借用金債務の担保として貸主に預けてある油絵が15万円で売れるならば、その売得金を以て債務の弁済に充当してよいといわれていた右金融の仲介者が、その油絵を14万5千円で売却したことは右油絵処分の権限の範囲内の行為に属する
1 刑事訴訟規則第210条の規定にいわゆる「被告人の権利」の意味とその具体的適用 2 一部伝聞を含む証言と証拠排除決定の要否
1 農地委員会が農地の真実の所有者と公簿上の所有者が違うことを知りながら、公簿上の所有者を被買収者として定めた買収計画の効力 2 右の場合真実の所有者が農地委員会のしようようにより異議申立を取り下げた後、訴により右買収処分の無効を主張することの可否
甲乙2箇の起訴事実に対し甲事実は有罪として懲役刑に執行猶予を付せられ、乙事実は無罪を宣せられたので無罪部分につき控訴となり、控訴判決で有罪となり懲役刑に執行猶予を付する場合適用法令
1 欺罔者が財物を騙取した後それに相当する金員の請求を受けてその支払を免れるため被欺罔者に暴行を加えて傷害におよんだ場合と強盗致傷罪の成否 2 刑法第236条第2項にいう不法利得には被害者の処分行為を要するか
1 法人の清算終了の手続終了とその法人に対する公訴の効力 2 たばこ専売法意反の法人処罰の場合にその法人に対し没収又は追徴を科し得るか
1 或事実の認定につき、相異る数個の証拠が採用された場合、刑事訴訟法第378条第4号にいわゆる「理由にくいちがいある」場合に該るか 2 罪となるべき事実における日時の誤認は判決に影響を及ぼすことの明らかな事実の誤認に該るか
1 民事訴訟法第645条により後の競売申立を執行記録に添付した場合、これを債務者に通知することの要否 2 不動産競売開始決定後競売手続が停止されたが、更に同一不動産につき別の抵当権実行による競売申立があった場合における後の競売申立の効力