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雑誌
   
69077件中 56841-56860件目を表示中
  • 《解  説》
     一 Xは、平成五年七月、A所有の本件建物につき根抵当権を設定し、Aに対して金銭を貸し付けてきた。Yは、Aから工事代金債権を回収するため本件建物の賃貸権限を付与されており、Bに対して本件建物を賃貸している。XはAに対する債権のうち一五〇〇万円を請求債権として抵当権に基づく物上代位...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:160
  • 《解  説》
     一 Xは、Y県立高校の三年生に在学当時、生徒指導担当のA教諭から授業中の態度が悪いと説諭を受けていた際、暴行を受けた(その態様については、争いがある。)。
     Xは、本件事件後、頭部痛や吐き気、上下肢のしびれ感等の症状を訴えて、長期にわたり多数の病院で入通院治療を受け、左上下肢機...

    引用形式で表示 総ページ数:11 開始ページ位置:142
  • マンションの建築により住居からの眺望が阻害されたことを理由とする慰謝料の請求が認容された事例

    山之内紀行   

    大阪地裁平10.4.16

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:118
  • 《解  説》
     一 本件事案の概要は次のとおりである。Xは、既に存続期間が満了しているメシルカモスタット製剤に関する特許権を有し、その特許発明の実施品である化合物を含有する医薬品(フオイパン錠)を製造、販売している。ところが、後発医薬品メーカーであるYらは、右特許権の存続期間満了前に後発医薬品...

    引用形式で表示 総ページ数:21 開始ページ位置:232
  • 《解  説》
     1 事案の概要
     原告及び被告は商社であり、両社と訴外大市物産との三社間において、次のようないわゆるつけ売買又は介入取引と呼ばれる取引が行われていた。第一に、大市物産から、被告、原告、大市物産へ順次商品を転売する取引(以下「順方向取引」という。)、第二に、原告、被告、大市物産へ...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:223
  • 《解  説》
     本件は、いわゆる訴因変更の時期的限界が問題となった事例である(事実認定上の争点もあるが、この点の紹介は省略する。)。
     判決の認定によれば、本件訴因変更に至る経緯は、大要次のようなものである。
     H6・11・19 強盗傷人罪で通常逮捕
     H6・11・21 強盗殺人未遂罪で勾留
    ...

    引用形式で表示 総ページ数:12 開始ページ位置:283
  • 《解  説》
     一 本件は、娘の無断外泊を巡って父娘間で口論となり、娘の態度に憤激の余り、父親である被告人が娘に対し背後から出刃包丁を投げつけたところ、後頭部に出刃包丁が命中し、小脳刺創等により死亡させたという事案である。被告人は、殺人罪で起訴された。
     二 本件では、主として殺意の有無が争わ...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:300
  • 《解  説》
     一 本件は、大学卒業後、健全な社会人としてまじめに生活をしてきた被告人が、約二年間に及ぶ長男の家庭内暴力に苦しんだ挙げ句、その苦しみから逃れるため、当時一四歳になる中学三年生の長男を金属バットで殴打するなどして殺害した、という事案である。
     二 本件は、事件発生当初からマスコミ...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:77
  • 《解  説》
     Xはその所有する土地及び建物につき昭和五六年二月にY銀行のため設定された根抵当権の効力を争い、Yに対して、所有権に基づき、各根抵当権設定登記の抹消登記手続及び根抵当権が存在しないことの確認を求め、出訴した。Yは抗弁として、昭和五六年二月、YがXとの間でA社を主債務者として極度額...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:146
  • 法人が破産終結決定により法人格を喪失すると、同法人に対する債権も消滅するが、物上保証たる根抵当権の効力には影響はなく、被担保債権とは独立して存続し、その消滅時効期間は民法167条2項により20年であるとされた事例

    澤野芳夫   

    東京地裁平10.4.20

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:48
  • 《解  説》
     Aは、港湾荷役作業に従事する労働者であり、昭和五二年ころから虚血性心臓病、本態性高血圧症の持病を有していたところ、同五七年七月三一日、レッカー車を運転する業務に従事した後帰宅し、胸痛を訴えて倒れ、医師の手当てを受けたが、同日夜心筋梗塞により死亡した。Aの妻Xは、Aの死亡が業務上...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:198
  • 国民健康保険料賦課処分の根拠となった旭川市国民健康保険条例が、租税法律主義及び国民健康保険法81条に違反し無効であるとして、同処分が取り消された事例

    都築弘   

    旭川地裁平10.4.21

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:298
  • 最高三小平10.4.21決定

    《解  説》
     一 本件は、少年ABら五名が、塾帰りの中学生四名から金銭を喝取し又は喝取しようとしたとされる恐喝、同未遂保護事件の否認事案であり、少年法一六条に基づく援助協力の依頼に応じて捜査機関が家庭裁判所に送付した証拠について、家庭裁判所がその存在を少年側に了知させないまま右証拠を非行事実...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:148
  • 1 節税のための等価交換方式によるマンション建設の勧誘等について建設業者の過失責任が認められた事例 2 財産的損害について民事訴訟法248条の適用により相当な損害額が認定された事例

    加藤新太郎   

    東京高裁平10.4.22

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:86
  • 《解  説》
     Xは、昭和三九年に税理士登録をし、東京税理士会の荻窪支部(Y)に所属していたが、平成四年に破産宣告を受け、同七年に税理士登録を抹消された。Xは、Yが平成四年から同七年の各六月に開催したYの定期支部総会の議案書の財産目録の未収入金額欄にXの氏名及び平成二年度以降未納となっている支...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:254
  • 《解  説》
     一 川崎市内に土地を所有するXらは、土木建築工事の設計請負業等を営むYの社員の、等価交換方式によれば税金はかからないからマンションの建築をしたらどうか等の勧めによりYとの間でマンションの建築請負契約を締結したうえマンションを建築し、完成したマンションを約八億二九四三万円で売却し...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:220
  • 名古屋高金沢支平10.4.22判決

    《解  説》
     一 事案の概要
     甲県の住民であるXらは、Y1が甲県から指名競争入札により水道管理所施設工事二件を受注したのはYら業者の談合の結果であり、甲県は、Yらに対し、談合がなければ形成されたであろう価格と落札価格との差額相当額等の損害賠償請求権を有しているところ、その行使を違法に怠って...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:165
  • 《解  説》
     XとYは東京都区内の土地の地上げを共同で行い、XからYに多額の金銭が交付されたが、その後XとYの業務提携は解消され、XはYに交付した金額と主張する一二億五〇〇〇万円の返還を求めて提訴した。その法律構成は、X・Y間の土地売買契約の解除に基づく原状回復請求、業務提携契約の解除に基づ...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:190
  • 《解  説》
     一 本件は、一橋出版社が平成五年度の発行を予定した高等学校公民科現代社会の教科書「新高校現代社会」に対する教科書検定において、文部大臣から通知された検定意見の違憲性、違法性が争われたいわゆる横浜教科書訴訟の一審判決である。
     原告は、右教科書のテーマ学習用の独立した記述である「...

    引用形式で表示 総ページ数:69 開始ページ位置:101
  • 《解  説》
     本件は、火災保険金請求について、主として故意又は重過失による保険会社の免責が認められるか否かが争われた事案である。
     X所有の建物は、平成四年七月二〇日焼失した。XはYら二社に保険金を請求したが、Y1との間の保険契約は、同年三月一八日に締結され、保険金額を五〇〇〇万円とするもの...

    引用形式で表示 総ページ数:15 開始ページ位置:267