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雑誌
   
69186件中 57181-57200件目を表示中
  • 《解  説》
     一 本件事案の概要は次のとおりである。X(差押債権者・抗告人)は、Y裁判所に対し、物件1ないし3について、担保権の実行に基づく競売の申立てをした。Y裁判所は、物件2、3は優先債権者ZがいるためXには配当がいかず無剰余であるとして、物件2、3についての執行手続を取り消した。これに...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:268
  • 《解  説》
     一 消費税の仕入税額控除の可否が問題となった事件である。
     二 消費税法(平成三年法律第七三号による改正前のもの。以下「法」という。)は課税資産の譲渡等の対価の額を課税標準とし(法二八条一項)、それに係る消費税額から課税仕入に係る消費税額を控除した額を納付すべき税額としているが...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:278
  • 《解  説》
     一 賃貸人Xは、昭和五一年に東京都港区三田所在の本件土地を期間二〇年でY1に賃貸し、Y1は、本件土地上に木造二階建の本件建物を新築し、その妻Y2と共有していた。Xは昭和六一年ころ、不動産業者Aと共同して、本件土地を含むX所有土地九〇〇〇平方メートルに高層ビルを建築することを計画...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:212
  • 神戸地尼崎支平10.8.21判決

    《解  説》
     Yは、自動車運転教習業を主たる目的として設立された資本金二三〇〇万円、発行済株式総数四六〇株の株式会社(一株の額面五万円)であり、X1は一〇〇株、X2は二〇株を有する株主である。Yは、平成三年九月、Yの当時の代表者であったAが代表者のN社から同社所有の土地建物を代金五億九七四〇...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:250
  • 《解  説》
     一 本件事案の概要は次のとおりである。Y1は、A所有の土地一〇七・三一平方メートル(以下「本件土地」という)を賃借し、右土地上に建物を建築した(以下「本件建物」という)。Y1が代表取締役をしているY2会社は、Xから金員を借り入れ、右債務を担保するため、本件建物に抵当権を設定し、...

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:267
  • 《解  説》
     一 株式会社Y1(代表者Y2)は、発行する月刊誌「共済ニュース」(平成八年一二月号、昭和二八年創刊、官公庁・公務員、特に地方公務員を対象とした雑誌)の表紙表題に「特集X銀行の犯罪的行為を問う!」とし、「仮面をかぶったX銀行の犯罪的行為―X銀行の横暴な姿勢を問う!」と題する記事を...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:200
  • 《解  説》
     一 事案の概要は次のとおりである。
     Yは、C医院を経営し、一般内科治療の他に、リウマチ、腰痛等の治療として、鎮痛剤等を患部の皮下又は筋肉に少量注射し、痛みの寛解を図る一種のペインクリニックを行っていた。X1ないしX8、A、X14ないしX22、B(以下「患者ら」という。)は、い...

    引用形式で表示 総ページ数:11 開始ページ位置:231
  • 1 区分所有法61条5項所定の復旧決議がされた場合における同条7項の区分所有権等の買取請求権の法的性質と同項所定の時価の算定基準時 2 右時価の算定方法

    宮﨑謙   

    大阪地裁平10.8.25

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:58
  • 最低売却価額が、その決定後に生じた事情により著しく不当になった場合、その変更をすることなく売却を実施したときは、最低売却価額の決定に重大な誤りがあるとした事例

    上田正俊   

    仙台高裁平10.8.25

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:260
  • 《解  説》
     一 Xは、東京都内で貴金属店を経営する会社であるが、平成七年七月五日から翌六日にかけて、Xの店舗内において盗難事故が発生し、貴金属が盗難に遇ったとして、大井警察署に被害届を提出するとともに、盗難保険契約を締結していたY(保険会社)に対し、一九四六万円余の保険金を請求した。
     こ...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:259
  • 《解  説》
     一 本件は、阪神淡路大震災により損壊した区分所有建物につき、建物の区分所有等に関する法律(以下「法」という)六一条五項に定める決議がなされ、右決議に反対した原告らが決議に賛成した被告らに対し、原告ら所有の区分所有建物の買取を求め、法の定める「時価」の意義等につき争われた事案であ...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:276
  • 《解  説》
     一 本件は、昭和五七年七月に不動産競売の申立てがされ、種々の経緯を経て、平成九年一〇月二一日、同年六月二〇日付け評価書に基づき最低売却価額が四〇九九万円と定められた後、平成一〇年六月一〇日、最高価買受申出価額五一二三万円に基づいてされた売却許可決定に対して、執行抗告がされた事案...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:280
  • 《解  説》
     Yは本件株券の所有者であったが、平成九年八月二五日夜から同月三〇日午前までの間にYの事務室内の金庫から何者かによって本件株券が盗まれ、Yは、同年九月二五日、除権判決を得るため、公示催告の申立てをした。Xは、同月二九日、一〇年来の顧客であるAから本件株券の売付けを委託され、東京証...

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:262
  • 相続放棄の申述における動機の錯誤が要素の錯誤に該当するとして、相続放棄が無効とされた事例

    安部勝   

    福岡高裁平10.8.26

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:30
  • 《解  説》
     Xは、エステ(全身美容)用の化粧品、飲食品その他の関連商品を製造、販売する会社であり、代理店を通じて美容院、エステティックサロン等に自社商品を供給、販売していた。Y1及びY2は、Xの従業員であったが、いずれも平成八年一二月に自己都合でXを退社し、そのころからXの商品のディスカウ...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:199
  • 《解  説》
     一 X(大正三年生)は、昭和一三年七月に訴外Aと婚姻したものであるところ、その間に長女B(昭和一九年八月五日生)が出生したものとして戸籍に記載されているが、Bは、Xの子ではないと主張し、Bの死亡後、Y(検察官)を被告として、XとBとの間に親子関係がないことの確認を求めたが、その...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:266
  • 《解  説》
     一 X(クレジット会社)は、Aに対する貸金請求権を担保するためにAがBから賃借した土地上に存するA所有建物に抵当権の設定を受け、その際、地主BからAが本件建物を担保に差し入れることを承諾し、地代の延滞等の理由により契約を解除しようとする場合は予めXに通知する旨の承諾書を受領した...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:225
  • 《解  説》
     一 原告X2(親権者母)は、子である原告X1(当時六歳の女児)を連れて被告経営の牧場を訪れたところ、原告X1が牧場内で頭部を負傷した。原告らは、この負傷は牧場内で放し飼いにされていた馬(シェトランドポニー)に蹴られたことに起因すると主張して、民法七一八条に基づき、被告に損害賠償...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:180
  • 《解  説》
     本件は、中堅ゼネコンである東海興業の常務取締役であった被告人が、かねてより株主総会対策や社内のトラブル処理を依頼していた総会屋から立替費用等の名目で金銭の支払を要求されていたことから、同社が会社更生手続開始申立を行った際、代表取締役副社長らと共謀の上、営業雑費名目で出金、隠匿さ...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:241
  • 《解  説》
     一 訴外A(明治三三年生)は、平成七年一二月一六日に満九四歳で死亡したが、同年一月一〇日、入院中の東京都老人医療センター内において、公正証書によって遺言をした。
     しかし、Aの四男であるBの妻及び子であるXらは、Aのその余の相続人であるYらを相手方とし、Aは、遺言当時、危篤状態...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:247