判例タイムズ

最も長い歴史をもつ判例実務誌

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判例タイムズ No.786


  • <随想>企業法務から見た民事訴訟に関する提言

    堀龍兒   

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:4
  • 開示手続の理念と意義(上)-民事訴訟法改正への導入をめぐって

    伊藤眞   

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:6
  • <人身賠償・補償研究30>東京地裁民事第27部の現況

    稲葉威雄   

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:12
  • <債権執行の諸問題40>知的財産権に対する執行手続

  • <特別刑法判例研究3>生活保護法85条違反の罪の成立要件

    -最高裁平成3年3月29日第三小法廷決定(本誌755号114頁)

    斉藤正和   

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:27
  • <銀行実務と民事裁判284>三当事者に跨る相殺予約の第三者効について

    -大阪高判平成3年1月31日(本誌771号173頁)

    吉田光碩   

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:32
  • <ブック・レビュー>東京弁護士会親和全期会訴訟捜術研究会編『和解無効の研究-判例分析を中一Cに-』

    加藤新太郎   

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:36
  • 福島地いわき支平4.3.23決定

    《解  説》
     一 本決定は、「日産サニー事件」と称される住居侵入・強盗殺人事件及びその他の一五件の窃盗、住居(建造物)侵入・窃盗未遂事件(以下「その他の事件」という。)につき無期懲役刑に処せられた請求人からの再審請求に対し、右日産サニー事件について再審を開始したものである。
     二 請求人は、...

    引用形式で表示 総ページ数:37 開始ページ位置:82
  • 《解  説》
     本件の原判決は、Y税理士会が昭和五三年六月、会員から特別会費五〇〇〇円を徴収する旨決議(本件決議)したのは、税理士法改正運動資金として政治団体に寄付するためであり、右決議は税理士会の目的の範囲外であって、会員の思想・信条の自由を侵し、無効なものであるとして、Xの特別会費の納入義...

    引用形式で表示 総ページ数:16 開始ページ位置:119
  • 最高二小平3.4.19判決

    《解  説》
     本判決は、従来必ずしも充分に論じられていなかった仮登記担保契約に関する法律(以下「法」という。)一五条一項と国税徴収法五二条の二の規定に関する論点について、最高裁として初めての判断を示したものである。
     一 事実関係の要旨は、(1)甲は、昭和五五年一〇月三日、乙との間で、準消費...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:135
  • 最高二小平4.4.10判決

    《解  説》
     Aは、死亡時に、七五三三万七八三七円の金銭を所有していた。X、Yらは、亡Aの相続人である。Yは、A死亡後、これを銀行における「A遺産管理人Y」名義の通知預金とした。
     Xらは、そのうち六一九一万九一五五円についての法定相続分の支払を、本訴で求めた。
     第二審判決は、金銭は、被相...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:139
  • 最高三小平4.4.28判決

    《解  説》
     船舶の衝突に伴う定期傭船者の損害賠償責任については、東京地判昭49・6・17本誌三一〇号一三七頁(フルムーン号事件)が、定期傭船者である昭和海運㈱の損害賠償義務を肯定していたことから、当時、海運業界に大きな波紋をもたらしたようである(中村眞澄「便宜置籍船の海難事故と定期傭船者の...

