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雑誌
   
69207件中 55101-55120件目を表示中
  • 《解  説》
     一 Y1(控訴人)は、ゴルフクラブを経営する会社であるところ、破産者Aは右クラブへ入会していたが、破産してX(被控訴人)が管財人に選任された。Xは、破産法五九条によりAのY1に対する入会契約を解除し、Y1に対し、預託していた入会預託金の返還を求めるとともに、Y2(控訴人)に対し...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:280
  • 《解  説》
     一 事案の概要
     少年七名は、平成五年三月一日午前零時半ころ、京王線調布駅前南口広場等において、一九才の男性ら五名に対し、殴る、蹴る等の暴行を加え、うち一名に全治約三週間の傷害を負わせたという傷害、暴力行為等処罰に関する法律違反の非行事実で、東京家裁八王子支部に事件の送致がなさ...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:72
  • 《解  説》
     本件は、自己の運転免許証の上に他人の運転免許証の写しから氏名、生年月日、本籍・国籍、住所、交付の各欄を切り取って該当箇所に重ねるようにして置き、氏名欄の氏の部分に更に別の他人の氏の記載のある紙片を置いて、その上からメンディングテープを貼り付け固定するなどしたものを、融資申込の際...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:293
  • 《解  説》
     一 訴外Aは、昭和六三年一月、出張先の富山市で胸部痛等を感じ、富山日赤病院に緊急入院したが、その後関西労災病院に転院し、一か月に一回の割合で同病院に通院していたが、同年一〇月、兵庫県が運営する「姫路循環器病センター」を訪れ、診察を受けた。
     同センターの診察で、Aは、僧帽弁狭窄...

    引用形式で表示 総ページ数:22 開始ページ位置:197
  • 遺産分割審判についての民法563条3項の損害賠償請求権は、当該財産が既に第三者に売却されていることを当該相続人が審判前から知っていた場合でも、否定されることはないとされた事例

    西口元   

    大阪高裁平8.7.9

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:194
  • 限定承認者(推定相続人)が被相続人の不動産につき死因贈与を原因に所有権移転に関する仮登記を経由し、その本登記を了しても、同不動産は、民法922条の「相続によって得た財産」に含まれるとされた事例

    浦野雄幸   

    東京高裁平8.7.9

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:204
  • 《解  説》
     一 Xらは、鶏肉等の食鳥肉の安全性を図るため食鳥処理場の構造設備に関する基準や公的検査制度等を定めた「食鳥処理の事業の規制及び食鳥検査に関する法律(以下「法」という。)」の施行(施行日は平成三年四月一日)に伴い、借り入れによる費用を投じて同法に定める設備基準を満たすような構造設...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:167
  • 《解  説》
     一 遺産分割審判がされて確定し、控訴人らは不動産を取得するものとされたが、その土地は既に相続人全員の合意で徳島県に売却し、法定相続分に応じて代金も取得済であった。控訴人らは民法九一一条、五六三条三項により、売却代金額を基本にして被控訴人らに損害賠償を求めた。一審大阪地裁は民法五...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:230
  • 《解  説》
     被相続人Aは、その子であるXらに対し、Aの所有する土地(本件土地)の持分二分の一ずつを、Aの死亡を始期として死因贈与(本件死因贈与)し、その旨の始期付所有権移転仮登記(本件仮登記)を経由していた。Aが死亡し、相続が開始し、本件仮登記に基づく本登記手続がされた後、Xらは、Aの相続...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:259
  • 《解  説》
     Xは、保険会社Y1の外務員であるA(Xの妻の妹)らから変額保険は相続対策として有効であるとして勧誘を受け、平成二年三月、自己及び妻をそれぞれ被保険者とする二口の変額保険に加入し、保険料一億七五九六万円余は飛込みにより銀行Y2から保証会社Y3の保証のもとに融資を受けて支払い、自己...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:188
  • 《解  説》
     一 Xは、Y会社の商業登記簿に取締役として登載されている者(但し、任期終了後後任者が選任されていない状態。)であるが、Y会社に対し、賃料、貸金等請求の訴訟を提起して、一審で一部勝訴した。Y会社は、控訴審に至って、取締役と資本の額が一億円以下の株式会社との間の訴訟であるから商法特...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:242
  • 《解  説》
     Xは昭和五五年八月にY医療法人に採用された准看護婦であり、以来福岡県田川市内の三交代制の病院で勤務していたところ、平成七年六月、Yの福岡市における二交代制の病院での勤務を命じられた。Xは、Yにより田川市内の病院での勤務に限定して採用されたものであり、Xの同意なく他市の病院への配...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:147
  • 株式会社の取締役に対する株主代表訴訟において、当該株式会社が被告取締役側に補助参加することは許されないとされた事例

    末吉幹和   

    名古屋高裁平8.7.11

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:162
  • 《解  説》
     Xは自転車に乗っていたところ、Yの自動車が後方から追突し、Xは救急車で病院に搬送され、入院日数合計八〇日等を要する顔面挫創、鼻骨骨折、右膝裂創、上下肢擦過傷、上歯列骨折、頭部外傷、頚椎捻挫等の傷害を負った。XはYに対し、不法行為及び運行供用者責任に基づき、総額二三六〇万円余の損...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:193
  • 名古屋高平8.7.11決定

    《解  説》
     一 Xらは、中部電力株式会社の株主であるが、中部電力が平成五年一二月、芦浜原子力発電所建設に関し地元漁業協同組合に対し二億円を違法に支出したことにより同会社に損害を与えたなどと主張し、中部電力の取締役Yらを相手どり、損害賠償を追及して代表訴訟を提起した。
     右代表訴訟において、...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:284
  • 預託金会員制ゴルフクラブの会員権の譲渡を第三者に対抗するための要件

    黒野功久   

    最高裁第二小法廷平8.7.12

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:62
  • 退去強制令書の執行による本邦からの出国と難民不認定処分の取消しを求める訴えの利益の存否(消極)

    内田義厚   

    最高裁第二小法廷平8.7.12

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:270
  • 《解  説》
     A社を吸収合併したX社は、A社がその代表取締役であったBに対し貸金債権九億八一九六万円余を有し、また、BがA社を貸主として返済見込みのない会社に貸付を行い、又は返済能力のない会社の債務に連帯保証させるなどしてA社に四〇二億円相当の損害を負わせたところ、BはAを害することを知って...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:238
  • 最高二小平8.7.12判決

    《解  説》
     一 本件は、預託金会員制ゴルフクラブの会員権が二重譲渡された事案であり、会員権の譲渡を第三者に対抗するための対抗要件は何かが問題となった事件である。
     二 本件の事実関係の概要は、次のようなものである。
     Aは、N会社の経営する預託金会員制ゴルフクラブであるNゴルフクラブの自己...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:193
  • 物上保証人に対する不動産競売において被担保債権の時効中断の効力が生ずる時期

    中本敏嗣   

    最高裁第二小法廷平8.7.12

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:30