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雑誌
   
69077件中 50801-50820件目を表示中
  • 《解  説》
     一 X1は、昭和五六年三月、Y1の経営する「ピープルスポーツクラブ新座」の会員として入会し、体育実技の指導を受けていた者であるが、昭和六二年一〇月一七日、右クラブの従業員Y2の指導で鉄棒のトカチェフ(背面開脚後ろ飛び越し)を練習中、飛び越し時に大腿部を鉄棒のバーに接触させて鉄棒...

    引用形式で表示 総ページ数:12 開始ページ位置:156
  • 《解  説》
     一 本件は、保健所の嘱託医に幼児の結核所見を看過した過失が認定された事例である。
     原告X1は、二才であった昭和五七年初夏頃、同居していた祖父が結核に罹患して入院したこから、保健婦の指導で保健所の家族検診を受けることになり、同年六月中頃に被告Yが設置運営する川口保健所でツベルク...

    引用形式で表示 総ページ数:11 開始ページ位置:243
  • 《解  説》
     Xは、昭和五九年一〇月、登記簿上倉庫と表示されていた本件建物二棟を取り壊したうえ、その敷地である本件土地をAに譲渡したが、同年分の所得税の確定申告において、租税特別措置法(昭和六二年法律第九六号による改正前のもの)三五条一項の適用を求め、分離長期譲渡所得金額は零円であると主張し...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:161
  • 《解  説》
     一 XはYに、東京都新宿区西新宿所在の土地を堅固建物所有目的として賃貸した。昭和六〇年五月一日以降の賃料は月額一一九万八五〇〇円であったが、Yが昭和六一年七月に本件土地上に建っていた建物を取り壊して地下三階付五階建のビルを建てたため、本件土地は小規模住宅用地としての税金の対象か...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:186
  • 《解  説》
     Yは商品先物取引の受託業務等を目的とした株式会社で、XはYとの間に昭和六一年四月から九月までの間、ニューヨーク取引所におけるコーヒーの商品取引委託契約を締結し、その差損益残高勘定で差損金・帳尻不足金を生じた。XはYに昭和六一年四月交付した取引委託保証金三〇〇万円及び同月中更に交...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:223
  • 《解  説》
     一 本件は、競売建物の所有者が、競売建物を取り毀そうとしたことが、競売不動産の価値を著しく減少するおそれのある行為に該当するとして、競売建物の取り毀しを禁止する保全処分が認められたものである。
     申立書等によると、本件事案の概要は次のとおりである。本件競売申立債権者は、金融業を...

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:267
  • 遺産分割の方法 (1)遺産を二分し共有と競売すべきとした審判が取り消された事例 (2)債務負担による分割方法が取り消された事例 (3)換価分割が許された事例

    村重慶一   

    東京高裁平3.10.23

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:142
  • 《解  説》
     本件被相続人Aは子であるYら三人に三分の一の割合で相続させる旨の遺言をしており、相続が開始した(相続財産は土地及び預金)が、Aの子のうち残る一人Bの代襲相続人であるXらは、遺留分減殺請求をした。ところが、Yらは、その翌日に土地を第三者に売却してしまった。そこで、Xらが、Yに対し...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:246
  • 《解  説》
     一 本件は、暴力団関係者の勢威を利用して行った不動産競売手続に関する執行妨害行為について競売入札妨害罪が成立するとされた事例で、①がその第一審判決、②が控訴審判決である。
     本件は、競売不動産について所有権を取得した会社の従業員が、同会社の実質的経営者と共謀のうえ、右不動産に暴...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:272
  • 《解  説》
     一 遺産分割審判は、家事審判実務中、最も困難な部類に属する。家事調停前置主義(家審一八条)が採られ、相当数の割合で家裁調査官の事実調査に付されて、長期にわたる調停手続がされることが多いが、単なる経済的な対立だけでなく、過去の被相続人による共同相続人間の親疎の取扱いを含んだ対立・...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:256
  • 《解  説》
     X(ビル会社)は、A会社との間で電光表示板設置契約の締結(三五二〇万円)したが、これは、広告代理店Y1会社(Y2専務取締役)との間の広告代理店契約が前提となっていた。すなわち、本件電光表示板による広告業務につきY1会社が総代理店になり、放映料月一八〇万円を保証するという(放映料...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:184
  • 大阪地堺支平3.10.24中間判決

    《解  説》
     本件は、判文の事案の概要にあるように地方公共団体が原告となったいわゆる公営住宅法による高額所得者明渡訴訟で、原告としては当然ながら地方自治法九六条一項一二号(判文では「一項」が省かれているがやはり必要であろう)の規定による議決を得て提訴したものであるが、被告らは右議決につき判文...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:198
  • 1 共同不法行為における複数の加害者の各使用者間における求償権の成立する範囲 2 不法行為における加害者の複数の使用者間における求償権の成立する範囲

    飯村敏明   

    最高裁第二小法廷平3.10.25

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:84
  • 《解  説》
     Xは、昭和六三年三月一四日にYと住宅総合保険契約を締結(平成元年三月に更新)し、平成元年七月一八日に動産総合保険契約を締結している。右保険契約の目的中には、高名な画家の絵画が合計七点含まれていた。Xは、同年八月一九日に右絵画が盗難事故にあったとして、Yに対して保険金の支払いを請...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:221
  • 《解  説》
     一 訴外Aは、昭和六二年四月当時、大宮市立東宮下小学校四年生であったが、同月二八日、二組合同で行われた遠足に参加し、埼玉県秩父市の県立「美の山公園」で昼食をとり終って遊んでいるうち、高さ約四メートルの崖から転落し、病院に運ばれたが、同年五月二三日、外傷性くも膜下出血により死亡し...

    引用形式で表示 総ページ数:11 開始ページ位置:236
  • 最高二小平3.10.25判決

    《解  説》
     本件は、複数の損害賠償義務者間の求償問題として、加害者を異にする使用者相互間の求償と加害者を同じくする使用者相互間の求償につき、最高裁が、判決要旨のとおり判示して、新判断を示したものである。事実関係は、本判決の要約するとおりであるが、本件事故の加害者がA・B、Aの使用者がX・Y...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:83
  • 《解  説》
     一 Xは、A市の住民で、A市が進めている土地区画整理事業の地権者であるが、A市公文書公開条例(以下「本件条例」という。)に基づき、A市長Yに対し、①土地区画整理審議会の議事録、②同審議会の意見の内容、③仮換地前後の測量図面、④右審議会委員の名簿について、その公開を請求した。Yは...

    引用形式で表示 総ページ数:14 開始ページ位置:104
  • 説明義務・情報提供義務をめぐる判例と理論 医療 判例分析 事後の説明 1 入院中の精神病患者の自殺に対する病院側の過失の有無と 2 入院中の精神病患者が失踪した場合の病院の捜索及び説明報告義務の有無と履行

    高綱剛   

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:223
  • 《解  説》
     Xは市街化区域内に農地を取得し、農地転用届をしたうえ、同地上に木造瓦葺二階建居宅を建築するため、Y建築主事に建築確認の申請をしたところ、Yは、都市計画法二九条の開発許可権者(県知事から土木事務所長に委任されている)の判断により開発許可が必要であるとされており、その適合証明書が添...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:98
  • 《解  説》
     一 本件は入院中の躁鬱病患者の自殺につき、病院側の患者管理等の責任が争われた事例である。
     訴外Aは二三歳であった昭和六二年一月当時、躁鬱病の治療のため、被告Yが運営する病院に入院していたが、一月二二日の深夜、病室を抜け出して失踪した。Aは、それから一年四か月後の昭和六三年五月...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:208