判例タイムズ

＜法廷の窓＞法廷等の秩序維持に関する法律について

山野鵜   

＜乱帙録＞寛容

古城民也   

執行関系訴訟の実務上の諸問題（２）

近藤完爾   

最高裁判所判例にあらわれた法令違憲論

大島笙   

＜続・弁護士の弁＞石坂先生ほか

安田幹太   

実務修習と修習生ー近藤判事・民事実務修習覚書を読みてー

長島安治   

減刑令１条２項の違憲性についての反論

長島敦   

＜判例研究＞外国人登録不申請罪の性質（公訴時効の問題）

伊達秋雄   

続・法務総裁意見　１　公法通則　２　行政行為　３　公務員　４　警察法　５　その他

慶谷淑夫   

最高裁三小法廷昭27.6.27

食糧確保臨時措置法第７条による農業計画の指示と主要食糧農産物の供出義務

最高裁二小法廷昭27.7.4

労使双方の合意に基く就業規則の条項に違反、労働組合の協議を経ないでなした就業規則の改正の効力

最高裁二小法廷昭27.6.27

１　夫婦の一方が他方の罪を摘発する行為と旧民法８１３条５号　２　夫婦の一方が他方の家庭用の秘事を摘発してこれを罪におとすことは、その名誉もしくは面目を著しく毀損するものであって、改正前の民法８１３条５号の重大なる侮辱にあたる

最高裁三小法廷昭27.6.17

相手方不在廷の場合における準備書面に記載もなく写の送達もない書証の提出

最高裁二小法廷昭27.5.31

代用監獄である警視庁管下の警察署に在監する被告人に対して起訴状謄本を送達するにあたり警視総監宛とした場合の適否

最高裁二小法廷昭27.6.6

暴行によらない傷害罪の一場合

最高裁大法廷昭27.6.18

刑訴２２８条２項の合憲性

最高裁三小法廷昭27.6.24

失火及び過失致死罪における過失の一事例

最高裁三小法廷昭27.6.24

死体損壊罪と同遺棄罪の２罪が成立する場合

最高裁大法廷昭27.6.25

憲法３８条３項にいわゆる本人の自白の意義

最高裁三小法廷昭27.6.26

刑訴４１１条にあたらない一場合

東京高裁昭26.11.14

特別事情ありとして、仮処分決定の一部取消を認容した事例。

東京高裁昭26.12.19

財団法人評議員の書類、帳簿閲覧、騰写権

東京高裁昭26.12.22

労働者より使用者に対し、労働基準法にもとずく災害補償金の請求をなすにつき、労働者としては労働基準監督署長の補償金に関する審査若くは仲裁に不服はなく、しかも使用者からも該審査若くは仲裁に対して審査会に敢て不服の申立をなさない場合においては、右審査会の審査又は仲裁を終ることなく、直ちに民事訴訟を提起することができる

東京高裁昭26.12.22

民法第６２条、第６４条に違反し社団法人の役員を選任した総会の決議の効力。

東京高裁昭26.12.28

債務の履行につき遅滞の責あるものは、右履行を遅滞している間に生じた事情の変更を理由として契約の解除をすることを許されない。

東京地裁昭27.5.1

新聞記事による名誉の侵害

東京地裁昭27.5.27

書面の真否確定の訴における確認の利益

東京地裁昭26.9.1

無記名定期予金債権の法律上の性質

東京地裁昭26.9.3

鋼材の引渡を請求し、同時に予備的請求としてその引渡不能の場合の損害賠償を訴求しうるか

東京地裁昭26.9.5

アパー卜管理人の権限の範囲　アパート管理人の不法行為とアパート所有者の使用者責任の範囲

東京地裁昭26.9.8

建物の接収解除と従前の賃貸借契約の効力

大阪地裁昭26.10.10

国鉄と職員との関係は私法関係であるが定員法による免職は行政処分である。

大阪地裁昭27.3.20

１　滞納者が死亡した場合と滞納処分続行の適否　２　公売処分における売却決定の性質