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雑誌
   
69207件中 55181-55200件目を表示中
  • 《解  説》
     一 Xは、昭和六三年一〇月二四日から、神戸市中央市民病院に入院し、高血圧症等の治療を受けていたが、同月二七日、同病院一一階の面会コーナーに設置されていた椅子に腰掛けたところ、右椅子の座席部分を支える鉄パイプが突然外れたため、仰向けに一回転して床にひっくり返り、頚椎捻挫、腰椎捻挫...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:110
  • 《解  説》
     一 Xは、Y(病院)において頚椎前方固定手術を受けたが、Yが右手術前にXに対して行った心電図検査ではXには異常が発見されており、Yは右手術を行うべきではなかったという事実を立証するために、右心電図記録(以下「本件文書」という。)が必要であるとして、その提出命令を求めた。これに対...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:259
  • 金銭債権も遺産分割の対象となりうるとしてこれを却下した原審判を取り消して差し戻した事例

    雨宮則夫   

    福岡高裁平8.8.20

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:138
  • 《解  説》
     Xは、被相続人の有していた預金債権について遺産分割を申し立てたところ、原審は、預金債権が可分債権として当然分割されることを理由に遺産分割の対象にならないとしてXの申立てを却下する審判を下したようである。
     Xの即時抗告により、本決定は、金銭債権であっても遺産分割の対象とされるこ...

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:226
  • 《解  説》
     債権者らが、債務者X1に対し、建物所有の目的で宅地を賃貸していたところ、債務者X1は、右土地上の木造建物が、平成七年一月の阪神・淡路大震災により全壊したとしてこれを取り壊し、債務者X2会社に発注して建物(以下「本件建物」という。)の建築工事に着手した。債権者らは、本件借地契約が...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:252
  • 請負契約約款に基づく仲裁契約の成立が認められた事例

    松村和徳   

    東京地裁平8.8.22

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:190
  • 《解  説》
     一 X1は、建築の設計、施工等を業とする会社であり、横浜市港北区内において建物を建築中であったが、平成七年七月、Y1会社の駐車場に駐車していたY1所有の自動車を窃取して運転していた者の無謀運転による事故により右建築中の建物を損壊され、その復旧工事のため、六三一万〇三九八円の損害...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:206
  • 《解  説》
     一 X(賃貸人)とY(賃借人)は、期間四年の建物賃貸借契約を締結したが、右契約においては、「Yが期間満了前に解約する場合は、解約予告日の翌日より期間満了日までの賃料相当額を違約金として支払う」旨の条項があった。Yは賃料支払が困難になり、約一〇か月後に契約を解約したため、XはYに...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:155
  • 《解  説》
     一 X(請負人)とY(注文者)は、住宅建築請負契約を締結し、Xは工事を着工したが、Yは請負契約を解除する旨の意思表示を行い、建築中の未完成建物を取り壊した。XはYに対し、主位的に危険負担による工事残代金を、予備的に不法行為による損害賠償を請求した。これに対し、Yは、請負契約約款...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:271
  • 《解  説》
     X1・X2夫婦の子であり、X3の孫であるY3市立小学校六年生のAは、平成四年四月一四日、学校近くの道路上で校外写生授業中、運送会社Y1の従業員Y2の運転するトラックに轢過されて死亡した。XらはYらに対し損害賠償を求める訴えを提起した。右訴訟においてY1が自賠法三条により、Y2が...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:113
  • 《解  説》
     一 本件は、予防接種後に生じた障害について、予防接種との因果関係が争われた事例である。
     原告X1は、昭和六三年一月(当時ほぼ五才)、百日せき・ジフテリア・破傷風の三種混合ワクチンの予防接種を受けたが、その数日後から発熱やけいれんを呈し、一か月後には意識障害、けいれん重積状態と...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:102
  • 1 過去の法律関係の確認の訴えが確認の利益を欠くとされた事例 2 55歳定年制を定めた就業規則の規定の有効性につき判断した事例

    松本光一郎   

    東京高裁平8.8.26

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:319
  • 《解  説》
     一 本件は、Xらが、その所有・居住する七階建マンションの南側に七階建マンションを建築したYに対し、①建築基準法が建築協定につき規定していること、各地方自治体が建築協定条例を制定していること、工事協定書を締結するようにとの行政指導があることからすれば、工事協定書締結の前提としての...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:243
  • 《解  説》
     X1ないしX4、Y1、B、Cら七名はAの子であるが、Aが所有していたY2株式会社の株式三万六〇〇〇株をXらが七分の一宛相続したか、それともAの生前、Aがそのうち二万二〇〇〇株をY1に贈与したか否かが争いとなり、Xら四名はYらに対し、右株式の持分七分の一を有することの確認を求める...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:264
  • 《解  説》
     一 訴外A(昭和九年生)は、昭和六二年四月から、有限会社の代表者として、不動産に関するコンサルタント業務に携っていた者であるが、平成五年五月二一日、業務のため米国ロサンゼルスに赴き、ビバリーヒルズ市内のホテルに滞在・宿泊していたところ、同月二三日深夜、客室のバルコニーからその真...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:275
  • 《解  説》
     一 本件は、昭和四一年一一月一八日Y社に入社し、平成六年三月一〇日に定年退職したXが、平成六年一月一日から三月一〇日の定年退職の日までの間に合計一二日間の休暇を取得したところ、Yはそのうち四日分は年次有給休暇と認めたが、それを超える部分は欠勤としてそれに見合う賃金を退職時に支給...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:117
  • 《解  説》
     一 XらはAの両親であるが、Aは国立愛媛大学の一年生当時、所属していた同大学合気道部の春合宿において、組み手練習中、卒業生で合気道二段のBから「入り身投げ」という技を掛けられて頭部を打撲し、急性硬膜下血腫の傷害を負って死亡するに至った。
     Xらは、同大学合気道部では前年にも下級...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:160
  • 《解  説》
     一 X(大正四年五月生)の長男A(昭和一一年八月生)は、偽造したXの印鑑を新たに印鑑登録し、その登録証明書を利用してXの土地を無断で売却しようと企て、平成二年一〇月、東松山市役所に赴き、まず、Xの代理人として、Xの住民票の住所を変更したうえ、Xの印鑑登録廃止申請書、印鑑登録証亡...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:121
  • 職務執行命令訴訟における司法審査の範囲 -沖縄県知事に対する職務執行命令訴訟上告審判決

    宇賀克也   

    最高裁大法廷平8.8.28

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:374
  • 《解  説》
     一 事案の概要
     Y5大学生活協同組合は、将来の学生数の減少等に対処するための経営改善策として、ディスカウント形式のスーパーマーケットの経営を目的とする株式会社Aを全額出資して設立し、理事(Y3、Y4)及び従業員(Y1、Y2)をA社に取締役(Y1は代表取締役)として出向させ、そ...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:164