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雑誌
   
69141件中 63021-63040件目を表示中
  • 東京高平18.10.31判決

    《解  説》
     1 本件は,平成16年改正前商品取引所法97条の2に定める指定弁済機関である商品取引受託債務補償基金協会(訴外協会)が,商品取引員(先物取引会社)である破産者の委託者からの受託債務につき,事前求償権30億円の債権届出をして,委託者債権者らに同額を弁済し,訴外協会を承継したXが同...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:336
  • 東京地平18.10.31判決

    《解  説》
     1 Aは,産業廃棄物処分業を営んでいたところ,訓練中の自衛隊機がAの廃棄物処理施設機械設備(以下「本件廃棄物処理施設」という。)の近くに落下し,本件廃棄物処理施設に対する電力の供給が一次途絶し,約2時間停電した(以下「本件事故」という。)。Xは,Aとの間で,本件廃棄物処理施設に...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:153
  • 《解  説》
     1 事案の概要
     本件は,熊本に本社を有し特定建設業の許可を得て建設業を営む会社の取締役兼東京支店長であった被告人が,代表取締役社長らと共謀の上,(1)九州地方整備局長にあて,真実は債務超過であるのに,債務超過ではない旨虚偽の記載をした貸借対照表等(33期営業年度のもの。平成1...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:332
  • 《解  説》
     1 本件は,入国審査官から出入国管理及び難民認定法(以下「入管法」という。)24 条4 号ロ(不法残留)に該当するとの認定を受けた後,口頭審理請求権を放棄した原告が,入国審査官による口頭審理請求権の告知に違法な点があったとして,退去強制令書発布処分(以下「本件処分」という。)の...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:68
  • 最高一小平18.11.2判決

    《解  説》
     1 本判決は,小田急小田原線の一部区間を高架化すること等を内容とする各都市計画事業の認可につき沿線住民がその取消しを求めた訴訟について,いわゆる論点回付により原告適格の有無につき判断をした最高裁大法廷判決(最大判平17.12.7民集59巻10号2645頁,判タ1202号110頁...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:103
  • 《解  説》
     1 本件は,公務執行妨害被告事件の被告人として大阪拘置所に勾留されていたXが,大阪拘置所長らに対して,弁護人接見時における弁護人に対する宅下げ書類については,弁護人やXの面前で,封筒を開披し,書類を閲読することなく禁制品の有無の検査だけをするよう要求したにもかかわらず,拘置所の...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:196
  • 守下実   

    最高裁平成18 年11 月7 日第三小法廷判決

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:408
  • 団体の不正経理問題等及びその代表者の発言等に関する雑誌記事につき、その内容とともに掲載された写真、小見出しの内容等を考慮すれば、両名に対する名誉毀損に当たるものであり、これが真実であり又は真実と信じるに足りる相当の理由があったとも認められないとして、不怯行為の成立を認めた事例(東京地裁平18.11.7判決)

    引用形式で表示 総ページ数:11 開始ページ位置:156
  • 《解  説》
     1 本件は,原告が,(1)被告乙山一郎に対しては,被告乙山一郎が配信したメールマガジンにおいて,原告が準強姦事件に関与したなどの原告の名誉を毀損し,プライバシーを侵害する記載があったとして,(2)被告株式会社噂の真相及び同丙川二郎に対しては,被告噂の真相が発行し,被告丙川が編集...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:224
  • 最高三小平成18.11.7判決

    《解  説》
     1 本件は,被告人が内妻と共謀の上,内妻の連れ子である当時11歳の女児に掛けた保険金を取得することなどを目的に,同児を1人で入浴させている間に,被告人において家屋内の車庫に放火して,家屋を全焼させて同児を焼死させ,保険金を詐取しようとしたが,詐欺は未遂に終わったという事案である...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:137
  • 《解  説》
     1 本件は,医療機関に一般職として勤務しているX(昭和32年生)が,給与所得者等再生手続開始を申し立てた事件である。
     2 本件申立てのころにおけるXの資産は,給与収入(手取月額約23万円)のほかは,支給見込退職金(見込額約1800万円),自宅マンション持分(ただし,オーバーロ...

