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69077件中 55621-55640件目を表示中
  • 《解  説》
     本件は、破産管財人が、破産者の入会していたゴルフクラブを経営する被告会社に対し、破産法五九条に基づき、入会契約を解除して預託金の返還を求めた事案である。
     破産法五九条は、双務契約が双方未履行の場合、破産管財人に対し、債務の履行を選択して対価関係を実現する方法と解除を選択して原...

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:287
  • 通常共同訴訟の被告らの一部に対する欠席判決が原審に差し戻された事例

    須藤典明   

    東京高裁平9.2.19

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:186
  • 《解  説》
     一 本件は、被告人が、白昼、覆面姿でナイフを手にして被告人の居室に侵入してきた被害者を包丁で刺殺した事案で、主として盗犯等の防止及び処分に関する法律(以下「盗犯等防止法」という。)一条一項の正当防衛の成否及びそれに関連して刑法三六条二項の過剰防衛の成否が問題となった事案である。...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:280
  • 《解  説》
     一 本判決によれば、事実経過は概ね次のとおりである。
     甲病院はA区の誘致構想に基づいて甲が設置した病院であるが、赤字経営のため甲病院を廃止することになった。これを受けて、A区が甲病院の新経営主体の選定作業に入り、甲病院の職員の身分保障について前向きであるYを新経営主体に内定し...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:181
  • 《解  説》
    第一 事案の概要
     本件は、原告らが、政党助成法は違憲であり、国が同法に基づき政党に政党交付金を交付することは、原告らの有する人格権としての政治的自己決定権を侵害するものであると主張して、(1)民事訴訟としてその差止めを求めるとともに、(2)無名抗告訴訟としてその違憲の確認を求め...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:133
  • 《解  説》
     Xは平成六年二月四日、Aらとの間で取引限度額を三〇〇〇万円とする継続的消費貸借契約を締結し、Aが担保として第三債務者Bらに対して有する同年三月以降の本件建物の賃料債権をXに譲渡し、翌日までに内容証明郵便により第三債務者らに債権譲渡の通知をした。他方、Yは、昭和五八年一二月一四日...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:231
  • 未発生の賃料債権の譲渡は民法304条1項但書にいう「払渡又ハ引渡」に当たらない

    原田敏章   

    東京高裁平9.2.20

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:46
  • 20年間単身赴任先で妻以外の女性と同棲しながらも、妻の寛大な態度と貢献により社会的に栄達し、また月に何度も帰宅して妻の世話を受けていた夫が、社会の一線を退いた後に求めた離婚の請求について、夫婦関係の長期間の形骸化の要件を欠き、信義に反するとして、その請求が棄却された事例

    井垣康弘   

    東京高裁平9.2.20

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:128
  • 名古屋地平9.2.21決定

    《解  説》
     一 本件は、第一種低層住居専用地域において、充実した各種浴場設備と飲食コーナー、それに合計一七一台収容の駐車場等を備えるいわゆるスーパー銭湯(以下「本件スーパー銭湯」という。)を建築しようとした施主及び建築請負業者に対し、その周辺住民らが、本件スーパー銭湯は第一種低層住居専用地...

    引用形式で表示 総ページ数:20 開始ページ位置:267
  • 《解  説》
     一 被告は大手の消費者金融業者であり、原告らはその利用者であった者である。
     二 原告らは、それぞれ、昭和六三年から平成元年にかけて被告との間で、限度額を定めた包括的融資契約を締結し、その後、借入及び返済を繰り返してきた。
     右借入及び返済は、被告の店頭において行われたものもあ...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:280
  • 《解  説》
     一 本件は、JR池袋駅西口付近の木造二階建て建物の一階店舗部分の所有権を平成元年一一月に取得して賃貸人たる地位を承継したXが、右店舗部分を昭和三一年ころから賃借して飲食店を営んでいるYに対し、(一)建物の老朽化、(二)建物周辺の状況、高度な容積率の指定、不燃化建物への建替の必要...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:261
  • 《解  説》
     一 本件は、出版社であるYの発行する週刊誌に掲載された「「あなたはガンだ」を連発!」、「統一教会系病院」、「命を弄ぶ霊感商法」等と題する本件記事が医師であるX1及び医療法人であるX2の名誉を毀損したとして、XらがYに対し、不法行為に基づき謝罪広告の掲載及び損害賠償の支払を求めた...

    引用形式で表示 総ページ数:11 開始ページ位置:191
  • 《解  説》
     一 X1は、有限会社Aの従業員であったが、A社の代表取締役であったBの死亡後A社の経営権をめぐって紛争が生じ、Bの相続人らは、X1及びAを被告として、Bらの社員権の存在確認、X1の社員権の不存在確認、X1を取締役とする社員総会決議の不存在確認等を求める訴訟を提起した。X1は弁護...

    引用形式で表示 総ページ数:29 開始ページ位置:192
  • 《解  説》
     本件は、二筆の土地(登記簿上の地目は雑種地)についての平成六年度の固定資産課税登録台帳登録価格の多寡が争われた事案である。
     本件の争点は、①固定資産課税台帳上の所有者Aが既に昭和五四年に死亡しており、Xはその相続人(持分各四分の一)であるところ、審査の申出がA名義でされ、本件...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:167
  • 《解  説》
     一 X1は、昭和五八年八月一三日、国立別府病院において、腹式帝王切開により第一子を分娩したが、分娩前に子宮が破裂したため、右第一子は出産前に死亡してしまった。
     そこで、X1とその夫X2は、担当医師には、分娩誘導の適応の有無を考慮しないで、漫然と、陣痛促進剤を投与し、かつ、過強...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:250
  • 免責の効力を受ける破産債権に基づく詐害行為取消権行使の許否(消極)

    岡本岳   

    最高裁第三小法廷平9.2.25

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:56
  • 不動産売買契約において義務不履行の場合の手付金の不返還又は倍額支払の定めと共に特別の損害を被った当事者は損害賠償請求ができる旨を定めた約定の意義

    石井寛明   

    最高裁第三小法廷平9.2.25

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:66
  • 賃借人の債務不履行による賃貸借の解除と賃貸人の承諾ある転貸借の帰すう

    塩崎勤   

    最高裁第三小法廷平9.2.25

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:78
  • 債権執行による差押えと物上代位権の行使としての差押えとが競合した場合において双方の差押債権者に対し二重に弁済をした第三債務者の不当利得請求権

    岩木宰   

    最高裁第三小法廷平9.2.25

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:88
  • 1 医療過誤訴訟において鑑定のみに依拠してされた顆粒球減少症の起因剤の認定に経験則違反の違法があるとされた事例 2 医療過誤訴訟において鑑定のみに依拠してされた顆粒球減少症の発症日の認定に経験則違反の違法があるとされた事例 3 顆粒球減少症の副作用を有する薬剤を長期間継続的に投与された患者に薬疹を認めた場合における開業医の義務

    田中敦   

    最高裁第三小法廷平9.2.25

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:94