    引用形式で表示 総ページ数:13 開始ページ位置:142
  • 《解  説》
     一 本件は、Y(公立高等学校長)が、教師に対する暴力・威圧行為・指導拒否等を理由としてした退学処分に対し、Xら(処分対象者及びその両親)が、事実誤認、右理由は未だ当該生徒に教育による改善の見込みがなく、学外に排除することが教育上やむを得ないとはいえず、更に退学処分に先立ち十分な...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:155
  • 《解  説》
     一 本件の事案の概要はこうである。(一) 本件道路は、現在、K大学の畜産試験地(牧場)の構内にある。主として学生が通行(徒歩)していた。時々は、付近住民も徒歩で通行することがあった。(二) 昭和四三年頃、付近のX町に酪農家のAが転居して来た。以後、本件道路に酪農用の貨物自動車で...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:160
  • 《解  説》
     一 Xは、昭和五七年七月当時、宮城県立津谷高等学校の教諭として勤務し、三学年の数学を担任するほか、男子庭球部の顧問を務め、生徒の進学、就職の相談、指導にもあたっていたが、四月一五日に行われた校舎引越のための資料、書籍等の運搬作業中、背部の異常を感じ、その後しびれが続いたものの、...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:169
  • 《解  説》
     本判決は、本誌七三三号一〇二頁で紹介した東京地判平1・12・7の控訴審判決である。事案の概要、原判決の内容及び問題点の解説について、詳しくは、右の本誌コメントを参照されたい。
     控訴人会社(原告)の労働組合は、内部で対立抗争を生じ、その結果、同一組合名を名乗る二つの労働組合が併...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:175
  • 《解  説》
     一 ここで紹介する四つの決定は、いずれも西日本旅客鉄道労働組合(以下「本件組合」という。)の内部において、主張・路線をめぐって対立する組合員相互間で争われた、中央委員会・代議員会の決議の効力や組合大会への出席義務等に関する仮処分申立てについてのものである。
     本件組合は、申立外...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:178
  • 《解  説》
     一 事案の概要
     本件は、東京地判平2・3・28本誌七四三号一六〇頁、金法一二八一号二八頁の控訴審判決である。
     Y(被告、控訴人)が、A(本件判決では「ユーザー」と呼んでいる。)に対して住宅資金を融資し、これについて住宅販売会社であるBが連帯保証し、さらに右連帯保証債務を被担...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:186
  • 《解  説》
     一 X(被控訴人・附帯控訴人)は、Y(控訴人・附帯被控訴人)に雇用されていたものであるが、Yが、Xに対する賃金の支払いについて、昭和五七年一月から、それまで月額一九万四〇〇〇円であった基本給を月額一四万円に減額して支給するようになり、更に、昭和五八年四月にはこれを一一万五〇〇〇...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:195
  • 《解  説》
     一 事案の概要
     控訴人は、訴外会社所有の建物(工場抵当法(以下「法」)二条二項にいう工場に属する建物、以下「本件工場」)に抵当権の設定を受けて登記を経由していたが、セメント計量器その他の物件(以下「本件物件」)につき、法三条一項に基づく目録(以下「三条目録」)の提出をしていな...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:199
  • 《解  説》
     一 本件訴訟の事案は次のとおりである。
     X(原告、控訴人)は東京弁護士会所属の弁護士であるが、中華民国国籍を有して台湾に居住するY(被告、被控訴人)との間において、昭和四四年八月に本件委任契約を締結した。その内容は、Y所有にかかる本件土地建物(東京都大田区所在)の不法占拠者を...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:206
  • 《解  説》
     一 本件は、Y社と共同してゴルフ場開発にかかわっていたAが、Y社に対し、①主位的に、AとY社との間にはゴルフ場建設を共同事業目的とする組合契約が成立しており、右組合契約終了後の残余財産清算金として一億円、②二次的に、Y社とAとの間には委任又は準委任契約が成立しており、右に基づき...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:215
  • 《解  説》
     本件は、Xの夫A(自殺により死亡)の友人であったYとXの姉Bとが電話で口論した際、Yが「おまえたち姉妹が(Aを)殺したようなものだ」と発言したことがXに強度のショックを与えたとして、Xが、Yに対して、不法行為(名誉毀損)に基づく慰謝料(三〇〇万円)と謝罪文の交付を請求した事案で...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:219
  • 《解  説》
     一 本件はアスピリン喘息(アスピリン等酸性解熱鎮痛剤によって発作が誘発される喘息)の患者が酸性鎮痛剤(「ボルタレン」)によるアナフィラキシー様ショックによって死亡したという事案で、原審は広島地判平2・10・9本誌七五〇号二二一頁である。
     昭和五六年八月、当時四二才であったA女...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:221
  • 《解  説》
     一 事案の概要は以下の通りである。
     Aは昭和五五年当時五八歳であったが、胆石症の治療のため被告Yが運営する国立病院医療センターに入院し、六月六日に第一回の手術を受けて胆石を摘出した。しかしその後急性膵炎を発症し、病状が悪化したので、Y側では同月一二日に腹膜炎との診断で二回目の...

    引用形式で表示 総ページ数:29 開始ページ位置:225
  • 《解  説》
     一 本件の事実の概要は、次のとおりである。すなわち、抗告人Xは、前夫Aと昭和六二年一月協議離婚し、Aとの間の長男、長女を引き取って養育していたが(その後、長男は前夫の実家に引き取られ養育されている。)、妻子あるBと情交関係を結んで妊娠し、事件本人(養子となる者)Zを同年一二月七...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:253
  • 《解  説》
     一 遺産分割審判は、家事審判実務中、最も困難な部類に属する。家事調停前置主義(家審一八条)が採られ、相当数の割合で家裁調査官の事実調査に付されて、長期にわたる調停手続がされることが多いが、単なる経済的な対立だけでなく、過去の被相続人による共同相続人間の親疎の取扱いを含んだ対立・...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:256
  • 名古屋高金沢支平3.3.26判決

    《解  説》
     本件は、日本共産党員で赤旗新聞の販売員であった被告人が深夜通行中の被害女性Hに抱きつき無理やりその乳房を弄んだという強制わいせつの公訴事実について、被告人は、たまたまHを追い抜こうとして同女の背後に近づいたとき、突然同女から悲鳴を上げられたことに驚き、トラブルに巻き込まれるのを...

    引用形式で表示 総ページ数:25 開始ページ位置:260
  • 《解  説》
     本件は、暴力団組員である被告人が、兄貴分である共犯者Aと共謀の上、アパートの被告人方居室にけん銃合計二六丁と実包二七一四発を隠匿して所持していたとして起訴された事件である。Aは既に自己の責任を認めて有罪判決(懲役六年)に服しているが、被告人は、捜査・公判を通じてその関与を争い、...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:284
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