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雑誌
   
69207件中 50101-50120件目を表示中
  • 《解  説》
     一、道路交通法における速度違反罪の罪数についてほぼ同旨の判断を示した二つの控訴審判決をまとめて紹介する。
     事案の内容は、いずれも、被告人が名神高速自動車国道上を高速度で運転を継続した際、二つの地点(①事件では約五九・四キロメートル、約三〇分の間隔、②事件では約一九・四キロメー...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:259
  • 《解  説》
     Xは、いわゆるロス疑惑の渦中の人物であるが、昭63・8・7Aに対する殺人未遂等被告事件について東京地裁で懲役六年の有罪判決を受け(控訴中)、さらに、いわゆる銃撃事件(殺人被疑事件)について昭63・10・20逮捕され、11・10起訴されている。Yは、昭63・10・22付け「サンケ...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:238
  • 《解  説》
     本件は、階段転落事故による口内出血のため二つの病院で治療を受けた患者が、その後嗄声(「させい」。しゃがれ声)になったことにつき、医師の治療行為と右結果との因果関係が争われた事例である。
     Xは昭和五八年五月、自宅の階段から転落してコンクリート床に顔面、頭部を強打し、大量の口内出...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:207
  • 《解  説》
     カラオケ装置を設置して、テープ・レコード・ディスクの再生操作をする、スナック・バー等の風俗営業について、(a) 従業員・客の歌唱を含めて、営業主が利用主体としてテープ再生の伴奏により演奏権を侵害する(後記最高裁判決の多数意見)、(b) カラオケ装置によるカラオケテープの無断再生...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:217
  • 更地に抵当権が設定された後建築された建物に付けられた抵当権が実行されても、実行前に建物が区分登記され、その一部及び土地共有持分に付き抵当権が一部解除された上第三者に譲渡されていた場合は、法定地上権は成立しないとされた事例

    加藤学   

    東京地裁平3.1.30

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:32
  • 渉外養子縁組無効確認事件の国際的裁判管轄と準拠法

    小澤一郎   

    神戸地裁平3.1.30

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:254
  • 《解  説》
     XはA県B郡C町に住所を有し、同県D市(政令指定都市)E区に事務所を置いて不動産鑑定士及び税理士業を営んでいる者であるが、E区長YがXに昭和六二年度市民税均等割額二五〇〇円及び県民税均等割額七〇〇円の賦課決定をしたのを不服としてその取消しを求めた。Xの不服の理由は、地方税法二四...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:100
  • 《解  説》
     一、本件事案の概要は、次のとおりである。X1(原告。国籍中華民国。)は、夫X2(国籍中華民国)の死後、Y(被告。国籍中華民国。)がその戸籍上X1X2の養子になっていることを知り、X1X2がX2の生前Yとの間で養子縁組をしたことはない旨主張して、X1の住所地を管轄する神戸地方裁判...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:240
  • 《解  説》
     一、Xは、昭和五九年三月二四日、鳥取県岩美郡国府町内の道路を歩行中、対向進行してきた自動車に衝突され、右脛骨骨折の傷害を負い、入通院治療を余儀なくされた。
     しかし、Xとしては、加害自動車も運転手も不明であるため、平成元年六月、運輸大臣に対して自賠法七二条一項の損害填補を求める...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:196
  • 《解  説》
     一、本件は、建設作業員が作業中に事故に遭い、その後に発現した症状(「四肢脱力歩行障害」)と事故との因果関係が争われた事案である。
     Xは昭和四八年九月、作業中に鉄管が頭部に落下して負傷し、約四年間の入通院後、昭和五二年九月に症状固定の診断を受けた。その後Xが飯田橋労働基準監督署...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:163
  • 将来の介護費用の支払いを主位的に定期金賠償の方法により、予備的に一時金賠償の方法により求めた場合において、定期金賠償の方法による主位的請求が認められた事例

    三代川俊一郎   

    大阪地裁平3.1.31

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:96
  • 国を相手方とする証拠保全決定正本等の国立病院における差置送達が違法であるとして、これが適法にされたことを前提とする損害賠償請求が棄却された事例

    金子順一   

    広島高裁平3.1.31

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:198
  • 1 青色申告者が帳簿書類の提示を拒否したため、その備付け等が正しく行われているか否かを税務署長が確認できないときも、所得税法150条1項1号の青色申告承認の取消事由に該当する 2 青色申告者による帳簿書類の提示拒否の事実の存在を肯定することに疑問があるとして、青色申告承認取消処分が違法とされた事例

    石原直樹   

    東京地裁平3.1.31

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:262
  • 《解  説》
     一、丙(Y)は運送会社、乙は丙(Y)の運送業務の下請会社、甲は丙(Y)の子会社である石油販売会社であり、甲は乙に車両燃料を継続的に販売し、乙は丙(Y)から継続的に運送業務を下請してきたものであるが、①昭和六一年二月一二日甲と乙は「甲は甲の乙に対する債権で乙の丙(Y)に対する債権...

    引用形式で表示 総ページ数:13 開始ページ位置:173
  • 《解  説》
     本判決の認定によれば、Xは本件不動産をAに四億五〇〇〇万円で売り渡し、AがYに五億六〇〇〇万円(契約書上の代金額は七億一〇〇〇万円)で転売して所有権移転登記を中間省略によりXからYに移転したとのことである。Xは、X・A間の売買は、短期譲渡所得として多額の納税をすることを避けるた...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:210
  • 《解  説》
     本件は、個人で印刷業を経営しているXに対する青色申告承認の取消処分の適否が問題とされた事案である。
     税務署長Yの主張によれば、調査官がX宅に数回臨場し、帳簿書類の備付け状況及び所得金額を確認しようとしたところ、帳簿書類はダンボール箱に収納されていたが、その場にいた任意団体員ら...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:175
  • 《解  説》
     一、本件は、交通事故により脳挫傷等の傷害を負った高齢の被害者(事故当時八二歳の男性)が、事故のため痙性四肢麻痺の後遺障害が残存したことから、将来の介護費用として将来の差額ベッド代及び付添看護費を、主位的には定期金賠償で、予備的には一時金賠償で求めた事案であり、本件判決は、「不法...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:217
  • 《解  説》
     一、本件は、国を相手方とする医療過誤事件の証拠保全決定正本等の受領権限が国立病院長にあるか否かが争われた事件である。
     二、本件の事案の概要は、以下のとおりである。
     AがI国立病院で腫瘤切除手術を受けた後死亡したため、その遺族である原告らがAの診療録等について証拠保全の申し立...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:222
  • 最高二小平3.2.1決定

    《解  説》
     本件は、いわゆるクリスマス・ツリー爆弾事件を含む昭和四六年九月から同年一二月にかけて敢行された一連の爆弾闘争の事案である。爆発物取締罰則一条及び三条の「人ノ身体ヲ害セントスルノ目的」の意義が争われ、一、二審とも、結果の発生を未必的に認識し、かつこれを認容すれば足りるとしたが、上...

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:89
  • 冠状動脈硬化症に起因する心肥大の基礎疾病を有する労働者(左官)が、工事現場で左官の仕事に従事中、急性心臓死した事案において、右死亡に業務起因性が認められた事例

    田村眞   

    東京高裁平3.2.4

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:314