最も長い歴史をもつ判例実務誌
道路交通取締法施行令第67条第1項所定の事故が発生した場合において、同項所定の措置を講ずることなくそのまま車馬又は軌道車の操縦を継続し現場を立ち去った場合の適条
交通頻繁な道路において、酒に酔い自己の操縦に係る自動四輪車を疾走させた過失により、該自動四輪車を交通標識に衡突させて、後部荷台に同乗中の人を死傷にいたした運転者において、それらの人が後部荷台に乗車中であることを認識しなかった場合と重過失致死傷罪の成否
株式会社に数人の代表取締役ある場合、代表取締役の1人が他の代表取締役の意思によらないでその代表取締役の記名捺印をなし会社の手形を振出した場合と会社の責任
分割により袋地となるべき土地のため設置された私道があるときは、右私道が不当に閉鎖されたからといって、他に事実上通行して来た通路について囲繞地通行権を主張することはできない
不動文字による無催告契約解除の特約条項を有効と認めたが、その後の賃料支払の態様からそれが合意で改訂されたと認められた事例
内縁の妻として夫の営む金融事業に従事していた者が約1500万円を持ち出したのに対し、不法領得の意思がなかったものとして無罪の言渡があった事例