《解 説》
一、本件は、原告が昭和五九年中学生を主に対象とする学習塾(以下「Mゼミ」という。)を開設し、被告を含む四名を講師として雇い、順調に経営を続けていたところ、被告が、昭和六二年三月にMゼミをやめ、翌年別個に学習塾(以下「T塾」という。)を開設し、MゼミからT塾へ講師数人が移動したこ...
ユンボを運転して停車中のトラックの荷台に積載しようとした際、ユンボの運転を誤ったため路上に転落し、運転手が死亡した事故について、トラックの運行に起因して発生した事故に該当しないとされた事例
一、被疑者が別件大麻取締法違反の嫌疑による現行犯逮捕の当初から申し出ていた弁護人への連絡が一八時間以上も遅延したことを理由として、その逮捕中に覚せい剤取締法違反の嫌疑により捜索差押許可状を得て強制採尿を行った一連の措置に、弁護人依頼権を侵害する違法があるとされた事例
二、弁護人依頼権侵害の違法の程度が重大であるとして、強制採尿によって得られた尿の鑑定書及びこれに関する証人の証言の証拠能力が否定された事例
ネッスル霞ケ浦工場救済命令取消事件 組合が事実上分裂し、一方の組合に所属する組合員から使用者に対してチェックオフの中止を申し入れたにもかかわらず、使用者がチェックオフを継続し、チェックオフに係る組合費相当額を他方の組合に交付したことが、不当労働行為に当たるとした事例
1 独占禁止法25条1項に定める違反行為によって損害を被ったことと民法上の不法行為に基づく損害賠償請求 2 消費者が独占禁止法3条にいう「不当な制限」に当たる価格協定による損害の賠償を民法上の不法行為に基づき請求する訴訟において価格協定の実施直前の小売価格をもっていわゆる想定購入価格と推認することができるための要件
1 いわゆるチェック・オフと労働基準法(昭和62年法律第99号による改正前のもの)24条1項 2 いわゆるチェック・オフの中止が労働組合法7条3号の不当労働行為に該当しないとされた事例
1 間接事実による不動産売買契約成否の認定(消極) 2 当初契約時と比較して時価が約4倍に騰貴した不動産売買の予約につき、事情変更による予約の失効の主張が排斥された事例
転倒して右足関節脱臼骨折等の傷害を負った老人に対して医師が保存療法を実施継続する場合において、適切なレントゲン撮影による経過観察を怠った過失があるとされた事例
地方公共団体が原価を著しく下回る認可料金を徴収してと畜場事業を行うことが昭和28年公正取引委員会告示第11号(不公正な取引方法)の5にいう「不当に低い対価をもって」した行為及び昭和57年同委員会告示第15号(不公正な取引方法)の6にいう「正当な理由がないのに」した行為に当たらないとされた事例