いわゆる任意弁護事件において、被告人から弁護人選任の請求があったのに、その許否を決することなく、弁護人の出頭がないまま、公判を開廷して審理した違法ありとして破棄された事例
1 手形振出行為が地方自治法第96条第1項第8号にあたるとされた事例 2 地方自治法第96条第1項第8号にあたるに拘らず所定の議決を経なかった手形行為の効力 3 村長の当該手形振出につき村議会の議決を経たものと信ずべき正当の事由がない事例
新株発行があった後提起された増資に関する株主総会の決議および取締役会の決議の各不存在確認の訴について確認の利益の存否が争われた事例
一定金額の債権担保のため不動産に抵当権を設定すると共に債権者の選択により債権全額の弁済に代えてその不動産の所有権を債務者に移転する趣旨のいわゆる代物弁済一方の予約を締結した場合において一部返済があったときは、債権残額と目的物の価格とが客観的にみて権衡を失するに至った場合は債権者は代物弁済予約完結権を失う趣旨と解すべきである