1 刑訴法458条1号但書にいう「原判決が被告人のため不利益であるとき」の意義 2 少年に対し定期刑を科した原判決が刑訴法458条1号但書にいう「破告人のため不利益であるとき」にあたるとされた事例
1 証書真否確認の訴を不適法として却下した事例 2 会社設立前発起人が締結した契約につき、ニューヨーク州法上の承認(採用)の法理を適用して、設立後の会社に対して効力を認めた事例
自動車運転者に交通法規に違反して高速度で交差点に進入しようとする車両のありうることまで予想した安全確認をすべき業務上の注意義務はないものとされた事例
1 センターラインオーバーの単車と対向貨物車との衝突事故につき、加害者側の過失も大きいことから、免責の主張を認めず、過失相殺を5割に止めた事例 2 長期間に亘る若年者の逸失利益の算定に当っては、全年令平均賃金を基礎とし、かつ、中間利息を複利(ライプニッツ式)で控除することに合理性があると判断した事例
1 航空法138条の罪と同法53条違反の罪との関係 2 右138条にいう「その他の方法」および「航空の危険」の意義 3 航空法138条の航空危険罪が成立するとされた事例
1 食品製造業者に過失による不法行為責任を認めた事例 2 売主の付随的注意義務懈怠による責任 3 食品販売業者の注意義務の内容 4 積極的債権侵害による第三者に対する責任 5 積極的債権侵害における責任の範囲
準抗告申立権の存否 被告人の妻は、自らの申請にかかる保釈請求が却下された場合、右却下の裁判に対し、準抗告の申立ができるか
暴行罪および暴力行為等処罰ニ関スル法律1条違反罪(数人共同による暴行)の起訴状の記載中に被害者の氏名の表示がない場合と訴因の特定の有無