商法204条ノ2第2項により譲渡の相手方と指定された者が同法204条ノ3第1項により株式売渡請求権を行使した場合とその撤回の許否(消極)
共同正犯として起訴された被告人両名に対し、一方の単独犯行であるとして1人に対しては死刑の言渡しをし、他方については犯罪の証明がないとして無罪の言渡しをした事例
市街地におけるマンション建設工事に伴う震動により建物に損傷の生じた場合の損害について寄与度に基づく割合的認定がされた事例
バックペイを命じた救済命令が取り消された場合に、使用者の民法536条2項ただし書に基づく利益償還請求に対し、労働者が償還すべき利益の範囲は、中間収入の3分の1の範囲にとどまるとされた事例
1 商標権を侵害するおそれがあるとされた事例
2 「VOGUE SPORTIVO」「SUNSEA VOGUE」「CASA VOGUE」の各標章が登録商標「VOGUE」と類似するとされた事例
3 商標権に基づく標章使用差止仮処分において、自ら登録商標を使用していない商標権者に保全の必要性が認められた事例
県が農地をダム建設事業用地として任意買収するに際し、農地法3条の許可を得ていない耕作者に補償金を支払ったことが違法ではないとされた事例
写真週刊誌の私人のプライバシーに関する記事について、名誉毀損の不法行為を構成するとして、慰藉料と謝罪広告の掲載請求が認められた事例
改正前の割賦販売法下の立替払契約に基づく信販会社からの立替金請求に対し、購入者が購入契約の効力の不発生を主張することができるか(積極)
1 公職選挙法所定の法定外文書について不在中の被頒布者の親、祖母らが刑訴法221条にいう保管者に当たるとされた事例
2 公職選挙法142条(法定外文書頒布罪)の合憲性
抵当権者に対抗することができない農地の賃貸借が抵当権者に損害を及ぼすときと民法395条但書の準用による賃貸借の解除請求
1 氏名を正確に呼称される利益の性質
2 NHKがテレビ放送のニュース番組において在日韓国人の氏名を日本語読みによって呼称した行為が違法ではないとされた事例