抵当権設定とともに選択的になされた代物弁済の予約は特別の事情がない限り被担保権が弁済によって相当額消滅したときは予約完結権を失わせる趣旨と解すべきである
1 銃砲刀剣類の登録原票に登録審査委員が記名押印することの法律的意味 2 登録審査委員について登録原票の無形偽造の間接正犯は成立しないとした事例 3 銃砲刀剣類等所持取締法にいわゆる銃砲にあたらないとした事例
死者である被相続人を所有者として表示した買収計画及び買収令書に基づきなされた農地買収処分も真の所有者である家督相続人に対する買収処分として有効である。
日本在住の無国籍者から申し立てられた失踪宣告事件につき、不在者(国籍記載なし、最後の住所中国)が日本に残した財産もなく、不在者と申立人との間の内縁関係もすでに解消しているとして、法例第6条の日本裁判所が例外的管轄権を有する場合に当らないとして却下した事例
1 特定の商品仲買人の出張名義で売買取引の委託の媒介取次をした者について商品取引所法第49条違反でなく第93条違反とした事例 2 商品仲買人が委託者から委託証拠金の充用として預託を受け占有する株券と商品取引所法第92条の関係