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<座談会>労働審判1年を振り返って
難波孝一 中西茂 佐村浩之 山口均 土田昭彦 蓮井俊治 大野裕之 徳住堅治 岩出誠 石川清隆 安西愈 小林譲二 木下潮音 水口洋介 茅根熙和
難波孝一(司会)
ビル設備の保守等の業務に従事する従業員の仮眠時間が、労働基準法上の労働時間に当たるとされた事例
蓮井俊治
東京地裁平5.6.17
1 配転命令につき、組合活動を嫌悪しこれを妨害する目的で行なわれたものであって不当労働行為であるとともに業務上の必要性及び人選の合理性が認められず業務命令権の濫用であり無効とされた事例 2 配転先において勤務すべき義務を負わない地位を仮に定める旨の仮処分の必要性が認められた事例
松山地裁平6.3.31
退職手当の算定基礎・支給倍率に関する退職手当支給規程の変更は合理性があり、有効であるとされた事例 -空港環境整備協会事件
東京地裁平6.3.31
拡張型心筋症の基礎疾患を有するリフォーム工事会社の社員が急性心臓死した場合に,業務と死亡との間の相当因果関係があるとされ,代表取締役と会社の安全配慮義務違反による損害賠償責任が肯定された事例
大阪地裁堺支部平15.4.4
鉄道会社の従業員について,電車内での痴漢行為により刑事処罰を受けたことを理由とする懲戒解雇は有効であるが,退職金については,その全額を不支給とすることは経済的にみて過酷な処分であるとして,その3割を支給するのが相当とされた事案
東京高裁平15.12.11
社会福祉法人の副施設長兼事務長につき,勤務状態及び業務の遂行に必要な能力が著しく不良で就業に適さないとしてされた解雇が無効であるとされた事案
東京地裁平16.4.19
山田紡績整理解雇事件
名古屋地裁平成17年2月23日判決
(1)使用者の交渉態度が不誠実であるとして不法行為に当たるとする原告の主張が斥けられた事例 (2)組合活動に対する報復目的、対抗手段としてされた便宜供与廃止措置が違法とされた事例
東京地裁平17.8.29
1 時間外勤務手当請求権が労基法115条によって時効消滅した後において,使用者の不法行為を理由として未払時間外勤務手当相当損害金の請求が認められた事例 2 使用者が口頭弁論終結時点までに未払時間外勤務手当全額を支払った場合には,裁判所は,労基法114条の付加金の支払を命ずることができないとされた事例
広島高裁平成19年9月4日判決
平成21年度主要民事判例解説 153 労働法|個別労働関係 東京地裁平成20年9月10日判決
適格年金制度の廃止が有効であり,年金の分配に関し,債務不履行があったとはいえないとされた事例
請負人と注文者の関係がいわゆる偽装請負に当たり、違法な労働者派遣と解すべき場合に、請負人に雇用された労働者と注文者との間に雇用契約関係が成立していたとはいえないとされた事例
最高裁第二小法廷平成21 年12 月18 日判決