昭和55年8月7日出生の未熟児が同網膜症により右眼失明左眼視力0・02状態となった結果につき、医師において眼底検査を全く実施せず治療の適期を失した義務違背の過失があるとして、病院らの賠償責任が肯定された事例
1 取引の終了により根抵当権によって担保すべき元本が確定したとの主張が認められなかった事例
2 訴訟の提起が不法行為を構成しないとされた事例
工場増設工事現場において転圧作業に従事する日雇い労働者の転倒死亡事故について、元請会社の安全配慮義務懈怠の損害賠償責任が認められた事例
委託によらずして不動産売買を仲介した2人の宅建業者の報酬請求権を認めたうえ、右請求債権を連帯債権として、1人の業者への支払によって他の業者に対する債務も免れるとし、2人の業者間では寄与度に応じて報酬を分配すべきであるとした事例
昭和47年9月7日出生の未熟児が同網膜症により失明した結果につき、医療水準上診療関与医に酸素投与、眼底検査、説明等の義務履践の点に過失はないとしたが、杜撰不誠実な医療による精神的苦痛に対する病院の賠償責任を肯定した事例
1 通行地役権の登記欠缺を主張し得る正当の利益を有する第三者に該当しないとされた事例
2 建築基準法42条1項5号該当の私道についての私法上の通行の自由(積極)
評価人が抗告人の不協力により建物の敷地の賃貸借関係を把握しにくいままに評価した場合において、右評価に基づく最底売却価額の低廉を理由とする執行抗告の当否(消極)
1 不動産競売調書に民訴法147条の準用はない
2 自らが最高価入札人であると主張する入札人は競落期日において異議を述べる権利を有し、かつ抗告により競落不許を求める利益を有する利害関係人である
3 競落に関する決定以前に異議の意思表示ある書面が提出されたときは、競落期日において異議の陳述があったものとして取り扱うべきである
4 保証額を競買価額の2割とする旨の特別売却条件を告知することなく入札が行われ、1割の保証を立てた最高価競買申出人ではなく2割の保証を立てた次順位競買申出人を最高価入札人と定めた競落許可決定が取り消された事例
飲食店3階の窓から酔客が転落して死亡した事故について、飲食店経営者の店舗設置・保存の瑕疵による損害賠償責任が認められた事例
当座勘定取引契約を締結した銀行は、預金名義人振出の小切手を支払う資金が不足しているときは、右名義人にその旨通知すべき義務を負うが、その通知義務が尽くされたとされた事例