1 8才の男子の逸失利益算定例 2 南北道路の幅員6.6米、東西道路の幅員3.9米が交わる交通整理のおこなわれていない見透しの悪い交差点内において、徐行せず時速30粁で西進してきた加害車が、前後して南進してきた2台の自転車に衝突した事案につき、前者の過失を8、後者の過失を2とした事例
タクシー営業を営む会社による競争関係にある他会社の株式取得ないし所有が、独禁法10条1項(会社の株式保有の制限)にあたらないとされた事例
いわゆるタクシー営業は独禁法21条の「その性質上当然独占となる事業」に当るが、タクシー業者の株式取得ないし所有については、同条によって同法の適用を免れない
自動車(新車)購入日に事故にあった場合、車輌評価額として新車代金の9割5分を認め、なお、自動車取得税、登録手数料、下取手数料を損害として認容した事例
1 父の保有車を運転する父の被用者の過失により死亡した子が、自賠法3条の他人に該当し、その母は、同法16条により、逸失利益および慰藉料請求をも請求しうるとされた事例 2 右被害者請求に要した弁護士費用は、事故と相当因果関係ある損害とはいえないとされた事例
検察官の証拠物閲覧が閲覧権の範囲を逸脱した疑があり、少くとも閲覧場所につきあらかじめ裁判所の承認を得なかったのは違法であるとされた事例
1 共済年金・公務扶助料喪失による逸失利益および退職金の減少による逸失利益を認めた事例 2 共済年金・公務扶助料に対しても生活費として2分の1を控除した事例 3 横断歩道の設置されていない道路(17.6米)を孫2人(3才と1才)を連れて横断中の人に、脇見運転および制限速度違反の加害車が衝突した事案につき、前者の過失を1割とした事例
1 会社がその取締役にあてて約束手形を振り出す行為と商法265条にいう取引 2 商法265条に違反して会社が振り出した約束手形を取得した第三者に対する会社の手形責任