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69141件中 56801-56820件目を表示中
  • 《解  説》
     Xは昭和五三年四月、Y市の小学校教員に採用され、平成四年四月から本件小学校一年四組の担任となり、同五年四月には同じクラスの持ち上がりで二年四組の担任となった。同クラスには、多動性のてんかん症を有する児童Tがおり、一年の三学期から長期欠席をしていた。S校長は、同年五月、Xに事前の...

    引用形式で表示 総ページ数:11 開始ページ位置:199
  • 名古屋地平10.3.27判決

    《解  説》
     一 本件は、愛知県が、平成四年から平成七年まで、国家褒章を受章した議員や退任した県議会議長、副議長に対し、記念品料を「報償費」の名目で支出したことに関し、愛知県の住民である原告らが、愛知県知事、支出負担行為及び支出命令の専決権者並びに支出の専決権者に対し地方自治法二四二条の二第...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:119
  • 《解  説》
     Yは大学等を設置する学校法人であり、Xは昭和五六年以降、その大学教授であったところ、平成三年四月、Yの就業規則三九条四号(業務上又は管理上の指示若しくは命令に反抗し、秩序を乱したとき)、九号(学園の運営に関し不実の事項を流布宣伝したとき)及び一〇号(その他前各号に準ずる不都合な...

    引用形式で表示 総ページ数:11 開始ページ位置:182
  • 《解  説》
     一 原告らは、A村に居住する選挙人であり、被告は、A村の選挙管理委員会である。被告は、平成八年五月二〇日の選挙時登録(A村長選挙)までに、別表(省略)記載の九八名をA村の選挙人名簿に登録し(以下「本件登録」という。)、平成九年九月一一日から、同月一〇日を基準日及び登録日とする選...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:204
  • 《解  説》
     本件は、香川県における中学教諭である控訴人が、信号機の設置されている交差点に、赤信号表示であったのに進入して交通事故を起こし、青信号表示に従って交差点に入ってきた相手車両の運転者に全治約七日の、同乗者に全治約三日の各傷害を負わせたとして起訴されたところ、自己は青信号の表示に従っ...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:187
  • 《解  説》
     一1 Aは、平成三年三月ころ、大腸癌便潜血反応検査を受けたところ、便潜血反応が陽性となったので、至急、専門医療機関において精密検査を受けるよう指示され、同月一九日、大阪大学医学部附属病院第二内科において精密検査を依頼し、同年四月三日、同病院B医師の指示により、大腸レントゲン検査...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:250
  • 最高二小平10.3.27判決

    《解  説》
     一 本件は、定期傭船されている船舶の積荷につき発行された船荷証券について、その所持人に対して船荷証券に表章された運送契約上の債務を負担する者がだれかが争われた事案である。
     パナマ法人であるY2はその所有する貨物船ジャスミン号につき、Y1との間でニューヨーク・プロデュース書式に...

    引用形式で表示 総ページ数:24 開始ページ位置:98
  • 最高二小平10.3.27判決

    《解  説》
     一 本件は、Xが、商法二五七条三項に基づき、Y会社のみを被告として取締役Aを解任する訴えを提起したところ、Y会社から、取締役解任の訴えは、会社と当該取締役の双方を共同被告とすべき固有必要的共同訴訟であり、Aを被告としない本件訴えは不適法であるとして、訴えの却下を求めた事案である...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:147
  • 競売不動産(建物)を債権回収目的で賃借した第三者に対して民事執行法55条1項に基づき建物退去及び占有移転禁止を命じた売却のための保全処分について、これを不服とする請求異議が排斥された事例

