 総ページ数:11 開始ページ位置:209
  • 《解  説》
     一 抗告人は、競売物件である土地・建物の唯一の買受申出人として、平成七年八月九日に売却許可決定を得た。ところで、本件競売物件については、共有者の一人が、約二年半前の平成五年二月二三日に、本件競売物件の取得のための借入金の返済を苦にして本件競売物件から約二、三百メートル離れた山林...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:294
  • 最高三小平8.3.5判決

    《解  説》
     一 本件は、自賠法七五条の定める二年の消滅時効の起算点に関する。
     原告は、昭和五九年三月二四日ひき逃げされ、同六〇年二月二日に症状固定し、後遺症が残った。被疑者Aが同六一年二月二七日棚疑不十分で不起訴となり、賠償責任を否定し始めた。原告は、Aを被告とする賠償請求訴訟を提起した...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:76
  • 最高三小平8.3.5判決

    《解  説》
     一 市立小学校教諭Aは、午後に他校の体育館で行われる児童のポートボールの練習試合の審判をすることが予定されていたところ、午前中から体調が悪かったため、その交代を同僚教諭らに申し入れたが、聞き入れられず、やむなく審判を担当したところ、審判として球技指導中に倒れ、特発性脳内出血によ...

    引用形式で表示 総ページ数:29 開始ページ位置:203
  • 《解  説》
     一 本件は、警察官が来意を告げずに合鍵で被疑者方居室内に立ち入って行った捜索差押令状の執行が違法ではないとされた事例である。すなわち、本件において、警察官らは被疑者に対する覚せい剤取締法違反被疑事件について被疑者方居室を捜索場所とする捜索差押令状の発付を受けたが、その執行に当た...

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:275
  • 《解  説》
    一 本件で問題とされたのは、スタンガンの凶器性である。スタンガン(スタン《stun》は「気絶させる」、「びっくりさせる」の意。)とは、米国で痴漢防止用に開発された高電圧銃で、乾電池を電源とし、先端の電極棒から高電圧を発し、相手にショックを与えるものとして、我が国でも販売されている...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:266
  • 逮捕による身体拘束の継続と国家賠償請求の可否

    藤谷俊之   

    最高裁平成8 年3 月8 日第二小法廷判決

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:530
  • 司法警察員による被疑者の留置についての国家賠償法1条1項所定の違法性の判断基準

    河本晶子   

    最高裁第二小法廷平8.3.8

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:156
  • 婚姻当事者以外の利害関係人の身分上の地位に及ぼす影響を考慮して婚姻無効確認請求が信義則に反するとはいえないとされた事例

    北野俊光   

    最高裁第二小法廷平8.3.8

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:166
  • 信仰上の理由により剣道実技の履修を拒否した市立高等専門学校の学生に対する校長の原級留置処分及び退学処分が裁量権の範囲を超える違法なものであるとされた事例 -エホバの証人退学処分等取消訴訟上告審判決

    太田幸夫   

    最高裁第二小法廷平8.3.8

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:348
  • 《解  説》
     Xら一一名は、新聞折込み広告で練習用ボール製造とのY1の求人広告を見て、それぞれY1のもとを訪れ、Yらから、ゴルフボールの製作が経験のない女性でも一人ででき、一時間に一〇〇個位製造し、一個当たり約二〇円の利益が上がるなどの説明を受け、Y1からゴルフボールの製作機(Y1がY2から...

    引用形式で表示 総ページ数:11 開始ページ位置:196
  • 最高二小平8.3.8判決

    《解  説》
     一 本判決は、本件婚姻無効確認請求が信義則に反するとはいえないとして、これを信義則違反として請求を棄却した原判決・第一審判決を取り消し、請求認容の自判をした。事例判例ではあるが、人事訴訟など判決の効力が第三者にも及ぶ事件に信義則を適用するには、利害関係を有する第三者に与える影響...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:147