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雑誌
   
69077件中 52721-52740件目を表示中
  • 《解  説》
     一 X(原告・控訴人)は、海外旅行をした際、フィンランドでみやげ物として、フィンランド製のさや付きステンレスナイフ(刃渡り八ないし一〇センチ)八本を買い、小包で自宅宛に郵送したが、Y(被告・被控訴人)が、右ナイフは銃刀法によって所持が禁止されている「あいくち」に当たるとしてその...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:151
  • 《解  説》
     一 X1とX2は、平成二年二月一五日、Y銀行福岡支店に対し、据置期限を同年五月一五日として、各自二五〇万円の定期預金をしたので、据置期限経過後にその払戻しをしたが、Yが、右定期預金はX1、X2に対する融資の担保になっているとしてその払戻しを拒否したため、右定期預金の払戻しを求め...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:173
  • 《解  説》
     一 本件は、不動産を共有しているX1X2X3が、右不動産の各持分につき根抵当権設定登記等を有する担保債権者Yに対して、被担保債権の時効消滅等を理由に右登記等の抹消登記手続を求めた事案である。右根抵当権設定登記がなされた経緯は、次のとおりである。Yは、昭和四八年一〇月二九日、X1...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:215
  • 《解  説》
     本件は、いわゆるロッキード事件児玉ルートで被告人として起訴されたAがY税務署長に対し、昭和四六年ないし同五〇年分の所得税の更正処分等の取消しを求めた訴訟についての控訴審判決である。なお、Aは第一審係属中に死亡し、Xら七名が訴訟を承継している。
     右訴訟の争点は、極めて多岐にわた...

    引用形式で表示 総ページ数:38 開始ページ位置:94
  • 《解  説》
     Xら五名とY1はAの子であるが、Xらは、Y1及びAの養子とされ、後に養子縁組の無効が確認されたY2ないしY6に対し、Aの遺産であった土地及び遺産分割審判事件の審判前の保全処分により選任された遺産管理者Bが相続人のために買い受けた地上建物につき、Xら及びYら各持分一一分の一とする...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:236
  • 《解  説》
     一 Xは、建築物の解体工事及びそれにより生ずる産業廃棄物の処理を業とする会社であり、主として大手メーカーの下請けとして住宅用建築物の解体を行うことを業務としているところ、厚生省通知では、「建設業については下請業者がその事業活動に伴って発生させる産業廃棄物の処理についても廃棄物の...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:173
  • 《解  説》
     Xは、Yの設置する病院で入院治療を受け、横断性脊髄炎と診断された者であるが、同病院医師により実施された腰椎穿刺により馬尾神経を損傷された旨、また、Xの諸症状からして脊髄腫瘍を疑い、速やかに脊髄造影検査(ミエログラフィー)を実施して確定診断をすべき義務があったのにこれを怠り、Xの...

    引用形式で表示 総ページ数:20 開始ページ位置:249
  • 《解  説》
     Xの夫Aは交通事故にあい、自動車運転者B及び自動車所有者Cに対して損害賠償請求訴訟(別件訴訟)を提起したが、その後死亡し、X及び子Dらが別件訴訟を承継した。Bらの訴訟代理人は、Xらに対する損害填補の事実を立証するため、弁護士法二三条の二の規定により所属弁護士会を通じて労働基準監...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:207
  • 《解  説》
     本件は、会社更生手続開始申立て後における債権譲渡通知に対する管財人による否認権の行使の成否が争われた事案である。事実経過はおよそ次のとおりである。
     Xは平成二年七月三一日、Aとの間でAがXに対して現在及び将来負担する一切の債務を担保するため、Aの第三債務者に対する債権をXに譲...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:222
  • 最高三小平5.11.2判決

    《解  説》
     一 原告は、県立高等学校教諭であるが、勤務校の定期考査期間中に勤務場所を離れて自主的研修を行うことを計画し、被告校長に対し、教育公務員特例法(以下「教特法」という。)二〇条二項に基づく研修の承認を求めた。被告校長は、右研修を承認しなかった(以下、この措置を「本件研修不承認」とい...

