判例タイムズ

＜乱帙録＞善政

古城民也   

借地・借家法の問題点（２）

高島良一   

＜高裁判例研究１＞１　賭金代用のチケットは刑法第１８５条にいわゆる財物か　２　賭博の常習性は犯人の所為自体によっても認定し得るか

真野英一   

＜高裁判例研究１＞接吻が強制わいせつにあたる事例

高橋幹男   

＜高裁判例研究１＞名誉毀損の幇助犯が成立する一事例

佐藤千速   

＜高裁判例研究１＞輸出入管理の対象となるべき支払手段たる通貨の範囲

伊達秋雄   

＜高裁判例研究１＞刑訴２６６条の決定の性質

戸田弘   

＜高裁判例研究１＞酒税法第２条第１項にいわゆる飲料に該当する事例

江碕太郎   

＜高裁判例研究１＞遅滞なく日本銀行に寄託しないで所持していた米軍票と没収の可否

荒川省三   

法における因果関係（２）

西村克彦   

＜保全訴訟雑感１６＞音（おと）

三宅正雄   

訴の変更許さずとする裁判について

三好達   

＜続・弁護士の弁＞濫訴と弁護士

安田幹夫   

最高裁一小法廷昭32.11.14

権利能力のない労働組合に対する脱退組合員の財産分割請求権

最高裁三小法廷昭32.12.3

建物の朽廃した場合と建物賃貸借の終了の有無

最高裁二小法廷昭32.12.6

不動産所有権確認の訴において原告敗訴の判決が確定した場合と被告の所有権確定の有無

最高裁三小法廷昭32.11.26

第三者からする錯誤による意思表示の無効主張の許否

最高裁三小法廷昭32.12.10

無断転貸終了後における解除の許否

最高裁一小法廷昭32.12.19

１　いわゆる無記名定期預金債権の性質　２　無記名定期預金の債権者の判定　３　無記名定期預金の債権者でない者が単に届出印鑑のみを使用してなした相殺の効力

最高裁一小法廷昭32.12.19

他に連帯保証人がある旨の債務者の言を誤信して連帯保証をした場合は要素の錯誤か

最高裁三小法廷昭32.12.24

１　合意解除の場合と原状回復義務の存否　２　原告（買主）が法定解除を主張し民法第５４５条により前渡代金の返還を請求している事案において法定解除が認められず合意解除が認められた場合と右請求の当否

東京高裁昭32.11.18

商法第２６１条、第２５８条によって、裁判所が株式会社の代表取締役の職務代行者を選任した場合、これに対する不服申立の適否

東京高裁昭32.12.11

多数当事者の時効の援用

東京高裁昭32.12.24

会社更生法における代理委員の権限

東京高裁昭32.12.25

水産協同組合法の制定に伴う水産業団体の整理等に関する法律の施行が水産業の助成を目的とする民法上の組合に対して如何なる影響をもつか

東京高裁昭32.12.25

船員保険法第５０条第３号の「職務上の事由により死亡したるとき」の意味

東京高裁昭33.1.23

親権者父とその子と利益が相反するが、親権者母とは利益相反しない場合に特別代理人が必要か

東京高裁昭33.1.24

慰藉料額算定に斟酌した資料の挙示

東京高裁昭33.1.24

抗告理由として他の文書を利用すること

東京高裁昭33.1.30

提供なくして供託しても債務を免れ得る事例

東京高裁昭33.1.16

自首の成立を認めた事例

東京高裁昭33.1.16

関税法第１１０条第１項第１号前段と同第２号との関係

東京高裁昭33.1.18

１　自動車運転者が狭隘な道路の曲り角を通過するにあたっての業務上の注意義務　２　自動車運転者に対する業務上傷害罪の成立と被害者の過失との関係

東京高裁昭33.1.23

１　被害者が「死にたい」「毒薬を買って来て飲ませてくれ」といったことがあったとしても、これをもって殺人の意思表示と認めることができないとした事例　２　被害者の真意に出た殺人の嘱託でなかったのに被害者から真に殺人の嘱託を受けたと誤信してこれを殺したものと認定した事例　３　被害者（尊属）の真意に出た殺人の嘱託でなかったのに、被害者から真に殺人の嘱託をうけたと誤信してこれを殺した者の刑事責任

大阪高裁昭32.8.13

和解調書による抵当権設定後当該抵当不動産を譲り受けた者と民訴第２０１条の適用

福岡高裁昭32.11.19

１　義務履行猶予期間内の競落と同期間後における抗告審の措置　２　競売を取り下ぐべき契約と民訴第６７２条第１号

福岡高裁昭32.11.28

株式会社の最初の取締役及び監査役の任期の起算日

福岡高裁昭32.12.24

非法人社団と民法第５３条第５４条の類推適用

福岡高裁昭32.12.26

再審の訴とその被告

福岡高裁昭32.10.19

各犯罪の間にある罪につき確定裁判を経たものがある関係により２個以上の懲役又は禁錮の刑に処しそのすべての刑に再度の執行猶予を言渡す場合、右裁判の刑は合算して１年以下であることの要否

福岡高裁昭32.12.10

自動車の無謀操縦となるべき運転の一事例

福岡高裁宮崎支部昭32.12.24

虚偽公文書作成罪とならない事例

仙台高裁昭32.4.15

日常家事の範囲を越えた妻の代理行為と夫の責任

高松高裁昭32.11.15

所有権留保約款附月賦販売契約に基き買主が売買目的物件を占有使用する場合の法律関係

東京地裁昭32.8.9

土地の無断転貸が解除原因にあたらない場合には、転借人は転借権をもって賃貸人に対抗し得る

東京地裁昭32.10.10

家屋の無断転賃が解除原因たる不信行為とならないとされた事例

東京地裁昭32.10.11

内縁関係の解消には正当事由を必要としない

東京地裁昭32.11.14

管轄のない裁判所が公示催告の公告をした場合の不服申立の許否

法制局意見　１　教科書の著作権者と発行者との間の出版権設定協定の効力に開し紛争のある教科書の発行指示について　２　年金恩給の過誤払金の返還請求権の消滅時効について　３　法人が指定納税地に本店所在地を移転した場合の納税地指定の効力について　４　東北開発株式会社の理事は他の株式会社の取締役との兼職できるか

慶谷淑夫   

東京地裁昭33.3.19

登記官吏に対する異議申立事項

東京地裁昭33.3.26

行政行為と表見代理

東京地裁昭33.2.28

手形割引金の支払が未済であるとの人的抗弁につき所持人の悪意が認められた一事例

東京地裁昭33.1.13

１　会社が合理的な期間内に株券の発行をしない場合における株式の譲渡　２　取締役の選任を議長に一任する旨の決議の効力

東京地裁昭33.2.7

宗教法人法第８５条と宗教上の役職員の任免の効力に関する訴訟の裁判権

東京地裁八王子支部昭33.2.28

借地契約の合意解除と借地上建物の借家人の敷地使用権

札幌地裁室蘭支部昭33.2.27

包括一罪の一部についての二重起訴

高知簡裁昭32.12.27

自転車の無灯火運転と故意