民法応急措置法施行前、父の分家により子のために後見が開始し、親族会によリ選任された後見人がある場合、同法の施行により右後見は終了するか
商人が同業者たる他の商人に対しその営業の部類に属する取引につき仲介あっせんをして取引を成立せしめる場合は、他の商人は多くこれに信頼するのが通常であるから、この信頼を裏切ることのないよう慎重に事をすすめる注意義務がある。
管轄の有無に争いがある場合において管轄を定める事実が請求を理由あらしめる事実と一致するときは、原告は、とくに管轄を定める事実を証明する必要がないか。
1 滞納処分による差押登記ある不動産につき強制競売の申立があった場合、裁判所は競売開始決定をし、競売申立の登記記入を嘱託し、もって差押の効力だけを保持せしめた上、尓後の手続を停止するのが相当である。 2 登記官吏は右登記の嘱託を許可し得ない。