1 たとえ会社及び株式引受人等において、株式を表彰させる証券たらしめる意思を有している場合でも、商法の規定を無視して株券と同一効力を有する有価証券を認めることはできない 2 商法第204条第2項の「株券の発行」の法意
約束手形の裏書人が一旦なした自己の裏書を抹消し、自巳の前者のなした白地式裏書のみを存せしめて、引渡により譲渡した場合と裏書の連絡
中小企業等協同組合法において、法令または定款に違反する行為をした理事の、第三者に対する損害賠償義務とその範囲についての一事例
共同占有者の1人が他の共同占有者の意思に反して占有物を自己の単独占有に移したときは、被侵奪者たる共同占有者は、占有回収の訴によりその物全部の返還を請求することができる
1 個人の氏名を合資会社の商号とした場合において、取引の相手方が会社ではなく個人であると認定した事例 2 貨物引換証との引換によらないで運送取扱人から運送品の引渡を受けた荷受人に対し、運送取扱人に対する損害賠償義務を認めた事例
1 競売延期申請の合意と民訴法第672条第1号 2 競売申立人その他の利害関係人が、その申立または手続に関与する当時において、その法定代理権または代表権限を有する限り、その後これを欠欠するに至っても、これら利害関係人の申出により競売機関が了知しない限り、これがため当然競売手続は中断し、若しくは無効となるものでない。
公判調書の記載の正確性に対する異議に関しなした更新後の裁判官の意見が違法であるとの主張を排斥した事例 裁判官の意見を調書に記載する理由