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雑誌
   
69077件中 57281-57300件目を表示中
  • 《解  説》
     一 本件は、商品先物受託業務等を目的とするY1社の従業員Y2ないしY4から勧誘を受けて白金の先物取引をY1社に委託したところ、右先物取引の結果、約五か月間で四〇〇万円余の損失を被ったXが、右勧誘行為が全体として不法行為に該当するとして、損害賠償を求めた事案である。
     Xは、Yら...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:191
  • 《解  説》
     一 Xは、美術品の販売等を営むことを目的とする会社であり、平成七年七月一九日、同種の営業を行うYの店舗において、堂本印象と表示のある花鳥の画幅(以下「本件画幅」)を見せられ、Yから本件画幅を一五〇万円で購入したが、後日本件画幅が贋作であることが判明したため、本件画幅の売買は要素...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:234
  • 《解  説》
     被告人は、パート帰りの主婦二人が殺傷された通り魔事件の犯人として起訴された。第一審において、弁護人が、被告人と犯人との同一性を争い、仮に被告人が犯人であるとしても犯行当時心神喪失状態であったから無罪であると主張した(なお、殺意の存在も争った。)のに対して、裁判所は、生き残った被...

    引用形式で表示 総ページ数:13 開始ページ位置:267
  • 《解  説》
     一 Yが発行する『週刊文春』は、Xの夫A(カリフォルニア大学サンデイエゴ校教授)と娘Bが射殺された事件について、平成八年五月二三日号から六月一三日号まで四週連続して、インタビュー記事、グラビア記事を含む連載記事を四回掲載した。Xは、第二記事及びインタビュー記事、グラビア記事は、...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:180
  • 株主代表訴訟において、取締役の会社に対する損害賠償債務を会社からの貸金に振り替えただけでは右損害賠償債務は消滅しないとして認容したが、取締役報酬として支払われた分から会社の口座に入金処理されたのは個人資産が会社に移動するとして一部は棄却された事例

    藤井正夫   

    名古屋高裁平10.9.29

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:230
  • 29 保険論(3) 自動車運転者損害賠償責任保険契約における除外規定についての保険代理店の告知義務(説明義務)違反が否定された事例

    小西義博   

    最高裁第三小法廷平10.9.29

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:204
  • 《解  説》
     一 本件は、原告の相続税に関し、原告が相続により取得した有限会社に対する出資の評価方法が争われた事案である。
     事案の概要は、次のとおりである。原告の父Aは、顧問税理士の考案したスキームに従い、相続税対策として会社を二つ設立することにし、まず、Aの妻B及び原告を連帯保証人として...

    引用形式で表示 総ページ数:21 開始ページ位置:142
  • 《解  説》
     一 Xは、週二回・一回二時間、家事介護のためのホームヘルパーの派遣を受けていたが、平成七年一一月二一日、Y1(福祉事務所長)に対し、ホームヘルパーの派遣を週七回・一回三時間に増やし、身体介護(具体的には、食事介護・排泄介護・身体清拭・洗髪)も行うことを求める旨記載したホームヘル...

    引用形式で表示 総ページ数:17 開始ページ位置:150
  • 《解  説》
     一 本件は、内閣総理大臣が、第二一期ないし第二三期の中央労働委員会の労働者委員を任命するに当たり、労働組合法一九条の三第二項に定める推薦をした控訴人ら労働組合の推薦に係る候補者を任命せず、連合傘下の労働組合の推薦に係る候補者のみを任命したことから、右各任命が憲法二八条、一四条に...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:169
  • 広島高岡山支平10.9.29判決

    《解  説》
     一 本判決は、原判決・岡山地判平9・3・18本誌九五九号二〇七頁に関する控訴審判決である。
     事案の概要は、被控訴人(一審被告)日蓮正宗に所属する被控訴人寺院が、境内地内の客殿に設置した納骨室の経営につき、墓地、埋葬等に関する法律(墓埋法)一〇条所定の許可を要するにもかかわらず...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:231
  • 《解  説》
     一 本件は、XがYらに対し、Yらのパチスロ機(Y商品)の販売がXの商標権の侵害行為に該当するとして、損害賠償を求めた事案である。Xの商標権に係る商標(本件商標)の指定商品区分である平成三年改正前の商標法施行令別表第九類(旧第九類)には、「産業機械器具、動力機械器具(電動機を除く...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:254
  • 説明義務・情報提供義務をめぐる判例と理論 医療 判例分析 療養指導としての説明 1 慢性肝炎の患者が肺がんで死亡したことにつき、肺がんに進展しやすい肝硬変と疑いながら漫然と慢性肝炎の治療を続け、専門医のいる病院での精密検査の必要性等を説明して精密検査を指示しなかった開業医の過失が認められた事例 2 医師の過失と患者の死亡との因果関係は認められないが、適切な医療を受ける機会及びがんの発生を遅らせることのできる可能性の喪失に対する慰謝料が認められた事例

    西口元   

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:200
  • 《解  説》
     一 本件は、村の住民である原告らが、村が第三セクターである被告A会社及び被告B会社へ村の職員一名ずつを派遣したことは、公務員の職務専念義務に違反する措置であり、その人件費を支出したことは違法な公金支出であるから、村は被告ら(被告は、A会社、B会社及び村長個人)の共同不法行為によ...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:203
  • 《解  説》
     一 本件は、心室中隔欠損症の治療のために右心室流出路拡大の手術を受けた当時三歳の幼児Aが、手術の約二〇日後にMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)感染症による敗血症で死亡したことにつき、その両親X1、X2がY病院(日本赤十字社医療センター)の責任を追及した事件の控訴審である。...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:210
  • 《解  説》
     一 本件の事案の概要は、次のとおりである。
     Yは、製罐及び板金製品の加工並びに製作販売等を目的とする会社であり、Xはその筆頭株主である。Xは、平成七年七月、Yの当時の代表取締役Zらの職務執行停止代行者選任の仮処分命令の申立てを行ったところ、仮処分裁判所は、同年八月、代表取締役...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:214
  • 《解  説》
     一 本件は、写真集の出版などを業とするXが、人気女性タレントであるYの所属していた芸能プロダクションAとの間で、Yをモデルとして撮影した写真集をXが出版する内容の出版契約(本件出版契約)を締結したが、Yが正当な理由もなく撮影を拒絶して、Yを写真集のモデルとして出演させるべきAの...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:186
  • 《解  説》
     一 Xは、平成四年四月、不動産業者Aに対し、五〇〇〇万円を、弁済期平成七年七月、利息年一〇パーセントの約定で貸し渡し、Bの所有名義の本件土地に根抵当権の設定を受けたが、右融資に伴い設定された担保が無価値であり、Aに対する貸金債権の回収が不能になった。
     そこで、Xは、司法書士で...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:200
  • 1 慢性肝炎の患者につき、肝硬変を疑いながら、専門病院での精密検査の必要性を指示説明しなかった医師の過失を認定した事例 2 医師の過失と患者死亡との因果関係を否定した上で、適切な医療を受ける機会の喪失による慰謝料請求を認容した事例

    金子順一   

    東京高裁平10.9.30

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:116
  • 消費税法30条7項(平6法109号改正前)に規定する仕入税額控除に係る帳簿等を「保存しない場合」の意義及び主張・立証責任

    高須要子   

    東京地裁平10.9.30

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:319
  • 固定資産評価審査委員会の委員が原処分庁の職員を同席させて合議したうえ、審査申出を棄却する旨決定したことについて審査決定手続が違法であるとして決定が取り消された事例

    太田幸夫   

    東京高裁平10.9.30

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:322