1 基本たる強制執行の停止と照査債権者のための執行の続行 2 照査手続前に指定されていた競売期日において照査債権者のため競売を実施することの適否
係争物に関する仮処分決定に対する異議事件において、本案訴訟の確定判決に基く強制執行手続の完結したことを理由に、異議申立の利益が消滅したものとし、結局仮処分決定を認可した事例
増改築等を地主の承認にかからしめる契約条件の効力。右契約条件は借地法第11条に所謂借地権者に不利益な条件に該当するか。
共同相続が行われた場合、遺産分割の登記前に共同相続人の1人の債権者が共同相続人等の法定持分についてなした代位登記は、たとえそれが遺産分割の協議成立後になされたとしてでも、有効である。
訴訟において一方の当事者が他方の当事者の名誉を毀損するような主張または供述をしたときの不法行為としての名誉毀損の成立の有無
1 昭和27年政令第127号第4条第2項にいわゆる「所持する軍票」とその所持するに至った法律上の原因 2 同政令同条同項にいわゆる「遅滞なく」の意義 3 軍票不寄託の意思が当初から明白な場合と同政令同条同項違反罪の成否
1 債権譲渡に伴い譲渡人は譲受人に対して譲渡人に代って債権譲渡の通知をすべき権限を当然に与えたものと解することができるか 2 債権譲渡の通知は債権者代位権の目的となりうるか