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69077件中 50521-50540件目を表示中
  • 《解  説》
     XとY1は兄弟であるところ、昭和六一年一月遺産分割協議が成立し、本件土地の借地権をXが六割、Y1が四割をそれぞれ取得することとなった。実際にはY1が取得する部分が角地で高価であるため、Y1の取得部分はやや少なく分割された。そしてY1は自己の取得部分である三〇坪の借地権を他に売却...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:161
  • 交通事故により死亡した外国人の逸失利益の算定につき、わが国の賃金センサスによるべきであるとされた事例

    梅津和宏   

    高松高裁平3.6.25

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:98
  • 《解  説》
     中華人民共和国の国籍を有するAはわが国を旅行中に自動車事故にあい、死亡した。本件は、同国相続法一〇条によりAを相続したXら(妻、子ら、父母の均分相続)が加害者及び運行供用者Yらに対し損害賠償を求めた訴訟の控訴審である。本件の主たる争点はAの逸失利益の算定方法であり、Xらはわが国...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:224
  • 《解  説》
     一、原告の夫亡Aは長年粉じん作業に従事した結果けい肺結核症に罹患し、昭和五二年九月に「健康管理区分四要治療」の決定を受けたが、昭和五三年七月自殺した(死亡時七四歳)。原告はAの死亡は業務に起因するものとして労災保険法上の遺族補償給付等を求めたが、被告はAの死亡の業務起因性を否定...

    引用形式で表示 総ページ数:14 開始ページ位置:275
  • 1 基本権たる年金受給権の裁定を受けた原告が国民年金法に基づく未支給の老齢年金の支払を求める訴訟の係属中に死亡した場合、相続人が当然にその地位を承継するか(消極) 2 右の場合に、生計を同じくしていた子が同法19条1項を根拠に民事訴訟法73条による訴訟参加をすることの可否(否定)

    大島隆明   

    札幌高裁平3.6.26

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:300
  • 2組合併存の下で使用者が一方の組合の組合員からのチェック・オフ中止の申入れを無視してチェック・オフを継続し他方の組合に右チェック・オフにかかる組合費相当額を交付したことが不当労働行為に当たるとされた事例

    原田保孝   

    東京高裁平3.6.26

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:334
  • 《解  説》
     本判決は、本誌七三三号一〇二頁で紹介した東京地判平1・12・7の控訴審判決である。事案の概要、原判決の内容及び問題点の解説について、詳しくは、右の本誌コメントを参照されたい。
     控訴人会社(原告)の労働組合は、内部で対立抗争を生じ、その結果、同一組合名を名乗る二つの労働組合が併...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:175
  • 《解  説》
     一 本件は、覚せい剤常用者である被告人が、いわゆるデート嬢をホテル客室内に呼び寄せた際、「刺せ」という幻聴を聞き、電話中の同女の脇腹を所携の包丁で突き刺し、その後同女と性交中に、同様の幻聴を聞いて更にその背部を包丁で突き刺し出血死させた事案であり、被告人の責任能力の有無が主たる...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:231
  • 《解  説》
     法人が破産して清算手続に入った場合に、その手続の過程で所得が生じたときの法人税について、法人税法は、これを課さないこととしているが、清算終了時において所得(清算所得)が生じたときは、これには法人税を課すことにしている(法人が結局継続することとなった場合は手続中に生じた所得につい...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:178
  • 《解  説》
     亡Xは、昭和三五年に無拠出制の障害福祉年金受給権の裁定を受けたが、同三六年以降国民年金保険料を納付し、六五歳に達した後の同五四年に老齢年金の受給権の裁定を受けた。亡Xが国民年金法二〇条、同法施行規則(同六一年厚生省令第一七号による改正前のもの)一七条、三二条により、いずれの年金...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:86
  • 《解  説》
     一、本件は、高圧酸素療法中での点滴に関する過誤が争われた事例である。
     原告X1は小学校五年生であった昭和六〇年八月、交通事故で(この部分は新聞報道による。)両足を骨折し、被告Y1が運営する救急医療センターに入院して治療を受け、同年一〇月には骨折部の固定手術を受けたが、その結果...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:201
  • 詐害行為取消権によって保全される債権の成立時期

    都築弘   

    東京地裁平3.6.27

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:42
  • 土地収用における損失補償額の算定の基礎となる更地価格につき、収用裁決の認定と裁判所の行った鑑定の結果との間にわずかの差がある場合に、右の差は不動産の価格評価に伴って生じる誤差の範囲内であり裁決の認定額の正当性を左右するものではないとして、裁決の認定が是認された事例

    山垣清正   

    大阪高裁平3.6.27

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:288
  • 《解  説》
     一 Xはホテル業を営むものであるが、Yと平成二年一〇月七日午前二時二一分ころ宿泊契約をした。YとZがXから提供された客室に宿泊し、Yが同日午前八時一九分ころ宿泊料金を支払いXホテルを退出した。その際、YはX係員にZが同室に残っているので、午前一一時までに退室するようZに対し午前...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:213
  • 《解  説》
     一、本件は、甲女のYらに対する貸金・賃料を相続人である夫婦養子であるXらからのこれらの請求訴訟事件であるが、甲女とXらとの間の疎遠な関係にあったことから、甲女の財産が他の者乙に死因贈与され、Xらに本件訴訟物の請求権が帰属しているかどうかが争われたものである。
     二、甲女と夫との...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:241
  • 《解  説》
     一、本件は、甲が、Aに対しY(控訴人)と乙両名を連帯保証人として金一〇〇〇万円を月三〇万円あて五〇会の分割払いの約で貸し付けたが、一年足らずで右分割払いを怠ったために、甲は本件貸金債権をX(貸金業者・被控訴人)に譲渡したので、Xが原告となり、連帯保証人Yを被告として、右貸金の保...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:250
  • 静岡地沼津支平3.6.27判決

    《解  説》
     一、Xは、昭和四二年一二月、Yに対し、旅館兼休憩所が建っていた本件土地を賃貸借期間二〇年と定めて賃貸してきたが、昭和六二年三月、自己使用の必要があるとして更新を拒絶し、右賃貸借は期間満了により終了したとして、Yに対し、本件土地の明渡しを求めた。
     これに対し、Yは、右賃貸借の目...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:200
  • <随想>法廷から教壇へ 司法的サービスのあれこれ

    舟本信光   

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:4
  • 図柄、模様の使用差止による保護 京都地裁平成元年6月15日判決(本誌715号233頁)をめぐって

    石川明   

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:6
  • 集合動産譲渡担保の効力(3) 設定者側の第三者との関係を中心にして

    千葉恵美子   

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:12