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雑誌
   
69186件中 56661-56680件目を表示中
  • 《解  説》
     一 原告らは皆分譲マンションを購入した者であるが、同人らは当該年度の所得税につき、その区分所有部分の床面積が租税特別措置法(平七法律第五五号による改正前。以下「法」という。)四一条による所得税額の特別控除(以下「住宅取得控除」という。)の適用があると考え、これを前提に納付すべき...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:275
  • 《解  説》
     一 事案の概要
     1 本件は、原告が被告の募集していた本件ゴルフ会員権を取得したところ、以下の内容の債務不履行があったとして、被告に対し、本件会員権契約の解除し、入会金及び預託金の合計二〇〇〇万円の返還を求めたという事例である。
     2 債務不履行の内容
      (一) 本件ゴルフ会...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:207
  • 福岡地小倉支平10.2.26判決

    《解  説》
     Xは貸金業者Y(個人)から二回にわたり合計二二〇万円を借り受けたが、その際、年金証書、銀行通帳、銀行印、キャッシュカード等を手渡しており、Xの銀行口座に振り込まれた年金をYが返済に当てていた。Xは、Yの貸付が貸金業の規制等に関する法律に適合していないとして利息制限法の規定により...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:143
  • 《解  説》
     一 本件は、被告に雇用され、新幹線の運転士として勤務している原告らが、所属する労働組合の指示を受けて、新幹線「のぞみ」号の乗務について、時速二七〇キロメートルで通過することとされている岐阜羽島、三河安城及び新富士の三駅を時速二三〇キロメートルで通過するよう減速して走行する、いわ...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:154
  • 最高一小平10.2.26判決

    《解  説》
     一 遺留分減殺請求事件である。本件の相続人は、被相続人の妻である原告(被上告人)、四女である被告(上告人)のほか、長女B・二女C・三女D・五女E、相続開始前に死亡した長男Aの子であるA1・A2・A3・A4の合計十名である。被相続人は、遺言により相続人全員に対してすべての遺産を分...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:129
  • 最高一小平10.2.26判決

    《解  説》
     一 AとYとは、長年内縁関係にあり、本件不動産を自宅及び共同事業のための作業場として共同で使用していた。昭和五七年にAが死亡した後、Yが本件不動産を単独で使用していたところ、Aの相続人であるXとYとの間で本件不動産の所有権の帰属をめぐって争いとなり、前訴において、本件不動産がA...

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:118
  • 競馬法13条1項の馬主登録の申請に対する拒否処分が、行政手続法8条の規定する理由の提示義務に違反するとして、取り消された事例

    宇賀克也   

    東京地裁平10.2.27

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:340
  • 《解  説》
     一 本件の当事者であるX1ないしX4およびYはいずれも弁護士である。Aは、B及びCに不動産を賃貸していたが、Yは、Aの訴訟代理人として、B及びCに対し、賃料不払を理由に賃貸借契約を解除したとして不動産の明渡を求めるとともに、B及びC並びに両名の連帯保証人であるDに対し、延滞賃料...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:210
  • 《解  説》
     一 本件は、法人税法違反により執行猶予付有罪の確定判決を受けた後、自ら馬主登録の抹消手続をした原告が、右執行猶予期間経過後に、被告に対して改めて馬主登録の申請をしたのに対し、被告が、原告の馬主登録を拒否する旨の処分をしたため、原告が、右拒否処分の取消しを求めた事案である。
     二...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:113
  • 《解  説》
     Xは、曹洞宗の寺院であるが、昭和初年以降、Y市の市道として供用されてきた市道敷とその法敷について、Y市が何らの権原なく使用していると主張し、Y市に対し、不当利得の返還を求めた。判示事項に関連する争点は、民法七〇三条に定める「法律上ノ原因」の存否、具体的には占有権原の有無であって...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:156
  • いわゆる全面的価格賠償の方法により共有物を分割することの許される特段の事情の存否について審理判断することなく競売による分割をすべきものとした原審の判断に違法があるとされた事例

    小川浩   

    最高裁第二小法廷平10.2.27

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:56
  • 特定の不動産を特定の相続人に相続させる旨の遺言で遺言執行者がある場合に当該不動産についての賃借権確認訴訟で遺言執行者が被告適格を有しないとされた事例

    竹下史郎   

    最高裁第二小法廷平10.2.27

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:172
  • 《解  説》
     一 本件は、大阪精神医療人権センター(以下「人権センター」という。)に所属する原告ら弁護士が、被告医療法人北錦会開設にかかる大和川病院(診療科目は精神科と神経科)に入院中の患者に面会を求めたところ、その面会申入れが違法に拒絶されたため精神的苦痛を被ったとして、被告北錦会のほか、...

    引用形式で表示 総ページ数:19 開始ページ位置:267
  • 《解  説》
     一 Xは寺院であり、詐欺容疑で強制捜査を受け、主要幹部全員が逮捕、勾留されるという事態も予測されることから、Yに二億三〇〇〇万円を預託したが、その後、Yから一億七〇〇〇万円の返還を受け、残る六〇〇〇万円の返還を求めて訴訟を提起した。
     これに対して、Yは、X側がYの受任していた...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:229
  • 《解  説》
     家電機器の販売業者であるXは平成三年四月、大手証券会社Yの従業員Aの電話によりワラントの購入を勧誘され、その場で保有していた株式を売却し、額面金額五〇〇〇ドルのワラントを七〇九万円余で購入することを決めた。Xは後から送付された説明書によりワラントには権利行使期間があり、これを過...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:138
  • 《解  説》
     Xは、平成四年四月、Yに対して七五〇万円を貸し渡し、その担保として二三筆の土地について極度額を一二〇〇万円とする根抵当権設定契約を締結した。しかし、Yは設定登記に必要な委任状をXのもとに持参せず、その後の催告にもかかわらず、委任状を提出しなかった。Yは、平成七年ころから返済を遅...

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:284
  • 《解  説》
     X2、X3の子X1はY市の市立中学二年生で、水泳部に所属していたが、平成四年七月、校内のプールにおいて部活動の練習中、逆飛込みをしてプールの底に頭を打ち、頚椎骨折等の傷害を負った。Xらは、本件プールには設置管理の瑕疵があり(国賠法二条)、また、顧問教諭の指導上の安全保護義務違反...

    引用形式で表示 総ページ数:11 開始ページ位置:113
  • 高松地丸亀支平10.2.27判決

    《解  説》
     一 訴外A(昭和一〇年生)は、かつては香川県丸亀市内において洋服の仕立・販売業を営んでいたところ、平成六年に経営不振により廃業し、平成七年四月から、香川県内の国家公務員の官舎の管理人になっていたが、同年五月ころ、自動車を運転中、香川県坂出市の林田港において、自動車ごと海中に転落...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:254
  • 《解  説》
     本件は、被告Y1所有ビルの抵当権者である原告が、物上代位権に基づいて本件ビルの賃借人である被告Y3らに対し賃料の支払及び供託金の還付請求権を有することの確認を求めた事案である。本件ビルの賃料債権は、被告Y1から被告Y2に譲渡され被告Y3らが右債権譲渡を承諾したことにより対抗要件...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:166
  • 最高二小平10.2.27判決

    《解  説》
     一 本件は、被相続人の遺産である土地建物を相続人間で共有とする旨の遺産分割をした後に、一部の共有者から共有物分割が求められた事案である。本件の事実関係及び訴訟の経過の概要は、次のとおりである。
     被相続人の死後、その子X1X2Y1Y2Y3Y4の間で、遺産である土地建物(本件不動...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:96