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:351
  • 横領行為に及んだ被用者を引き続き雇用することとした雇用主が,被用者の親族との間で締結した当該被用者の損害賠償債務についての連帯保証契約が,身元保証法5条の類推適用により,一部無効とされた事例

    長尾貴子   

    福岡高裁平成18年11月9日判決

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:20
  • 《解  説》
     1 本件は,建設工事請負業を営むXが,雇用していた従業員であるA(ただし,専務の肩書きを与えていた)が集金した工事代金等約3500万円を着服横領したため,Aの母や兄弟であるYらに,将来再びAが同様の行為をした場合には,Aと連帯して既発生の上記損害金を支払うことを約束させた(本件...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:255
  • 《解  説》
     1 熊本県内の公立中学校の教諭であったXは,平成15年11月18日,生徒の氏名等が保存されていた光磁気ディスク(以下「本件MO」という。)を帰宅途中に紛失した(以下「本件紛失」という。)ものであるが,同月21日夜,当日開催された研究会の反省会(宴会)の最中に,上記帰宅途中に立ち...

    引用形式で表示 総ページ数:11 開始ページ位置:192
  • 《解  説》
     1 本件は,Xが,その代表取締役であったYに対し,①YがX所有の自動車を低価格で買い受けた行為,②各種契約(4件の各種コンサルティング契約,1件の調査契約)を締結して高額な対価を支払った行為が,それぞれ取締役の善管注意義務に違反するとして損害賠償を請求した事案である。
     Yは,...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:309
  • 《解  説》
     1 本件事案の概要
     Aは,初めての海外旅行に行くため旅券(パスポート)の発給申請をし,この交付を受けたが,これにはAが男性であるにもかかわらず,性別欄に女性を示す「F」と記載されていた。これは,発給申請書の性別欄の「女」にA自身が誤ってチェックしたものをそのまま機械が読みとっ...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:147
  • 7 医事関係訴訟における鑑定等の証拠評価についてー原審の過失判断に違法があるとして原判決を破棄した最近の最高裁判決を参考に

    西岡繁靖   

    第1 はじめに
    第2 医事関係訴訟における医学的知見の必要性
    1 悪しき結果に到る機序(事実的因果関係)
    2 注意義務(医療水準論)
    第3 医学的知見の証拠化
    1 鑑定
    2 私的鑑定
    第4 証拠化された医学的知見の評価
    1 学説
    2 最近の最高裁判例
    3 最近の下級審裁判例の概観(新しい鑑定方式を中心に)
    第5 最後に

    引用形式で表示 総ページ数:37 開始ページ位置:171
  • 物上保証人に対する不動産競売の開始決定正本が主債務者に送達された後に保証人が代位弁済をした上で差押債権者の承継を執行裁判所に申し出たが承継の申出について民法155条所定の通知がされなかった場合における保証人の主債務者に対する求償権の消滅時効の中断の有無

    草野類   

    最高裁第三小法廷平成18年11月14日判決

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:34
  • 拘置所の職員が弁護人接見時における宅下げ書類を開披閲読して検査したことが,接見交通権に対する必要かつ合理的な範囲内の制約として正当な権限行使に当たり,国家賠償法上違法とはならないとされた事例

    大沼洋一   

    大阪地裁平成18年11月14日判決

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:94
  • ポリープ摘出手術を受けた患者が術後に出血性ショックにより死亡したことについて,担当医に追加輸血等をしなかったことの注意義務違反があるとする医師Aの鑑定意見書とこれがないとする医師Bの鑑定意見書が存在する場合に,医師Bの鑑定意見書に基づいて担当医の過失を否定した原審の判断に採証法則に反する違法があるとされた事例

    本多健司   

    最高裁第三小法廷平成18年11月14日判決

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:108