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69077件中 56041-56060件目を表示中
  • 生命保険契約者の会社から取締役への変更、保険金受取人の会社から取締役への変更と商法265条1項の適用(積極)

    山田知司   

    仙台高裁平9.7.25

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:194
  • 《解  説》
     本判決が認定した事実を要約すれば、以下のとおりである。
     Xらの被相続人Aが代表取締役であった株式会社Bは、平成二年八月三一日Y銀行から五〇〇〇万円の手形貸付を受け、Aはこれを連帯保証した。Aは、同七年四月二八日、Yに一〇八五万円余を満期六か月、以後自動継続の約束で定期預金とし...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:167
  • 《解  説》
     Yは本件マンション(地上一一階建て)の分譲業者で、また区分所有者でもあり、一階の二か所をA及びB両者に賃貸している。Aは賃貸物件1に面した土地(敷地部分1)を駐車場として使用し、Bは賃貸物件2の出入口の土地(敷地部分2)をYから駐車場として賃借している。本件マンション分譲時の規...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:276
  • 《解  説》
     Yは平成二年八月三一日、Aに対し金五〇〇万円を弁済期同五年八月三一日、利息年八・六パーセント、遅延損害金年一四パーセント、手形交換所の取引停止処分を受けた時は当然に期限の利益を失うとの約定により貸し付け、Aの取締役であったXはこれを連帯保証した。Aは同三年一〇月八日に取引停止処...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:221
  • 《解  説》
     一 Xは、精神科、神経科等を診療科目とする複数の病院を運営する医療法人(当時)であり、Y(弁護士)は精神医療の改革、精神障害者の人権擁護を目的とするAセンターなる任意団体の代表者である。
     Xは、YがAセンター代表名義で、Xの運営する病院の勤務医、同病院に研修医を派遣していた大...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:210
  • 《解  説》
     一 X株式会社は、S保険会社との間で、被保険者をXの代表取締役A、保険契約者及び保険金受取人をX(但し、保険金受取人の指定変更権留保)とする生命保険契約を締結し、後記のように、後に保険契約者及び保険金受取人変更の手続が行われるまで、保険料を支払っていた。
     その後、Aが末期ガン...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:256
  • 名古屋高平9.7.25判決

    《解  説》
     一 Xは、昭和四九年四月から、愛知県の公立学校教員として勤務している者であるが、昭和五九年二月、定期健康診断の際X線検査を受検しなかったこと、X線検査を受検するよう命じた校長の職務命令を拒否したこと、職務専念義務に違反して職場離脱をしたことを理由として三か月間一〇分の一の減給処...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:179
  • 《解  説》
     一 本件は、原告がした特許権の存続期間延長登録出願を、被告が不受理処分にしたため、原告が、右不受理処分の取消しを求めた事案である。
     すなわち、特許権者である原告は外国法人であり、原告の子会社の日本法人が、実施権の設定を受け、平成二年六月二九日、本件特許発明の実施品である医薬品...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:263
  • 名古屋地平9.7.25判決

    《解  説》
     一 Xは、Yの引受けにかかる為替手形九通(以下「本件各手形」という。)を所持しているので、その各支払期日に支払場所に呈示して支払を求めたが、支払を拒絶されたため、Yに対し、本件各手形金合計一億二四七〇万円の支払を求める訴えを提起したところ、右請求を認容する旨の手形判決が言い渡さ...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:220
  • 《解  説》
     一 本件は、村長選挙に当選した原告が、右選挙には不在者投票の管理執行手続に違法があり、それが選挙の結果に異動を及ぼすおそれがあるとして右選挙を無効とした県選挙管理委員会の裁決の取消しを求めた事案である。
     二 不在者投票は、公職選挙法四九条一項各号所定の不在者投票事由がある場合...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:55
  • 《解  説》
     一 事案の概要
     本件は、オウム真理教(以下「オウム」)の信徒が出家に際し、夫の財産を持ち出し教団に布施として交付した点につき、教団代表者である被告Cの勧誘行為の違法性が肯定され、また、右出家の際、信徒が夫との共同親権に服する子をその福祉に著しく反する養育環境の下に拘束し、夫の...

    引用形式で表示 総ページ数:19 開始ページ位置:192
  • 《解  説》
     一 訴外Aは、平成四年一二月、Y保険相互会社との間で、被保険者をAとし、保険金受取人をXとする生命保険契約を締結していたが、Aが平成五年九月に死亡したため、Xは、Yに対し、死亡保険金四〇〇〇万円の支払いを求めた。
     これに対し、Yは、Aは、右保険契約の締結に際し、医師による保険...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:247
  • 《解  説》
     1 本件は、M&A(企業の合併・買収)の専門的弁護士としても著名な渉外弁護士であった被告人が、自己が監査役も務めるA株式会社(ユニマット)の代理人として、M&A交渉を進めていた際に、その交渉相手である上場会社のB株式会社(日本織物工業)が右M&Aに伴って第三者割当増資による新株...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:294
  • 《解  説》
     一 Xは国立病院(重度身体障害者を対象に療養看護を行う病院)に賃金職員として採用され、当該病院の洗濯場に勤務する女性であり、Y1は洗濯場の洗たく長として勤務するXの直属の上司である。Y1はXに対し、職場において性的嫌がらせをし、これを拒否したXに仕事に必要な指示を与えない等の不...

    引用形式で表示 総ページ数:12 開始ページ位置:179
  • 《解  説》
     一 Aは、幼いときに右眼を失明し、左眼も桐沢型ブドウ膜炎(急性網膜壊死とも呼ばれ、その症状としては硝子体混濁等があり、進行すると網膜剥離をひき起こす。)に罹患したため、その視力も失われていったことから、眼科治療には定評のあるY1病院を受診した。そこで、Y1は、Y2医師を執刀医と...

    引用形式で表示 総ページ数:15 開始ページ位置:231
  • 与信枠を設定した信用状取引契約を締結した銀行が信用状開設依頼を拒絶したことについて損害賠償義務を負わないとされた事例

    山田陽三   

    東京地裁平9.7.30

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:94
  • 懲戒免職処分後に中央執行委員会の決定により組合員資格の継続を認められた者に対しても、組合規約の定めによらずに組合員資格を喪失させることはできないとされた事例

    山川隆一   

    東京地裁平9.7.30

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:352
  • 《解  説》
     Yは海上運送等を業とする会社であるが、平成五年三月から六月までの間四回にわたり荷送人Aとの間でコンテナ入りのフィッシュミール(魚粉)の運送契約を締結して船荷証券を発行し、サモアから日本国内の港にコンテナーを運送し、船荷証券の所持人Bにこれを引き渡したところ、かなりの貨物に濡損が...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:269
  • 《解  説》
     X(代表者Z)は平成五年九月二七日、Y銀行との間で五〇〇〇万円を限度とする信用状取引契約及び三〇〇〇万円を限度とする手形割引取引契約を締結したが、その際、ZはXのYに対する債務につき連帯保証した。本件はXからYに対し、同七年六月末から同年九月末にかけて信用状の開設を申し込んだの...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:191
  • 仙台高秋田支平9.7.30判決

    《解  説》
     Xらはいずれも旧国鉄の職員であり、秋田県内で就労していた国労の組合員であるが、旧国鉄の解体直前にそれぞれ山形県内の職場への配転命令を受け、JR東日本(Y)の成立に伴い、配転命令を受けた職場への配属発令を受けた。Xらは、旧国鉄の配転命令は不当労働行為であって、Yはその実質的同一性...

    引用形式で表示 総ページ数:13 開始ページ位置:205