1 刑事訴訟法第315条の2但書の異議がないときの意義 2 公判調書に前同条の異議がない旨の記載がない場合、その旨の陳述があったものと推定することができるか
同族会社のした指定寄付金についても、行為又は計算の否認をすることができるか。 2 同族会社のした指定寄付金を計算否認できる場合と行為否認できる場合について。 3 同族会社のした指定寄付金を計算否認する場合に、法人税法施行規則第7条を適用することができるか。
所得税審査請求を棄却した決定理由が違法であっても、抗告訴訟において主張された別の理由により原決定が終局適法である場合には、その効力を否定することはできない。
1 検察事務官作成の供述調書中数頁に互り契印を欠いている場合供述調書につき証拠能力を認めた事例 2 共犯者中に公文書無形偽造の認識はあったが、公文書有形偽造の認識を有しなかった者に対し、なお公文書有形偽造の故意の責任を負うものとした事例
納税義務者の意思とは無関係に他人が提出した所得税確定申告書にもとづき、かつ当該申告の目的となった所得が申告者の所得として存在しない場合になされた更正処分を他の事情により有効と判定した事例
1 土地区画整理による換地処分の認可と農地の変質 2 都道府県知事の許可を条件として賃貸された農地が後日宅地化された場合、右賃貸借の効力