    引用形式で表示 総ページ数:12 開始ページ位置:94
  • 《解  説》
     本件は、被告人が最大積載量を約四倍をも超える山砂を満載した大型貨物自動車を運転してJR踏切に差し掛った際、踏切の直前に停止することができなかったため、折からJR電車が踏切に接近して来ることを認識しながら、JR電車の前に踏切を通過しようと考え、遮断機を突っ切って踏切内に進入した結...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:281
  • 《解  説》
     一 借地法は、建物と共に土地の賃借権を第三者に譲渡したいが賃貸人の承諾を得られない賃借人のために、借地非訟手続により、賃貸人の承諾に代わる許可の裁判を求め得ることを規定している(借地法九条ノ二)。この規定は、一昨年の八月から施行された借地借家法にもそのまま引き継がれている(借地...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:197
  • ゴルフ場開発行為許可についての公害等調整委員会の裁定の事実認定に実質的な証拠があるとした事例-御嵩町ゴルフ場開発行為許可裁定取消請求訴訟判決

    太田幸夫   

    東京高裁平5.11.8

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:314
  • 《解  説》
     A社はB県知事からゴルフ場の開発を目的とする開発行為の許可を受けたが、その対象区域の一部約一万坪について、けい石等の採掘権を有し、約一〇万坪について耐火粘土の採掘権設定の出願をしたXが都市計画法附則五項、同法五一条に基づき、Y公害等調整委員会(公調委)に裁定の申請をした。公調委...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:137
  • 《解  説》
     原告の夫Aは、高松市環境部清掃工場の業務係長として一般廃棄物の焼却、残灰の除去等の業務を行っていたが、昭和六一年一月一二日、自宅で倒れ、同月一七日、脳幹出血により死亡した(当時四八歳)。原告は、右死亡は、公務に起因するものであるとして、被告に対し、地方公務員災害補償法に基づいて...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:199
  • 《解  説》
     X2は全ての逮捕者に対する法律的援助を目的とする「救援連絡センター」と称する運動団体とされ、X1はその事務局員である。警察当局は、X1に対する有印私文書偽造・同行使被疑事件について逮捕状とX1の住居、X2の事務所の捜索差押許可状の発布を受け、さらに被疑者不詳の火炎びんの使用等の...

    引用形式で表示 総ページ数:17 開始ページ位置:191
  • 最高三小平5.11.9決定

    《解  説》
     一 本件事実関係及び問題の所在
     1 本件は、アメリカ人である被告人が、最終的にはアメリカ合衆国に持ち込んだ上で同国で売却して利益を得る目的で、ヘロインをタイ王国からいったん本邦に輸入したという事案である。本邦にいったん持ち込んだ理由については、必ずしも明らかでないが、手荷物を...

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:113
  • 《解  説》
     X(平成二年三月生)は、A男とB女との間に婚姻外で出生し、A男から認知され、その際、親権者はA男と定められ、現在、A男及びB女と一緒に暮らしている。A男には妻C、長女D、長男Eがいるが、昭和六二年八月ころから別居し、一か月に一回、生活費を渡すため、家に帰るだけである。X(法定代...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:268
  • 《解  説》
     一 本件は、妹の結婚式に出席するため松山に来た被告人が、披露宴が終わった後の平成四年二月一日午後八時ころ、男性招待客の着替えのために用意されていたホテルの一室において、同じ披露宴に出席した愛知県に住む甲に対し、コカイン約一・五グラムを無償で譲り渡したというものである。
     本件の...

    引用形式で表示 総ページ数:13 開始ページ位置:291
  • 《解  説》
     一 本件は、Y1が温泉付別荘地を分譲販売し、各購入者との間に個別に施設管理契約及び温泉供給契約を締結し、その後の施設及び温泉の管理をY2、Y3が担当していたところ、同別荘地の購入者の約二割にあたるXらが、施設の管理や温泉のあり方に問題があるとして、管理費や温泉使用料の支払を拒否...

    引用形式で表示 総ページ数:34 開始ページ位置:188