最も長い歴史をもつ判例実務誌
適法な転貸借のある土地の賃貸借において、賃貸入は転借人の無断転借権譲渡を理由として賃借人に対し右土地賃貸借契約を解除することができるか
1 薬事法第2条第1項第1号の規定に該当する医薬品と認められた事例 2 医師法第17条にいわゆる「医業」と認められた事例
いわゆる株主優待金を税法上益金とみるか損金とみるかについての課税官庁の認定の誤りは課税処分の無効原因たる明白な瑕疵とはいえない
1 現行実用新案法(昭和34年法律第123号)施行前の実用新案権の侵害による損害賠償額の算定法 2 実用新案通常実施権と第三者による権利侵害
実在するある株式会社の旧本店所在地と旧商号を記載し、その代表取締役として約束手形を振出した者は、個人として振出人の責任を負うか
〔判旨の要点〕 訴外帝繊工業株式会社は、もと商号を昭和電着工業株式会社と称し、本店を大阪府布施市内に有し、被告がその代表取締役であつたが、昭和33年7月19日、その目的を変更したほか、商号を現在のものに変更するとともに、本店を大阪市西区内に移転し、かつ、代表取締役を被告から他に交替させて、その...
1 当初の賃料額が多少低廉であった事情と増額請求の場合の相当額 2 賃料増額の請求にたいして自己の相当と信ずる額を供託した場合と債務不履行