1 権利範囲確認審判の(イ)号の訂正が要旨の変更と認められなかった事例 2 (イ)号方法が「又は」の記載にかかわらず一個の方法と認められた事例 3 公知の事実との結合より成る発明の要旨の認定
1 長男名義に単独相続登記がなされているとき、登記原因を証する他の相続人の「相続分なきことの証明書」が事実に反し虚偽である場合には、かかる単独相続登記を許す相続人全員の合意があっても、あらためて遺産分割ができる 2 遺産の一部についてその分割協議が有効とされるための要件 3 相続人合意の上、遺産を他に売却した場合は、その売却代金が遺産分割の対象となる
1 公職選挙法第221条第1項第1号の供与の罪を共謀した者の間における金銭等の授受と同条同項第5号の交付、受交付の罪の成否 2 前項の場合において、交付を受けた者が共謀の内容に従って他に供与もしくは交付したとき、前項の交付、受交付の罪と共謀による供与、交付の罪の関係 3 前項の場合において、他に供与、交付したものが、交付を受けたものの一部であるとき、第1項の交付、受交付の罪と共謀による供与、交付の罪の関係
宗教法人との間の土地賃貸借において、賃借人が賃貸人総代の同意と所属教派主管者の承認を得ていないことを知らなかったことにつき、過失があるとされた事例
商人である主債務者の委託に基いて保証した非商人である保証人の弁済によって生じた求償権につき商事時効の適用があるか(積極)
自作農創設特別措置法により買収、売渡のなされた農地につき永小作権を有していたとする原告が右永小作権の設定登記を抹消されたことにつき提起した国家賠償の請求を棄却した事例