    萩本修   

    東京地裁平10.3.30

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:256
  • 《解  説》
     フランス人Xは、シドテルの名称でホテルチェーンを創立し、同社の株式の九〇パーセントを保有しており、これらを売却するため買い主を探していた。日本法人Y2(当時の商号株式会社古内亀治郎商店)は、一九九〇年五月八日、Xとの間で本件株式等を一六億五〇〇〇万フラン(但し、銀行借入金及びリ...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:276
  • 《解  説》
     一 Yは、Aとの間で銀行取引約定を締結し、二回にわたって合計一億八六〇〇万円を貸し付け、Aは、Yに対し、右による債務の担保のため本件建物及びその敷地に根抵当権を設定した。Aはその後銀行取引停止処分を受け、約定により期限の利益を失ったため、Yは、Aを債務者兼所有者として、本件建物...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:276
  • 《解  説》
     Xは遊技場の経営等を目的とする会社であり、新たにパチンコ店を開設するための適地を探していたところ、本件土地一六筆を紹介され、現地を見て気に入った。X代表者と仲介業者N社の社長は、平成六年四月下旬、本件土地売却の窓口であるというK社の社長Iと面談したところ、Iは、本件土地のうち一...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:284
  • 《解  説》
     いずれも中国人であるX1・X2夫婦は、X2の持病により子供ができなかったため、昭和三〇年九月、X2の異母姉Aの子として出生したYを貰い受け、Xら夫婦の実子として届け出をした。しかし、後にXらとYの間に紛争が生じ、XらはYに対し、親子関係不存在確認請求訴訟を提起した。これに対しY...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:280
  • 《解  説》
     一 本件は、週刊誌「フライデー」に、公金をその活動財源とする原告が、私的な行事である原告元会長笹川良一の本葬に際し、他の葬儀主催者と共に、①カーター元大統領に対し、参列を要請し、参列に係る諸費用として、「VIP」という予算項目に五〇〇万円を、②宮家の参列を実現するために何らかの...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:229
  • 《解  説》
     一 Xは、亡Aの遺言執行者に指定された者であるが、平成二年四月、Aがその遺産全部を法定相続人の一人であるBに相続させる旨の遺言をし、平成三年一月、Aの死亡により右遺産全部がBに帰属したのにかかわらず、右遺産の一部についてY1、Y2名義の所有権移転登記等が経由されていると主張し、...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:262
  • 《解  説》
     Aは、Y1会社の従業員であったが、Y1会社は、B生命保険会社との間で、Aを被保険者、Y1会社を保険金受取人とする生命保険に入っていた。Aの病死により、生命保険会社は、Y1会社に対し保険金一五〇〇万円を支払ったが、Y1会社は、Aの相続人であるXらに対し、謝礼金の名目で一〇〇万円を...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:267
  • 《解  説》
     一 本件は、「硬化性樹脂被覆シート材料」に関する発明の特許権者であるXが、整形外科用キャスティングテープ(ギプス材料)を製造販売していたYに対して、特許権侵害を理由として、実施料相当額の補償金の支払い(平成六年法律第一一六号による改正前の特許法六五条の三に基づくもの)及び損害賠...

    引用形式で表示 総ページ数:18 開始ページ位置:243
  • 《解  説》
     一 本件は、「株式会社ミシュラン」という商号を使用してサンドイッチの製造販売等の営業を行っている被告に対し、タイヤメーカーとして、またレストランガイドで名高いフランス法人の原告ミシュランが、不正競争防止法二条一項一号に基づき、商号の使用差止め、商号登記の抹消、損害賠償を請求し、...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:249
  • 《解  説》
     X1は、平成三年春ころ、それまで事業用に賃借していた倉庫の立退きを求められ、代替用地を探していたところ、銀行から本件各土地を紹介され、同年九月二七日、X2及びAの三者が本件各土地の所有権を売買により取得した(持分各三分の一。なお、Aは同四年七月一六日死亡し、X3が相続した)。X...

    引用形式で表示 総ページ数:14 開始ページ位置:158
  • 報道機関の記事による名誉毀損につき、情報提供者に不法行為責任を問うためには、情報提供と名誉を毀損した記事の掲載との間に相当因果関係を要するとした上で、相当因果関係の存在を否定した事例

    齋藤大   

    大阪地裁平10.3.31

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:111