最も長い歴史をもつ判例実務誌
1 民事上の法律行為(解雇)の効力の判定の基準時 2 昭和25年7月18日付連合国最高司令官の内閣総理大臣あて書簡は、公共的報道機関にとどまらず、その他の重要産業(化学工業を含む。)から共産党員またはその同調者を排除すべきことを要請する連合国最高司令官の指示を含むか
1 民法第715条第2項の「使用者ニ代ハリテ事業ヲ監督スル者」の意義 2 民法第715条第2項の「使用者ニ代ハリテ事業ヲ監督スル者」にあたらない事例
1 郵便私書箱あての送達と補充送達の有無 2 裁判所の所在地に住所等を有しない当事者が、いわゆる送達受取人等の届出をなさず、右当事者より便宜上送達を受くべき場所として、裁判所所在地外の郵便私書箱ついて上申のあった場合、右私書箱にあてた送達と民訴法第170条第2項による送達の有無
債務者第三者間の所有権移転登記が、強制執行を免れることを目的とする仮装譲渡としてなされた場合、債権者は代位権の行使により右登記の抹消を求め得るか
1 検察官のいわゆる冒頭陳述は、情状に関する事項も含むか 2 検察官のいわゆる冒頭棟述が、検察官手持の証拠では証明することができないものであった瑕疵は、冒頭陳述の訂正によって治癒されるか
1 県政の広報宣伝のため発行する「県政だより」なる冊子に、県知事選挙に際し、立候補を決意した県知事名義で掲載した挨拶文と、選挙運動のため使用する文書 2 県総務部広報課長又は同課広報係長が、県政の広報宣伝のため発する「県庁だより」なる冊子に、県知事の選挙運動のため使用する拶挨文を執筆掲載し又は頒布することと、刑法第35条
1 銃猟の場所が、銃猟禁止区域に属することを知らなかったことは狩猟法違反罪の故意を阻却するか 2 銃猟の場所が、銃猟禁止区域に属することを知らなかったことにつき過失があった場合と狩猟法違反罪の成否
1 一部上告の場合、最高裁が「原判決を破棄し本件を原裁判所に差し戻す」とした主文を如何に理解すべきか 2 被告人控訴と不利益変更禁止
商標法32条1項(旧法9条1項)に相当する規定のなかった当時における未登録商標使用者の権利と「のれん分け」の場合の分支店の商標使用権
手配中の被疑者とみとめるにつき警察官の払うべき注意義務 弁護士が誤って警察署に同行を求められたことに因り県の賠償責任が認められた事例