《解 説》
1 本件は,被告人が友人らと共謀の上ガソリンスタンド店員を欺いてガソリンを詐取(判示第4の1)し,その代金支払を免れるために同店員に暴行を加えて反抗を抑圧し傷害を負わせた強盗致傷(判示第4の2)事件について,判示第4の2の成立罪名及び判示第4の1及び2の罪数関係が争点となった事...
《解 説》
1 Aは,I社の代表者であり,著名なグリーンメーラー(株式を大量に取得し,高値で売り抜け又は発行会社にこれを高値で買い取らせて利益を得ようとする者)であった。B社(蛇の目ミシン工業)は,ミシン等の製造及び販売を目的とする株式会社であり,当時C銀行をメインバンクとしていた東証一部...
《解 説》
1 本判決による事実関係は,次のとおりである。
Xは,韓国籍女性であるが,早朝5時ころ自宅マンションに帰宅したところ,潜んでいた男性2人と女性1人の外国人風の強盗に襲われ,2通の預金通帳(Yの恵美須支店開設のもの)とその届出印,キャッシュカード,外国人登録証明書,自動車運転免...
《解 説》
1 本件の事実関係の概要は,次のようなものである。
被告住友軽金属工業(Y)は,複数の生命保険会社との間で,保険金受取人をY,被保険者をYの従業員全員とする団体定期保険(以下「本件各保険契約」という。)を締結していた。この保険契約のように被保険団体が全員加入団体の団体定期保険...
《解 説》
1 本件事案の概要は,次のとおりである。
Xは,建材店に勤務しており,自宅から徒歩で通勤していたが,勤務日(週5日)のうちの4日程度,その妻の父(義父)であるAの介護のために,帰路にA宅へ立ち寄った上で帰宅していた。ところが,Xは,A宅に立ち寄った後徒歩で帰宅途中に,原動機付...
《解 説》
1 事案の概要
本件は,電話の通話制御システム及び電話の通話制御方法に関する特許発明(本件各特許発明,本件特許発明1及び2)に係る特許権(本件各特許権,本件特許権1及び2)を有するXが,Yが提供する国内電話及び国際電話サービス(Yサービス)は,本件各特許権を侵害すると主張して...
《解 説》
1 株式会社ニッポン放送は,平成17年2月当時,東京証券取引所第2部に上場されていた株式会社であるが,同社の経営権の取得をめぐって株式会社ライブドアと株式会社フジテレビジョンとの間に繰り広げられた紛争は,我が国初の大企業を対象とした敵対的買収に係る事案として広く社会の関心を集め...
《解 説》
1 訴外A(昭和5年生)は,平成12年7月13日夕刻,犬を連れて散歩に出たが,近所の排水路に転落して負傷したため,救急車で,Yの経営するB病院に搬送された。
B病院のC医師は,下顎の裂傷を消毒して縫合する等の必要な処置を行ったが,傷が化膿するおそれがあるため,経過観察のためB...
《解 説》
1 Xは,個人タクシー業者であるY1が運転するタクシーに乗車しようとした際,Y1のドア操作上の過失により負傷したとして,不法行為に基づく損害賠償請求訴訟(以下「別件訴訟」という。)を提起した。Y1は,Y1の任意保険会社Y2を通じて,甲弁護士に別件訴訟の追行を委任し,上記ドア操作...
《解 説》
1 自宅を建築し,あるいは建売住宅を購入する際には,飲用水,電気及びガスの供給並びに排水のための施設が整備されているかどうかを調べる必要がある。宅地建物取引業法35条1項は,宅地建物取引業者が,宅地,建物の売買等の相手方等に対して,その者が取得しようとしている宅地又は建物に関し...
《解 説》
1 本訴請求は,建物建築工事の注文者であるXが,請負人Aの相続人であるYらに対し,完成した建物に瑕疵があるなどと主張して瑕疵修補に代わる損害賠償請求をした事案であり,反訴請求は,Yらが,Xに対し,相続により請負契約に基づく報酬残債権(各2分の1)を取得したと主張してその支払を求...