1 民法第718条による損害賠償責任を認めた事例 2 子の受傷につき両親の慰藉料請求を棄却した事例 3 親権者の過失と民法第722条第2項の適用
1 婚姻予約不履行による損害賠償義務と、右不履行の教唆なる不法行為による損害賠償義務との間に、不真正連帯債務の成立を認めた事例。 2 結納金等の授受が不当利得にあたらないとされた事例。
1 製材工の無断運転について業務執行についての事故と認めた事例 2 物件事故(追突による)について慰藉料の請求を認めなかった事例
自動車ディーラーたるY1会社のセールスマンY2が、顧客Aから借用すると共にその不良個所をY1会社で点検修理してくれるよう依頼された自動車(3力月ほど前にY1会社からAに対し所有権留保付月賦販売契約にもとづき売却したもの)を私用のため運転中に惹起した事故につきY1会社の運行供用者責任を認めた事例
1 旧国籍法1条にいう「出生の時その父が日本人なるとき」とは、出生当時の法律上の父が日本人であることを意味し、法律上の父とはその子が嫡出子である場合および父が胎児認知もしくは出生と同時に認知した場合に限られる 2 明治44年に韓国において韓国人女を母として出生した申立人につき、日本人とはいえないとして就籍許可申立を却下した事例
犯罪者予防更生法42条の通告事件により期間を付して医療少年院に送致された者に対する収容継続の申請を不適法として却下した事例
本件はきわめて軽微な暴行罪であるが、少年の要保護性は決して低いものでないとして、中等少年院送致決定に対する抗告を棄却した事例